うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

雲取山に登ってきました

去年の3月に初めてテント泊で雲取山に登れなかった時の記事になります。

唐突に過去記事出してきてなんだってか?とお思いでしょう。そうなんですこの時から去年のテント泊は敗退敗退続きでいかにテント泊というのがツライものなのかを痛感した年でありました。そうですねぇ行けると思ってて行けないもどかしさといいましょうか、やはりこのネット社会、人が行ったブログとか見て自分も行けると思い込んでしまいますよねぇどうしても。そんな勘違い野郎だった私は敗退を繰り返して自分の力量というのがわかってきました。まぁ個人々々人それぞれですので詳細は割愛しますが、今年はそんな自分の力量に合ったテント泊を計画していきたいと考えています。とはいえ回数を重ねるごとに自分の体力も少なからずとも上がっているはずであとは使っている道具もテント泊に適したものを選んできました。そんな自分の今現在のスペックを測る上でやはり今回の雲取山。というわけです。

鴨沢から登って七ツ石山経由で奥多摩小屋で一泊、翌朝雲取山へ登って今回は三峯神社へ降りるルートをとりました。初テント泊の時とはプランは違いますがポイントとしては2つ

1.七ツ石山に登れるか ⇒去年は登れず巻き道選択

2.翌朝雲取山へ登れるか ⇒去年は登れずあえなく敗退

さ、今回はどうだったのかを記して行きましょうかねぇ。

 

前置き長っっ!

 失礼いたしました。では雲取山テント泊行ってみましょー。

 

■2019年2月15日(金)

一番早い電車に乗って奥多摩駅に着くのは8:03でバスは平日だと8:42発。随分と待ってしまいますが休日だと行列にいる時間帯ですよね。ところが平日だと、

 

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がらーん・・・。平日おそるべしっ!

 

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そんなガラガラのバスに乗って鴨沢で降りて登山口へ歩き出します。

 

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雲取山というと必ず出てくるこの登山口画像。どうでもいい話かもしれませんが実は私、このタバスキーが大好きでして今年どこかで丹波山村の道の駅でグッズ買いに行こうと思ってるくらいです。なんでこのタバスキー君が好きかといいますとキャラクターもいいんですがやはりなんといってもこのネーミングセンスでしょうかねぇ。丹波好きーからタバスキーでアダムスキー型て。ステキすぎます。

あ、すみません脱線してしまいましたね。

 

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そんな登山口からはゆるゆると長~い距離を歩くわけですが前回はこの長い歩きで既にへばっておりました。というかタバスキーの時点でへばっておりましたな。

 

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で今回はといいますとあっという間に堂所へ着いておりました。あれ?イイ感じに登れてる??

 

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堂所からしばらく行くとこのような分岐に出ますが去年はトラバース系の左を選択しましたが今年は右の尾根登り系を選択しました。がしかしすぐに後悔しました。調子に乗りすぎました。

 

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なんとか七ツ石小屋に到着いたしました。やはり堂所からここまではほんとツライ登りですねぇ。去年はココにすら来れなかったですからねぇ。

 

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そんな七ツ石小屋から富士山が見えておりました。今年はホントに雪が少ないですねぇ。

 

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小屋からちょっと登ったところにある水場で給水しつつ休憩します。おっと!ここで初めてのザックおろし休憩です。まぁこれはザックに助けられてるんでしょうねぇ。

 

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水場から急登を10分ほど登り石尾根へ合流して七ツ石山方面へ向かいます。

 

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今年でしたっけね?七ツ石神社が新築になっておりました。

 

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とても綺麗ですねぇ。

 

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試しに鐘をコーン!と鳴らしてみましたらとても透き通った音でございました。

 

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中には小さいかわいらしい狛犬様が鎮座されております。

 

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さ、お参りのあとは七ツ石山様でございます。本日のビクトリーロードでございます。

 

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着いたぁ!重身なので喜びもヒトシオでございます。

 

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雲取山はうっすらと霧氷でしょうか。

 

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さ、ここからは石尾根歩きです。まだまだ普通に足が動く感じです。

 

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去年はダンシングツリー手前のこのようなちょっとした登りでもヒィヒィはぁはぁでしたからねぇ。

 

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そしてそんなダンシングツリーを過ぎて、

 

