6月9日 Day1後編
笠取小屋での長い休憩をはさんで笠取山へ向かいます。笠取山へは広い高原のような場所を歩いて行きます。こののどかな感じイイですねぇ!
途中にあるこんもりとした小さい丘を登りますと小さな分水嶺という場所があります。あ、もうすでに遠くに笠取山の山頂が見えてますね。
ここ小さな分水嶺は多摩川、富士川、荒川の分水嶺でして石碑が立っておりました。富士川に行きたかったのに多摩川に行ってしまった雨もいるんでしょうねぇ。
そしてここを見たかったのです。山頂へどど~んと延びる登山道。実際は防火帯なんでしょうけどそれにしても迫力のある景色ですねぇ。
山頂付近をアップで見てみますと小さく人が登っているのが見えますね。今回はサブザックにて軽々アタックですのでそんなでもないですが、これを重ザック背負ってたらげんなりしてたかもしれません。さぁ登ってみましょう。
す、すみません、先ほどはそんなでもないとか言ってしまいましたが、そんなでもありました。ぜはぜはと息が上がっております。
相棒も頑張ってよじ登っております。
登っている最中は振り返らないようにしてましたが我慢できずに振り返ってしまいました。うっひょぉ!天気は下り坂ですがこの眺望に間に合いました。
とりあえずの山頂に到着。とりあえずというのはココ笠取山はこの急登を登りきった眺望のいい場所は山頂ではなく、さらに奥に本当の山頂はあります。
今回の見どころの一つだったシャクナゲはご覧の通り残念な感じとなっておりました・・・。今年は季節が早いようですね。
と、思いきや、ありました!ギリギリセーフです。通りがかりのお姉さまがたのお話ですとアズマシャクナゲというようです。いやぁシャクナゲは見てみたい花でしたので嬉しいです。
そしてココが本当の笠取山山頂です。1953m
この季節はいろいろな花が見ることが出来ますが、名前はわかりません。
このピンクのかわいい花の名前もお姉さまがたに聞いて下山するまで復唱していたのにすっかり消去されてしまいました。すみません・・・。サ、サルサ・・・サルサだんどん?
山頂を縦走する形で下りてぐるっと笠取小屋方面への巻道があるのでその道を歩いて行きます。そして今回の見どころの一つ多摩川最初の一滴の水干です。
NHKのにっぽん百名山ではここ最近は最初の一滴は見ることはないと言っておりましたが奇跡の一滴の撮影に成功しました。NHKに勝った瞬間です(?!)
笠取山をぐるっと回って一周してきました。いやぁほどよいハイキングでした。この辺りは焼け野原となって大正で植林されたとのこと。その当時の焼け野原の写真と実際の今現在をオーバーラップさせるかのように相棒が撮影してみました。
テント場に帰り、夕飯です。
今回はチョリソーでビールごくごく。ぷっはーーーーーうめーーーー!
ステーキでフルボディ赤ワインちびちびといった感じです。
かーっ!程よく疲れた体には肉ですね。
相棒はあらかじめ仕込んでおいたプルコギを湯煎で温めてライスとともにアフアフと。
そしてホイル焼きとどうやら相棒はテント泊では初日夕飯くらいはちゃんとした食事がしたいとのこと。たしかに潤いますねぇ。
楽しい宴も終わり、夜の帳が下りてまいりましたので寝ることにしました。
to be continue・・・。