うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

MONTURA YARU TEKNO GTX

日帰り登山用に靴を新調いたしました。10年前に買ったMt.Crestはソールも張り替えたりして使っておりましたがやはりソールは新しくなりますが内貼りなどはヘタってきており、履くたびに靴擦れを起こしておりました。よくソール張り替え出来ますよ!と謳うメーカーはありますが、まぁこれも使用頻度によるとは思いますがソールが死んだ=靴が死んだと思うことにしました。そしてテント泊用に買ったTICAMⅡでの登山靴のサイズ感とはこういうものだということを思い知らされてからはこのおっぱずしたサイズ感は堪えられなくなりました。この件に関しては以前書いたGARMONTのTrailBeastに関しても同じくですね。

 

もう、ちゃんとしたサイズの靴を買おう。

 

そう思いったったらすぐに履き比べに行って決めてきました。コチラになります。

 

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 MONTURA YARU TEKNO GTX

Size:UK7、255mm

Color:9499 グレイ/シルバー

Weight:474g

Material:アッパー:撥水スエードレザー+PUプロテック
     ライニング:ゴアテックス
     ミッドソール:EVA+TPUシャンク
     アウトソール:ビブラム シグナル(メガグリップコンパウンド)

 

TICAMⅡと同じLOWAにしようかとも思ったのだけどLOWAには私の条件に合うものがなかったためここはメーカーにはこだわらず、自分の足が細いということを知ってからはやはりイタリアもの(スポルティーバとかSCARPAなど)を中心に履き比べてみたところ、このMONTURAがビタっ!と来ました。まぁMONTURAがビタっときたというよりこのYARU TEKNOがビタっと来たというところでしょうか。

色は派手系もあったのですが色使いが私の好みではなかった為、地味ぃなグレイシルバーにしてみました。この靴は公式HPにハイキング用アプローチ用として載っています。ハイキング用で登山よりの靴という今の私の条件にぴったりな感じです。

 

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 正面から見るとすごいデザインですよねー。親指側にカーブを描くシューレース。

 

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つま先からシューレースがあり、調整が効くようになる為、ひじょーにフィット感があります。

 

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このデュアルゾーンレーシングシステムXTという名の要はシューレースのストッパーですね。LOWAにもI-LOCKという同じような機能がついておりましたが足と足首を別々に調整出来る為、とても使える機能だと思います。実際店で二通り(足ゆる足首きつor足きつ足首ゆる)の絞め方を試してみましたがTICAMⅡと同じでした。しかしこの機能は激しく履いているうちに均等になるような気がしております。ただそういうふうに絞めやすいという機能だと思っております。完全にロック出来るわけではないですからね。

 

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 シューレースはLOWAのと比較してとても細いですね。まだ慣れてないのでまぁまぁ絞めづらいです。

 

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この靴の特徴の一つとしてベロの内側が靴と一体化しており、ご覧のように海苔巻のようにクルっと巻いて甲を覆います。これも面白いデザインですよねぇ。余計な段差がない為フィット感の向上に一役かっているようです。

 

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 お店の方は結んだらこうやって脇に挟んでもイイかもとおっしゃっておりました。

 

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そして、ソールですね。やっぱりビブラムですよね。

 

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シグナルというパターンでMEGAGRIPコンパウンド使用。とても良く効きそうです。店では階段の角とかに押し付けてみたりしてみましたがTrailBeastのよりは突き上げ感はなかったように思います。おそらくミッドソールに工夫がなされているように思います。気になっていた部分だっただけにこれには期待が出来そうです。パターン中に白く見える部分はアウトソールに穴があいててミッドソールが見えているように見えますがなんとなくココに泥が詰まってとれなさそう。というか穴あいてて大丈夫なのか?

 

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そして、このクラスでは珍しいのではないでしょうか、クライミングゾーンが設けられておりました。アプローチ用ということで登り口まで歩いてそのまま岩によじ登る。そんな山行をイメージしているのでしょうか。いやーこれには驚きました。

 

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 ラバーランドと言われるアッパーを覆っているゴムもグルっと一周して強度を出しています。

 

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ん~っ・・・。硬い。コレほんとにハイキング用なんでしょか。これは完全に登山よりですね。TrailBeastと比較しても異質だとわかります。

 

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インソールとシューレースは替えが用意されており、

 

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インソールは薄め(赤)と厚め(緑)があります。薄めは足の感度重視でしょうか岩稜帯中心の山行に良さそうなんですがこれだと私の土踏まずを突き上げる感覚がある為、重荷、ロングトレイル用の厚めを使用することが多いかと思います。これだと突き上げ感はなくなります。

 

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厚みはこれくらい差があります。履いた感じは全く変わります。

 

軽さとフィット感とグリップ力と強度とホールド感。とてもテクニカルでなんだかもの凄い靴に出会えたような気がします。が、これは実際に山に行ってどうかということですのでこれから山で使用するのが楽しみで仕方ありません。

 

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これからはテント泊重登山はLOWAのTICAMⅡ、そして日帰り軽登山ではYARU TEKNOの体制で山旅に行こうと思います。

 ふ~っ・・・これでやっとサイズの合う靴が揃いました。

 

後日のレビュー記事はコチラ

ukkarisangakubu2.hatenablog.jp

 

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