うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

SOL Escape Lite Bivvy

マットをシュコシュコし始めて5分くらいでしょうか、パツパツに膨らみましたので、今度はシュラフを広げます。と、言いたいところなんですが、羽毛シュラフですとロフト嵩増しの為に必要かと思いますが今回持ってきたのはEscape Lite Bivvyなのでそんな必要はありません・・・。

 

あ、

 

なんだかまた長々と妄想の続きを始めてしまいそうなので今回はこれくらいにしておきましょうかね。今回はそんなシュラフのお話になります。

登山ではコチラを使っております。

ukkarisangakubu2.hatenablog.jp

コレの特徴はここに書いてあります通り撥水外皮撥水内臓といったところでしょうか。じつはうっかりのこのブログの数ある記事の中では1、2を争うくらいこの記事は読まれているようで検索キーワードやら注目記事などでは常にコレがヒットしているようです。確かに山の上で使うにはとても使い勝手が良いシュラフです。まぁ厳冬期3,000mとかでは絶対に使えないものではあるのですが、2,500mくらいでマイナス5℃~10℃くらいまでであればなんとかなるレベルでした。(個人差アリ)

 さてと、これを自転車旅で使えるかどうかというところですが、サドルバッグに入るのであれば春先、初冬では出番があるかなぁと想像しております。あくまで想像です。

 

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フロントバッグに入れてみましたらこんな感じ。やっぱりデカイですね。

 

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無理くり入れてみて入るには入るのだけどちょっと無理がありますかね。とはいえこのフロントバッグの容量は12.4リットルでサドルバッグは18リットルなのでサドルバッグにてなんとかなりそうです。なので春先初冬の平地、夏の高原あたりではこのシュラフの出番がありそうですね。

平地の初夏~晩秋あたりではオーバースペックのような気がしたのでココを埋めるのに何かないかなーと模索しておりました。

 

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前に買ったこのEmergency Bivvyも緊急用にと登山時にはまだ持ち歩いておりますが、甲武信ヶ岳にて実際試しに寝袋として使ってみたところ透湿性ゼロの為、来ていたダウンジャケットがびしゃびしゃになってしまいました。その時はこりゃイカン!ってことで急遽ダウンシュラフに替えましたが、実はコレ、透湿性のあるEscapeBivvyと間違って買ったものでして全く持ってうっかりもいいとこですね。

そこで今回ハタ!と思ったわけです。EscapeBivvyがあるじゃないか!と。そしてマットもextremeに振ったのであればシュラフもextremeに振ってしまえ!とばかりにLiteの方にしてみました。

 

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SOL Escape Lite Bivvy

 

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これまた・・・、小さいっ・・・・。

 あ、またまた喜び汁が・・、分泌されてしまいました。しかも軽~い。

 

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あー・・・。スタッフバッグがパツパツタイプだ・・・。収納大丈夫かなー。

 

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広げてしばらく寝てみました。思ったよりソフトな生地なのでそんなにカサカサ感はありません。ナイロンというより紙といった感触なのでこれは確かに蒸れなさそうな気がします。おそらくEmergencyよりは全然マシでしょう。

 

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ジッパーもない。extreme感満載です。うっかりの体型が小柄だからというのもあると思いますがゆったりとしたサイズなので普通に入れました。Liteはノーマルモノに比べて足元にマチがありません。このあたりどうかなーと思ったのですがゆったりサイズがゆえとくに窮屈な感じもなく全く問題ありませんでした。

 

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足元からロールアップするかのように空気を抜きながら畳んでいきますと、

 

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出荷状態よりコンパクトになりました。スタッフバッグもスカスカなくらいになりましたので収納も問題なさそうです。これは嬉しい。

 

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さ、試しにオストリッチF-104フロントバッグに入れてみました。テント(本体のみ)とマットとシュラフ(3種の神器)がすっぽりと納まりました・・・。喜び汁がじゃぶじゃぶ出てきました。これでテントポールをどうにかしたらフロントバッグだけでいけんじゃね?とまたまたextremeな発想にまで及んでしまいました。んー・・・ここまでとは。逆にサドルバッグデカ過ぎたかなーといったことが頭をもたげてしまいました。

 

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重さを測ってみました。マットとシュラフ合わせて423g。ここまでくると登山でも使ってみたくなりました。やっぱり軽さは正義なんでしょか。軽さというよりこのコンパクトさにうっかりは打ちのめされてしまいました。

なにはともあれ、ここ2回に渡ってマットとシュラフのことを書いてみましたが、うっかりの中でも自転車テント泊の旅に現実感が出てきており、はやくあの妄想のように旅に出たいなーという思いがさらに激しくなってまいりました。