うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

韓国岳に登ってきました

さてさて、九州シリーズ第二弾ですけども、第一弾開聞岳はコチラ↓をば。

ukkarisangakubu2.hatenablog.jp

 

開聞岳の翌日となりましたが韓国岳に登りました。「かんこくだけ」ではなくて「からくにだけ」と読むようですね。午前中には登り終える予定でしたので午後には高千穂峰も予定に入れておりましたがこの時期の午後といえばガスも出るでしょうし場合によってはカミナリも発生しそうですので高千穂峰は後日にまわすことにしました。よって今回は韓国岳のみのレポになります。

 

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で、この韓国岳ですけども大浪池登山口から登って大浪池東側を回って避難小屋を経て韓国岳山頂へ。山頂からは大浪池西側を回って大浪池登山口へ降りるといったまぁピストンに近いコースとしました。

 

■2019年7月30日

 

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一応午後に高千穂峰へ登ることを想定していたので朝は早めに出て登山口に到着しました。登山口にはトイレと駐車スペースがありますがこの駐車スペースは平日にもかかわらず私が下山した11時頃には満車状態となっておりました。ですのでやっぱり何をやるにも朝一がイイですね。

 

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脇にはさすが火山帯らしいですねぇ避難壕も設置されておりました。

 

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公園のような道を上がって行き次第に勾配を上げて行くとゴツゴツとした道になります。さ、開けて来たので着いたかな?

 

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大浪池に到着しました。案の定ガスっておりました。まぁこれは想定内です。陽が昇ってくれば晴れると思います。ここまでは30分くらいでしたかねぇ。韓国岳に登らず大浪池をぐるっと回るハイキングもイイかもしれませんね。それぐらい気持ちがよいとこでした。

 

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池の撮影もいいんですがまだ霞んでいる為帰りに撮影しようということで早々にお鉢めぐりを開始します。これが今回やりたかったことの一つなんですよねぇ。テンション上がっていきます!

 

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乗り上げると南の方角が開けている場所に出ました。鹿児島市方面でしょうかねぇ。

 

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お!やっぱりそうですね。ズームしてみると桜島の頭が見えておりました。

 

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池をみるとまだまだガスガス。

 

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肝心の韓国岳ラピュタ状態。

 

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押せば落ちそうな岩。こういう微妙なバランスで乗っかっているだけの岩はまだまだあるんでしょうねぇ。怖いです。

 

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新燃岳高千穂峰もまだまだガスを纏っておりますがもうちょっとで晴れそうですね!ガスを纏っている姿もまたかっこいいです。

 

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所々にこのような池を望む為の脇道がありますが今はまだガスっているので直進します。濃い霧に覆われてしまった場合はこういった場所は気を付けないといけませんねぇ。柵とかないですから見えないと真っ逆さまに池に落ちそうです。まぁまぁ怖いですね。

 

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韓国岳に近くなると一旦下り、広い平らな所に出てきました。しばらく歩くと避難小屋に到着します。この時点で7:00なので登山口から1時間半くらいでしょうか。

 

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柱が傾きつつも平らを保持しているテーブルがあったのでココで朝飯としました。全国津々浦々赤飯おこわが食べられる幸せ。これ腹持ちがいいのでよく食べます。

 

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さ、これから韓国岳へ向けて登り始めますよぉ!

 

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出たっ!階段地獄!そうなんですよねぇ韓国岳までの登りのほとんどがこの階段なんです。

 

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おおおっ!階段。

 

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一段目が高っ!そんな一段目だけよじ登らないといけません。

 

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森林を超えたとこでガス帯を抜けたようですね。世の中が途端に明るくなりました。これくらい世の中が明るくなるといいんですけどねー。

 

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おーっ!高千穂峰が頭を出しましたっ!

 

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階段地獄の後は溶岩地獄です。これを登りつめれば頂上です。

 

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さ、今回のビクトリーロード!

 

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韓国岳山頂に到着!階段地獄は足上げがツライとこですが足首や膝の負担は少ないように思います。

 

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火口を覗き込んでみましたがガスっておりました。思いのほか高さがありとても怖いです。この日は風は微風程度でしたが柵もないので強風下では気を付けないといけませんね。しばらくはもう少しで晴れるであろうガス晴れ待ちです。

 

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ガス待ちといいつつ5分もすれば晴れてしまいました。嬉しいですっ!その全貌を見てとても恐怖を感じました。ん~・・・私のへたっぴ写真だと伝えきれませんねー。全然高さがあるように見えないという。

 

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熊本方面を撮ってみました。どれかはわかりませんがこの中に明日登る市房山があるはずです。ここよりも高いですからね。おそらく正面かその右にあるものかと思われます。

 

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そして新燃岳あんど高千穂峰がクリアにどどーーーんとっ!すぅばらしい眺望ですっ。思い焦がれていた山なだけにこれには鳥肌が立ってしまいました。

 

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新燃ズーム!おぉ!溶岩がこぼれとる。バックの御鉢は西郷どんのオープニングでのロケ地ですね。

 

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高千穂峰の裾野の線がサイコーにかっこいいっ。こうやってじっくり見てみますと新燃岳の噴火の影響を受けてますねぇ。火山灰がだいぶかぶさってますね。

 

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そして登ってきた大浪池。クリアです。向かって左から登ってきました。帰りは右を通ります。

 

あぁ~っ。

 

す、すみません、あまりにも絶景なもんだから気絶しそうになってしまいました。(書いている今現在も気絶しそうになっております。)

 

さ、下山だっ!もう満足したっ。

 

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さ、階段地獄を降りるぞぉ。

 

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右に見えるのはえびの岳です。ここも火口がありますねぇ。水が溜まっていればそれなりの扱いなのに溜まっていないがゆえ地味な存在となってしまっておりますがとはいえトレッキングコースがあるようなのでハイキングに良さげですねぇ。

 

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一気に避難小屋まで戻ってきました。下り階段地獄で膝ガクガクなのでココで小休止。

 

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さ、ここからは西側御鉢めぐりの始まりです。おっとぉ!チューチュートレイン階段だぁ!

 

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登りつめて振り返ると今降りて来た韓国岳のやわらかいお姿が。中は猛々しいのにこのほんわかした感じはなんなんでしょうかねぇ。

 

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御鉢めぐりというのは初めてでしたがなんだか縦走している気分になりますね。まぁ稜線を歩いているようなものですからね。とても気持ちが良い!

 

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何度も振り返ってしまいます。もう素敵すぎてまた気絶しそうになりました。

 

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展望所に戻ってきました。このあと私は大きな勘違いをしてしまいます。私を追い抜いた方と間違いその人は当然登山口へ向かうと勘違いしてあとをついてってしまいました。実はその人は追い抜いた人ではなくただ単純に登ってきた人だった為、私はこの大浪池を2周目突入しかけてしまいました。東側を登って標識を見て大浪池登山口後ろ向きになっていたので気が付きました。途中確かになんか通ったことがあるようなと思いながら登っておりました。出たっ!うっかり!

こういう分岐合流ではキチンと自分で指さし確認ですね。これを怠ってました。

 

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大浪池から登山口まではこのような公園的道を降りて行きます。

 

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途中手拭いが落ちておりました。これは昨日のおじいさんが私の手拭いにしてくださったのと同じことをしないとですね。木に掛けておきました。

 

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無事下山っ!この時点で11:00。午前中だけでこの充実感。いいとこでしたねぇ。だいぶ雲が沸いてきておりましたので高千穂峰は後日ということをこの時点で決めました。

 

さ、次は市房山ですね。ココも楽しみです。

 

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あ、日本百名山なのでスタンプもらいました!