うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

初テント泊で見えてきたこと(テント編)

f:id:ukkarisangakubu2:20180311204758j:plain
私が所有しているのはトレックライズ0ですが、今回のテント泊での使用感を書いてみようと思います。

 

f:id:ukkarisangakubu2:20171123170141j:plain

究極の一人用というだけあってホントのホントのホントに一人用です。

重なって寝れば二人でも(笑)

 

f:id:ukkarisangakubu2:20180311204838j:plain

室内はこのような感じとなっておりまして、必要なものはザックから出して縦一列に並んで頂かないと寝れません。マットの幅が50cmほど、テントの幅が80cmですので30cmしか余地がありません。とはいえ、これでもう少し広かったとして使い勝手に差が出るかというとあんまりないように思いました。

つぎに私自身の快適具合といいますとテントに慣れていないということもありますが、窮屈感は確かにありました。着替えるのが億劫になるくらいの窮屈感といいましょうか。が、しかし座って調理して食べて寝るだけですからね。あとは寝しなにスマホもいぢることも出来たし本だって読もうと思えば全く問題なくできます。とはいえ私の身長は165cmと小柄だから言えることかもしれません。これが身長180cmとかになるとこれはこれで話は違ってくるかもしれませんね。テント自体の重量差を考えるとそんなに差のないトレックライズ1でもいいかもしれません。とはいえ「究極の~」ですから、私はこのサイズ感が非常に気に入りました。

一方の設営や撤収のやりやすさやフライの開け閉めといった使い勝手ですが、さすがにアライテント、本当に何もかもスムーズでなんのストレスもありませんでした。これには本当に驚きました。疲れて現着して設営といったシチュエイションとなるところで簡潔に設営できて、適度な広さの前室と、フライや入口を束ねて開けっ放しにする際の留め方とかホント良くできてるなーと感じました。

今回使用時の気温は夜で外気温マイナス5℃、室温は0℃ほど。そして明け方は外気温がおそらくマイナス10℃ほどで室温がマイナス5℃でした。そんな中、激しい結露を覚悟しておりましたので濡れてはいけない物は防水バックに入れたり、ザックにもビニール袋を掛けたりして対策していたのですが、これが拍子抜けするくらいほとんど結露がなく、非常に快適でした。

 

f:id:ukkarisangakubu2:20180311205504j:plain

そして敢えてネガな部分をピックアップしてみますと、まずはコレ。紐が短いように思いました。今回の様にペグ止めできるテント場であればこれでいいのですが、岩とかにくくりつける場合には長さが足りません。

今回一か所だけ試しに岩にくくりつけてみましたが短くてテント直下の位置に岩が来るようになってしまいました。これだと意味がありませんね。

 

f:id:ukkarisangakubu2:20180317192910j:plain

そこでこの細引きに替えて岩にくくりつけてイイ塩梅になりました。このNimoの細引きは

 

f:id:ukkarisangakubu2:20180317193003j:plain

このように光を当てると反射するようになっておりますので混み合うテント場ではヘッデンに照らされて目立つので他の人のつまづき防止にいいかもしれません。12mで自在が4個ついてますので3mに切ってテン泊から帰ってきてから全部これに交換しました。細くて丈夫そうですのでほんの少しでも軽量化にもなるかと。

 

f:id:ukkarisangakubu2:20180319232905j:plain

あとは前室が意外と狭いんですね。試してはいないのですがフライについている輪っかをそのままペグに直結すると靴をテント本体スレスレに縦並びで置かないといけないのではないかなと思います。そこで前室を広くするためにフライを固定する為のペグを本体から離れた位置に設置して100均で買ったゴム紐を長めの輪っかで留めました。そうしますと靴が横に揃えて納まるようになります。(若干つま先は外に出ますが・・。)ただでさえ究極の一人用の室内に靴を入れる気にはなりません。

 

いやぁ・・・。アライテント恐るべしですね。このド定番と言えばド定番のこのテント、さすがだなぁと感心しきりです。これ買ってよかったぁと心の底から思いました。