年始の恒例となりつつあります富士山を見る為の登山。今回は富士山が間近で見られるということで愛鷹山に登ってみました。
まぁ、正直申しますと、
近すぎるのもなんだなと。
といった感想でございました。近すぎるがゆえ逆に富士山の大きさがそれほど感じられません。やはり富士山というのは遠くにあってデカさを感じるものなのでしょうかねぇ。
今回は帰省Uターンラッシュということもあり車は使わず、電車とバスにて登山口へ向かいました。御殿場まで電車で行ったのは初めてかもしれませんね。
御殿場からは富士急バスに乗って十里木で降りて登山口までしばらく歩きます。
最初は階段。ほんのりと雪が積もっておりましたが爪モノはまだ装着する必要はなさそうです。
途中の展望台から富士山を撮ってみました。あいにくと雲が富士山を回るようにメリーゴーラウンド状態でしたのでパーン!と見えたわけではありませんがまぁまぁの景観。とはいえ先ほども言いましたがなんだか近いんすよねー。細々とした山塊を見下ろすようにとどーん!とした絵面がやはり富士山には必要なのではないでしょうか。
平坦地という場所に到着しました。ここから先は少しだけ急になりそうなのでチェーンアイゼンを装着してみました。まぁアイゼンあるあるかと思いますがもう少し早く付けとけばよかったです。
今回初めてチェーンアイゼン使用してみましたが10cmほどの積雪ですととてもイイ感じです。がっちり噛み込んで逆につんのめりそうでした。しかし歩くにつれ靴底にチェーンがぶら下がるような感じになりなんだかピリッとしません。こういうのはガチッとしてないとなーとは思いますがまぁ簡易的なものなのでこれはこれでありかもです。
遠くに去年のこの時期に登った金時山が見えております。去年はあそこからこっちを見ていたんですよねー。ここ愛鷹山全体的に言えることなのですがあまりパーン!と開けたところがなくこういう感じで木々の合間から遠くを眺める感じです。
尾根伝いで程よい登りのあとはなだらかな雪原。
そして程なくして越前岳頂上1,504mに到着致しました。
頂上からも富士山はこんな感じです。見晴らし悪っ!です。
が
反対側に目をやりますとご覧のような高度感!駿河湾と富士市街が一望です!登って来た甲斐があるってもんです。やはり頂上たるもの高度感なしはあり得ませんです。
左に目をやりますと伊豆半島の海岸線が見てとれます。朝日がキラキラしてますねー!
人が立ってくれたので再度駿河湾。こうやると高度感が増しますねー。
コーヒー淹れて一息ついたら黒岳目指して歩き出します。最初はこのような稜線歩きですが、
次第にずどーんと降りて行きます。こうやって見ますと完全にアイゼン必要ですよねー。安全というより楽に降りれる。だから積極的に付けた方がいいですよねー。
越前岳から反対側に降りればあのギザギザに行くことが出来ますがあそこは上級者コースなので私のようなヘタレは一生無理かと。
途中にある富士見台。残念な感じですがたとえ見えたとしてもふ~んといった感じです。やはり富士山は単品じゃダメなのかなー。近いとダメなら登ったりしたらもっとダメなんでしょうかねー。今年は登って見ようと思っております。何事も経験してみないことには何も言えませんからね。
さささっと富士見峠へ降りてきました。ここから黒岳までは30分くらいでしょうか。
黒岳頂上手前に自然杉の巨木が立ちはだかります。素敵デス!今まであまり見処がなかったので今日一でしょうか。
黒岳山頂もこれといって眺望がイイってわけではなくてなんだかなーといった風情。とにかく富士山を見せておけばいい的なのが見え隠れ。
おそらく富士見峠から下は雪はないと予想して黒岳展望広場でチェーンアイゼン外します。ここもねー富士山だけを見せておけばいい的な感じ。
富士見峠から下は案の定このような感じの道でしたので外しといてよかったです。
つらつらつらーっと降りて登山口に到着。ここから愛鷹登山口バス停までは舗装路を歩きます。
ゴール!
今年1発目の登山となりました。前々から愛鷹山気になってましたが越前岳の駿河湾の眺望はサイコーでした!富士山は少しだけ引いて見た方がいいことに気づけた山行でした!