自分で作っといて言うのもなんだけど、うっかりのこのブログのカテゴリーに「釣りのこと」とあることに気が付きました。「山道具いろいろ」、「自転車道具いろいろ」というカテゴリーはあるのに「釣り道具いろいろ」というカテゴリーも無いことに気が付きました。なんでか?それは・・・、
もうね。やり尽くしたから。
そうなんですよね、もうかれこれ30年近く他には目もくれず釣りにどっぷり浸かって生活をしていたようなところもあり、今さら釣り道具もないだろうと。今後も消耗品は買っていくかと思いますがメインな道具類は今あるもので十分なんですよね。3年ほど前から登山を始めて、初めて見る道具類に真新しさもあり、これは試行錯誤が必要だなということでココにアップし続けております。そしてここ最近は自転車道具も増え始めこれまた真新しい道具類に出会い続けておりますのでこれもまた試行錯誤しなくてはならないようなので記録としてココにアップしておりますが、こと釣り道具に関して言えば新たに買い換えるとか買い増しすることは無いかと思わるのでカテゴリーは作りませんでした。とはいえ、
釣りを蔑ろにしているわけではないのですよ。
釣りは釣りで今後も続けては行くのですが、あるきっかけでふと思ったことがあり、少し力を抜いてやっていこうと思いました。そのきっかけとは登山でした。登山を始めて「なんでもっと若いときからやらなかったんだ!」と思ったのがきっかけでした。ほんと釣り一辺倒でしたのでとてももったいないことしたなーといった思いになり、それからはすぐに船を売り、多方面に及んでいた釣種を絞り込み断捨離を決行します。そうです齢50にして一旦リセットです。
これからは登山とセットで渓流ミノーイングなんかもありなんじゃないかと思ったりしております。その為にバカデカザックのバルトロ85なんかを買ったりしてますからね。今のところは登山だけで疲れてしまっているところもあるのでこれはおいおいでしょうか。そしてこれから始まる自転車の旅でも釣りは絡んでくるかと思われます。ひょっとしたらロッドホルダーを装着してしまうかもしれませんね。うっかりにとってこれからの釣りの在りかたはこんな感じかと思われます。
いやぁ・・・、相変わらず前フリ長いですねぇ・・・。
うっかりの釣りに対する向き合い方など、どうでもいい話でしたね。今回はそんな断捨離で生き残った釣り道具の中の一つベイトキャスティングリールのメンテナンスをしましたのでここにアップしておきましょうかね。やっと本題ですね。
コレがベイトキャスティングリールと言われるものでございます。ABUのrevo LTというモデルとなります。そんなに高い代物ではありません。どちらかというと安い部類に入るのかと思います。しかし必要にして充分な性能を持っている為、もうコレだけあれば十分でございます。非常に気に入っています。ギア比は7.1:1でマッディフラットエリアでの連続ピッチングでのピックアップもスピーディに行えるため程よいギア比かと。肉抜きのスプールも程よく軽量で良く回ります。そんなリールも一年以上メンテしてないことに気が付きましたのでここらでやっておくことにしました。
脇のカバーをねじるとパカっと開きますのでスプールを抜きます。
スプールのベアリングは小さいピンで固定されている為、これを抜かないといけません。
便利な専用のピン抜き道具があるんです。ヘッジホッグスタジオのものですね。
カバー側のベアリングはC型の針金で固定されており、
安全ピンの先っちょを曲げてつくった自作工具(?)で引っかけて外します。この時にぴーん!と飛んでいかないように注意が必要かと思います。
外したベアリングはこの子で洗浄します。
ドブ漬けです。古い油が溶けだしてくるのがわかりますね。
ティッシュで拭いてチョイと乾かします。
そして、注油です。これはIOS FactoryのIOS-01PROですね。これ以上だとすぐ揮発しちゃうしこれ以下だと粘度高すぎて廻り鈍くなっちゃうしでこれくらいが丁度いいなとうっかりは思います。
チョイチョイと注油してあげます。
あとは元通りに組んで終了。これさえやっておけば一生使えるような気がしております。こういったリールって毎年のようにちょこちょこ仕様変えて新製品が出ていますが釣りのプロでもなんでもないしセンシティブな釣りをするわけでもないので基本性能さえしっかりしていれば型遅れを気にするなんてのは愚の骨頂ですね。
こんだけ回れば十分なんですよ。ポイントに低弾道にてルアーが到達すればいいんですから。
そんなことを4回繰り返して手持ち4台すべてメンテ完了。そんなことを繰り返す間に妄想癖が出て来てしまいました。
明日、ちょっと行って来ます。