うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

トレックライズ0

 

ここのところテント泊のことしか頭にありません。なぜゆえに私をここまで掻き立てるのでしょうか。やはり高い所で山肌を紅く染める夕日を眺め、満天の夜空を見上げ、雲海とともに朝日を拝む。おそらくですがただそれだけの為だと思われます。テント、シュラフ、マットを手当たり次第に探りをいれておりまして、候補に挙げては取り下げ、挙げては取り下げを繰り返しておりました。

まずは最も利用者が多いと思われるド定番もののmontbellのステラリッジを基準として国産しっかり系、海外UL系、ワンポールモノまでさまざまなメーカーのものを見てきました。そしてそれぞれを使用されている方のレビューなどを見ていくとおぼろげではありますが大体のテント界が見えてまいります。それぞれに一長一短があり、デニールの厚さがあり、メッシュの比率が・・・とさまざまな視点で比較をしておりました。これはこれでこの時間も楽しくもありでしたが、これをこのまま続けていくと私の場合満腹状態になり、結局買わないといったことになってしまう恐れもある為、自分自身のスペックも鑑み、ある程度方向性を決めていくことにしました。

先ほども書いた通り私の目的は夕日を眺め、夜空を見上げ、朝日を拝むということですので、ステラリッジとエアライズが立ち並ぶところに奇をてらったデザインのテントを張って悦に入るといった気持ちはさらさらなく、むしろこれだけ利用者の多い実績のあるステラリッジを買っておけば間違いないだろうとさえ思えます。それだけ日本の気候に合っており使い勝手もいいのでしょうから。ですのでデザイン面は切り捨てました。MSRとか格好良かったんですけどねぇ・・・。

じゃぁステラリッジかエアライズとなるところですが、昔のステラリッジは長辺側に出入口があったと思うのですが今のは短辺側にあります。風に強いからといった話もありましたが、私の好みは長辺側ですのでステラリッジとエアライズは候補から外しました。実際の使い勝手はどうかはわかりませんがスッと出られる長辺側の方が良いような気がしております。

そこで登場したのがアライのオニドーム1。これは軽いし長辺側だし前室も広そうだしで、もうこれしかないのでは?とも思えましたが、部屋がまっすぐ長方形じゃない。いや、長方形じゃなくてはならない理由などはないのですがやはり初めての山岳テントはまっすぐ長方形から始めようとなにやらわけのわからない衝動にかられてしまい、結局私が選び出したのはコチラになります。

 

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アライテント トレックライズ0

実績と軽さと長辺側で長方形。まずはコレから始めてみようと思います。早速部屋でおっ立ててみましたがとても簡単ですね。まぁ実績のあるとこのですから当たり前ですが。初心者にはこの「当たり前」がいいのだと思います。

 

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いやぁ細いですねぇ。寝てみましたが小物は縦に並べる感じになるようですね。

 

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size表記が「究極の一人用」というのがなんだか嬉しくもあり新鮮です。

 

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アライテントは本体シートの縫製部分には防水加工がされておらず、付属のシームコートで自分で防水加工を施す必要があります。どうやらアライテントを買った時の儀式らしいです。

 

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一時間ほど乾かして念のためもう一度塗り込み二時間ほど乾かして終了。

 

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パッキングして実際私のザックの中に入れてみました。工夫すれば私の40ℓザックでもなんとかなるかなとは思いますが、まだシュラフもありますしマットもあります。私のスペックからすると出来れば40で行きたいところなんですけどねぇ。

 

後日、実際に使ってみた感想はコチラ