TICAMⅡをいろんなシチュエーションで履いてみました。
デビューは慣らしを兼ねた高尾山陣馬山でした。前日までの雨で道は泥化しておりましてお試しではとてもいいコンディションでした。
こんな感じのドロドロ田んぼ状態。さすがにこれですとグリップうんぬんはないとは思いますが、濡れた硬めの土では岩稜帯寄りのソールかと思いきやイイ感じにグリップしてくれておお!っとなりました。まぁ歩き方注意してたってのもありますが。
この山行では足自体は全く問題は出ませんでしたが右踝内側前方に痛みが出ました。何かが当たっているようです。
これでした。ベロと本体の接続部にある蛇腹の折り畳みに厚みがある為、ココが右踵内側前方に当たっておりました。これはちょっときつめに紐を結んだ結果でして緩めるとこの問題はなくなりました。が、しかし緩めると下りでは足が前方に寄ってしまい指がつんのめってしまっておりました。
そこで!
このI-LOCK機能が役にたちました。足をきつめに絞めてI-LOCKにて固定、そして足首は緩めにて結ぶ。これで踝問題は解決しました。
そして、立山での岩稜帯。
もうね、本領発揮といった印象でした。吸いつくように岩にグリップ!さすがですねぇ。感心致しました。疲れて足が上がらなくなったシチュエーションで岩につまづく際にはそのグリップ力が逆に災いしてよりつんのめってしまうくらいです。
今回の立山ではベースキャンプ的山行でしたのでテント泊装備を背負っての歩行は雷鳥沢への往復のみでしたが雨で滑ることもなくガチガチのソールは重いテント泊装備もしっかりと支えてくれました。やはりトレッキング寄りの為、足首あたりは若干柔らかめの印象でした。
足に合った靴というのはこんなにも楽に歩けるもんなんですね!いまさらながら痛感しております。
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