先週の筑波山で体を作り、今回は笠取山にテント泊に行ってきました。相棒のテント泊デビューで「ライト目にね。」とのことでしたので笠取山から唐松尾山に縦走して下りてくるルートをプランしてみました。関東地方は直前で梅雨入り宣言とのことで雨の合間を縫っての山行となりましたが2日目は雨だった為、無理をせず黒槐尾根を下山しました。
笠取山での見どころとしましては、エゾハルゼミの声、まっすぐ山頂に伸びる登山道、シャクナゲ、小さな分水嶺、多摩川最初の一滴が見られる水干といったところでしょうか。さてさて、今回全て見ることができますでしょうか。
6月9日 Day1前編
中川橋の駐車場に駐車して作場平の登山口へ40分ほど歩きます。作場平にも駐車場はありますが将監峠登山口へ下りる予定でしたので下山してから作場平までは遠いなぁということで手前に駐車しておきました。
エゾハルゼミがヒリヒリと鳴く中歩いて行きますと、道に当人が。いきなり見どころの一つが見ることができました。このエゾハルゼミの声を聞くと梅雨そして夏がやってきますね。比較的標高高めのとこにしかいないからかこの声を聞くと涼しく感じます。
作場平登山口へ到着しました。ここからはヤブ沢峠へ向けて歩いて行きます。
エゾハルゼミと小鳥のさえずり。そしてヤブ沢のマイナスイオン。いやぁ気持ちがイイっ!
苔もみどりみどりしてますねぇ。私は苔がとても好きでして、ついつい撮ってしまいます。
鹿ものっそりと現れました。奥多摩奥秩父には本当にたくさんの鹿が居ますねぇ。ちょっと多すぎるような気がしますが・・・。
毎度のことですが木をみるととても癒されますねぇ。今の私の精神安定剤のような役割を果たしているように思います。木と苔とみどり。これは全ての要素が揃っているように思います。
そんな癒しの空間をゆっくりゆっくり歩き、そして源頭付近から急な登りになってきました。そんな急登もゆっくりゆっくりを意識して登山口から1時間40分ほどでヤブ沢峠に到着しました。
そこからは20分ほどであっさりと笠取小屋に着いてしまいます。
そんな笠取小屋にはわんさか鹿が居ました。
小屋からは大菩薩嶺でしょうか、とんがりお山が遠くに見えます。
早速テントを張って昼食をとることにしました。まぁココのテント場のキレイなこと!とても寝心地がよさそうです。翌日から雨予報だからなのかテント場には我々のテントだけ。え?ひょっとして貸切ぃ?
そしてこれが相棒のテント。アライテントのオニドームです。内部に鬼のように角が生えておりましてその部分に荷物が置け、そして角と角の間には土間があり、そこで煮炊きでき、そして軽量といったとても機能的なテントです。私も購入時にはこれと迷いに迷ったものです。こうやってみますとほんとイイですねぇ。
そんなテントにテントウムシ。どうもすんません。
小屋でビール一本買ってとりあえず乾杯!そして一休みしたらバルトロサブザックに必要なものを詰めて笠取山へ向かいます。to be continue・・・。