うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

高千穂峰に登ってきました

さぁ、いよいよ九州シリーズも最終章となりましたぁ。これを書いている今は九州山ロス状態です。

 

第一弾開聞岳はコチラ↓

ukkarisangakubu2.hatenablog.jp

 

第二弾韓国岳はコチラ↓

ukkarisangakubu2.hatenablog.jp

 

第三弾市房山はコチラ↓

ukkarisangakubu2.hatenablog.jp

 

 

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いよいよ最終日は高千穂峰ということになりました。当初の予定としては韓国岳とセットでしたが午後からは天候も不安定となるため後日大分県にある祖母山も予定に入っていたのを次回にまわすこととして高千穂峰は単独で登ることになりました。この遠景は現地へ向かう途中にあるえびのループ橋から撮りました。もうすでに幻想的なオーラを纏っておりますねぇ。ステキです。

 

■2019年8月1日

 

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登山口はオーソドックス?に高千穂河原からとしました。ここビジターセンターは9時から営業開始ですが駐車場は解放されており、帰りに駐車料金を払えばこんな朝一からでも登山できます。これも嬉しいシステムですよね。

 

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 霧島神宮古宮址の右手から登山道が開始します。鳥居のバックに御鉢のシルエットが。じつは私左が御鉢馬の背で右は高千穂峰と思ってしまっておりました。御鉢は手前見えないところにあると・・・。どう考えても違うだろっ!

 

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ここから登山口です。

 

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森林を抜けると火山灰の道になります。これがフワフワでとても登りづらいっっ。ウミガメの気持ちがよーくわかりました。涙が出てきました。

 

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御鉢の裾野。まだここまで陽の光は届いておりません。

 

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だいぶ高千穂河原が遠くになってきました。この感じもなかなかイイですねぇ、登り口がずーっと見え続けるのも。

 

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あ”-っ先日登った開聞岳がぁ!遠くに富士山が見えたかのような感動。嬉しいです。

 

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開聞岳は叶いませんでしたが影御鉢は見ることができましたっ!

 

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御鉢の火口が見え始めました。なんだかドキドキしてきました。今年に入ってからずーっと思い焦がれてきましたからねぇ。

 

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今さらですがどうやらこの黄色を目印にして登ってくれば比較的楽に登れたようですね。ほんっと今さらですが。これでウミガメ状態からの脱却です。もう泣かなくて済みます。

 

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火山灰を纏った新燃岳の向こうに先々日に登った韓国岳の山容が見えてまいりました。感動・・・。

 

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徐々に火口が口を大きくしてきました。

 

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これを登れば御鉢が丸見えのはず。

 

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どーーーーーーーんっ!あまりの大きさに圧倒でございます。

 

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さ、西郷どん。そうです。西郷どんの世界にこれからまさに突入しようとしております。と実況風に言ってみましたがそれくらいハイテンションになってしまいました。どうもすみません。それくらい嬉しかったのです。高千穂峰の頂きもここで初めて見えてきました。

 

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影うっかり。そして爆裂火口のコラボレーション。この時点で脳天から喜び汁が逆噴射です。もう何言っているかわかりませんね。

 

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対岸の岸壁。荒々しいっ。遠く開聞岳とのコラボ!

 

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30分も歩けば一旦降ります。どどーんと高千穂峰の全貌が。ココを降りたところからは宮崎県になるようですね。そして小さい祠も見えますがココが最初の霧島神宮があったところらしいです。御鉢の噴火により焼失してしまったとか。登山口にあった霧島神宮古宮址は二番目に建てられたところであそこも御鉢の噴火による焼失とのこと。霧島神宮にもこのような歴史があったとはほんと驚きでしたし、それを自分の足で見てこれたということにも感動しております。

 

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下りきって振り返ってみますと御鉢の全貌が。あの爆裂火口が向こうっかわにあるとは想像もつきません。それくらい柔らかい山容ですよねぇ。

 

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しかし右に視線を移すと今にもマグマが噴出しそうなところも。

 

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これは新燃岳の火山灰なのでしょうかねぇ。だいぶココにも積もったらしいですね。ココからは山頂までは20分くらいでしょうか。

 

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さ、本日のビクトリーロード。ほどよい疲労感です。

 

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着いてしまいました。天逆鉾が突き刺さっておりました。これを本当にあの坂本竜馬は抜いたのでしょうか。そして抜いたが故にバチが当たってしまったのでしょうか。

 

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いまではがんじがらめにて抜こうにも抜けない状況となっておりました。

 

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いやぁこの高度感・・・。サイコーです。

 

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御鉢と新燃岳

 

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先ほど歩いてきた馬の背ズーム!カッコいいっ!

 

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さ、下山しましょう。

 

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行きでは陽の光が今一つで光量が足りてませんでしたので帰りは撮りましたよぉ。

 

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爆裂火口の赤。この赤はとても重みのある赤ですよねぇ。

 

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馬の背の赤も素晴らしい。中岳、新燃岳、遠くに韓国岳。あーっ気絶しかけております。

 

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そして本日主役の高千穂峰の裾野ライン。サイコーですよねぇ。ほんっとにキレイです。

 

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さ、御鉢とも名残惜しいですがお別れです。

 

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レッドカーペットに戻ってまいりました。まっしぐらに登山口へ降りて行きます。

 

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そして無事登山口へ降りてきました。

 

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ワイパーに帰りに宜しくねの札が挟まっておりました。このシステムほんとありがたいですね。

 

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自販機にてコカコーラ。下山後のこの一本。サイコーですよね!

 

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ビジターセンターの館内に寄ってみました。

 

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高千穂峰の全てがわかる仕組みになっておりました。係員の方に西郷どんロケの模様をこと細かく聞くことが出来ました。

 

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これで九州遠征登山も終焉を迎えました。なんだか涙が出てきました。台風により来ることも危ぶまれたのですが連日の好天に恵まれたこの4日間。本当に九州の夏、九州の山を堪能いたしました。

 

さよならー九州!ありがとー九州!