うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

LOWA TICAMⅡ GT WXL

先日袋麺に対応するためにクッカー買いに神田神保町へ行ったということをココに書きましたが、その際に電撃ショックにあったことをここに書いておかないとと思いました。ちょっと長くなりますがお付き合いのほどを。

 

クッカーを買おうと思っていた店がOPENするのは10:30なんだけど10:00くらいに着いてしまい、街をプラプラとしとりました。

そしてとあるショップの看板に「LOWA」の文字が。テント泊用といいますか夏用の靴は次はLOWAのTAHOEと考えており、そして冬靴もMT.EXPERT GT EVOと考えておりましたので見に行ってみました。

店内に入りますと10畳くらいの決して広いとは言えないスペースに山道具がひしめき合っております。長辺側壁には靴が並んでおりLOWAとSALEWAがずらっと。ところが肝心のTAHOEがありません。テント泊ものとしてはTIBETとTICAMⅡが置いてありました。いかにも山やってますといった店員さんになんでTAHOE置いてないんですか?と聞いてみましたらば、TIBETとTICAMⅡとかぶっちゃうんす。とのこと。確かに4~5泊用のTIBETとテント泊だけど若干トレッキング寄りのTICAMⅡがあればまぁかぶっちゃいますなぁとも思いました。とりあえずTIBETは私にはまだまだといった感じですのでTICAMⅡを履いてみようと思い履きたい旨を伝えると足のサイズを測ってくれました。

実は店で足のサイズを測ってもらったのは初めてでしてサイズは25cmで横幅のサイズは失念してしまいましたが店員さんの話によるとどうやら私の足はとても細いらしいのです。かかとも細くておそらく国産(モンベルとかCaravanとか)の靴は全く合わないだろうとのことでした。

あいにくTICAMⅡで合うサイズがなかった為、TICAMⅡとLASTは同じとのことなのでトレッキングタイプのCAMINO GT WXLを履いてみました。履いた途端・・・

 

な、なんじゃコレは~っ!

 

 と、体中に電撃が走りました。きつすぎずゆるすぎず、あまりにもピッタリソフトフィットにて足をいろいろ動かしてみますがなんとコントローラブルなのかっ!今までの靴はなんだったのかっ!となりました。しかしただ単に小さいだけじゃないのか?と店員さんに聞いてみましたら指を上に上げて下さいと。上に上げて当たる感じはありますか?と。とくに当たる感じはないのでどうやらこれが足に合っているようです。話によると山小屋とかで靴を履くときにきゅーっと絞めている人がいますがあれは靴が合っていないとのこと。確かにこの店員さんは靴紐結ぶ時もかるーく結んでおり、こんなんで大丈夫なのか?と思っておりました。私も今の靴はきゅーっと引っ張って結んでおりやっぱり全く合っていなかったことを認識致しました。そして選び出されたのがUK6.5。今の靴は7.5ですのでワンサイズ下でございます。まぁメーカー違いなのでなんとも言えませんがワンサイズも上のスカスカの靴を履いてテント泊装備を背負ってたことなります。

サイズ在庫がありませんので後日引き取りに行くことになりますが、大事をとってハーフサイズ上の7.0と同時に取り寄せてくれるとのこと。

 

そして後日。まずはハーフサイズ上の7.0から足入れ。んーーーーっやっぱり大きいです。今履いている靴とあまり違わない感覚。ハーフサイズでこうも違うものなのかっ!そして6.5を履いてみるとCAMINOで感じた衝撃が走りました。やっぱりこのサイズの様だ。店員さんもわかっていたからなのか気持~ち「したり顔」でした。まぁこれは実際に山に行って履いてみないことにはわからないことではありますがこの店員さんを信じようという気になりました。そしてあわよくば冬靴もどうでしょ?ってな具合にMT.EXPERT GT EVOも同サイズ入れててこちらも履いてみたらさすがに冬靴はハーフサイズ上のUK7.0でした。

 

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LOWA TICAMⅡ GT WXL

重量 :793g(実測値)ちなみにMtクレストは778gなので若干重いくらいですね。

サイズ :UK6.5

アッパー :スウェードレザー

ソール :ビブラムAppTrail

カラー :ブラック×グリーン

WXL LAST

 

このWXL LASTは日本人に合わせたとか言っておりますが実はほんのちょっぴり広いってだけで決して日本人に合わせたわけじゃないとのこと。

 

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その証に取説には日本語はありません。中国語はありましたが。なんだかさみしーですねぇ。

 

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しかし心配ご無用。iwataniさんが日本語版を用意してくれておりました。

 

 

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まずは前世代モデルのTICAMからの変更点としてはこのソール。ビブラムAppTrailとなっておりMasaiではなくなっております。

 

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先端はギザギザの反り返り。ホントはクライムゾーンがついたMasaiがよかったかなぁと思ったのだけど、そんなきわっきわの岩を登るわけではないし、今の私の登山の状況をみると岩稜帯の割合ってどんだけ?というくらい少ないわけで逆に「土」に寄った「歩き」重視のこのソールの方がイイのでは?と思うようになりました。Masaiだと土で滑るといいますし。全体的にみてみるとブロックの間隔が広めで石を挟まないとのこと。これはザレたとこで効きそうですね。

 

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これが今使っているMt.クレストのソール。比較してみるとわかりますが間隔が狭くて柔らかく、土に寄ったソールだというのがわかります。

 

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まぁサイズが違うってのもありますが合わせてみるとこんだけ幅が違います。トレッキングに振ったといえどもやはり岩稜帯をも視野に入れた設計となっておりました。

 

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アッパーゴムは外側はつま先とかかと部分のみ。が、しかし、

 

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内側は全て覆われております。この特徴としては外側の圧を逃がす為だとおっしゃっておりました。冬靴のように全部覆ってしまうと馴染むのに時間がかかるし、とても圧迫感があるとのこと。この靴は歩くことをコンセプトとしている為この構造になっているそうです。

 

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Dリングの特徴としてボールベアリングのようにボールが挟まっており、滑りを良くしているように思います。

 

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そして、コレ。I-LOCKいう機能でこの状態で締め込み、

 

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倒すとロックされるという機能になります。これですと先っちょゆるゆる足首キツキツだとか先っちょキツキツ足首ゆるゆるなどと調整が簡単に出来そうです。でもまぁあんまりそんな微調整するほど神経質ではないんですけどね。

 

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そしてベロについてるX-Lacingという機能。くるっと両側から紐をクロスさせてベロを中央からずれないようにする機能になります。たしかにベロってどっちかに寄っちゃいますよねぇ。

 

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中のタグを見てみるとMade in Germanyとなっておりました。さすがヨーロッパ生産にこだわるLOWAですね。

 

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今の靴と背比べしてみるとやっぱり背が高いですねぇ。これは重いの背負ってても安定しそうです。

 

さて、長々とまたいろいろ語ってしまいましたが、これはあくまで実際に山に登ってみてどうかということですので今週末にでも慣らしに行かないとイケマセンね。重いものを背負って歩くとどうかというところはまだ先になりそうですがその模様はまたココで書きたいと思います。

 

後日のレビューはコチラ

ukkarisangakubu2.hatenablog.jp

 

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