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五十人平もなんとかクリアし、奥多摩小屋到着。疲労度は去年とは雲泥の差でございます。毎日オフィスビル20F階段昇降しといてよかったぁと思える瞬間でもあります。

 

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小屋番さんは留守だったので宿泊者カードに記入してテント泊代とともにこの箱に入れるシステムとなっておりました。

 

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テントを張って遠目に眺めてみる。いやぁそれにしても平日おそるべしっ!ガ~ラガラの閑古鳥。奥多摩小屋のこの状態って初めて見ました。

 

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まずはあたたか~いチャイを淹れて強風で冷えた体を温めます。

 

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そして辛ラーメンをクツクツと湯掻きます。なんでイキナリ動画?と言うなかれ、このクツクツ感を出したかったのヨ。すみませんただそれだけです。これで完全に温まりますがこの状態でシュラフにくるまります。そうしないと気温0℃近いのですぐに冷えてしまいます。

 

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お月さんが出ているので星はさほどではありませんでした。

 

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19:30に就寝。おやすみなさい。

 

■2019年2月16日(土)

やはり寒さで目が覚めました。去年よりぜんぜん暖かいのに去年より寒く感じているのはなぜでしょうか。装備は同じなのにね。1時に目が覚めました。充分睡眠は足りてるのでこのまま起きててもいいんですが何もやることもないので無理やりまた寝ました。

そして5時に起きて活動開始です。すぐにパッキングしてテントをたたみます。朝飯は前夜にアルファ米(赤飯)にお湯を入れてシュラフに入れておいたものがあるのでそれをポケットにでも入れて山頂で食べることにします。

 

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ヘッデンを灯して5時半に出発。小雲取山を過ぎたあたりで撮影できるレベルの富士山が見えてきました。(この表現てなんか不思議「撮影できるレベルの富士山が見えてきた」ん~・・・何度書いてみてもなんか変だな)

 

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最後の登り。本来は夜明けに間に合ってませんが東に雲がある為になんとかご来光は拝めそう。

 

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間に合いました。

 

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ひや~っとこの高度感。あんど開放感。

 

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遠くにはキラキラ光る雲海。

 

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ひとしきり景色を堪能し雲取山山頂に到着しました。誰もいない山頂は初めてかもしれません。平日だから?この季節だから?よくわかりませんが兎に角独り占め山頂にイイ歳こいて浮き足立ってバシバシと撮りまくります。とは言ってもどれも似たような写真なのでそのほとんどがボツなんですけどね。そんな中、南アルプスをバックにしたものをチョイスしてみました。

 

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山頂からは三峯神社へ向けて降りて行きます。雲取山荘へ降りてきましたがここまではもっさりと雪が積もっておりました。

 

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朝日を浴びて樹木が眩しく光ります。キレイですねぇ。うっとり。

 

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ちょっとした広場。おびただしい数の鹿が居たと思われます。夜中にうじゃうじゃ居るのを想像すると畏怖の念を抱きます。

 

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この子たちね。かわいいんだけど。

 

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おっと遠くに両神山が見えてまいりました。去年はあそこに登るつもりでしたが県道が封鎖されてて行けませんでした。今年は開通してくれればいいですねぇ。あ、両神山と言っても日向大谷コースではなくて八丁尾根コースの方です。

 

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ここのところ自撮りが多発してまいりました。暇なんでしょうねぇ。

 

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落ちたらGo to Hellでございます。

 

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白岩山に到着。ここまではトラバース系の危険な道が続きましたので気を抜けませんでした。ホッと一息です。

 

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なんてことない山々なんですが高度感あってとてもいいですねぇ。いつまでもボーッと見ていたいですよねぇ。チコちゃんに叱られない程度に。

 

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うぁっ!黙々と下を向いて登っててふと頭を上げるといつのまにか広葉樹に取り囲まれてました。とても幸せな気持ちになりました。

 

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霧藻ヶ峰にあったサラサドウダン。もう次へのステップを始めておりました。初夏にまた綺麗な花が咲くのでしょうね。

 

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そして今回の山旅のゴール!三峯神社へ到着致しました。

一泊の短い旅だったけどとても静かでイイ時間でした。なかなか平日に行けることはないのでこの静けさがとても新鮮でした。

去年のリベンジ成功!と言ってもいいですよね。