うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

皇帝陛下お立ちになる

押入れに納めることになったというのは相当前にココに書いたかと思いますが、当初はアルプス式にて納めるといった案で落ち着きかけましたが、それだとチョイと行って来ますってわけにはいかず、ここはどうしても組んだ状態のまま納めたいということで納めるには、

 

皇帝陛下に立って頂くことになる。

 

ということになります。スペース的に。そしてこれも以前書いたかと思いますが、立って頂くには泥除けを外さなくてはならないのではといった案件も、

 

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スタンドで軸で支えれば行けるんじゃね?とスポンジ状になったオイラの脳ミソで考えたもんでした。これを実現させるためにはまずスタンドが泥除けを接地させないくらいの高さがあるかってとこが肝ではありました。

そこで思いついたのが29er用のスタンド。29インチ用なので単純計算だとイケると踏んでおりました。さ、どうだったのでしょうか。

 

ざざんっ!

 

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ほっと胸を撫で下ろした瞬間です。これで想定通り事が運びそうです。そうと決まれば2×4角材と突っ張りモノと吊り下げモノを購入。角材の長さを調整して設置してみました。

 

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突っ張りモノはバネものとネジものと二種類が台頭しておりましたが、皇帝陛下の重量を鑑みるとネジもののほうが頑丈だろうなということでこのタイプを選択してみました。

 

さ、皇帝陛下に立って頂きましょう。

 

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まず、前輪を吊り下げモノに引っかけ、こ、皇帝陛下、めちゃめちゃ重いっすねぇ・・・。

 

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スタンドに乗った後輪側を壁にスライドさせるようにくっつけます。

 

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無事、お立ちになられました。

ちょっと吊り下げモノの位置が低いのでハンドルが安定してませんが、あまりキツキツだとフックにかけるのも外すのも大変なのでこれぐらいが折り合いどころかと。

 

ふーっ、なんとかなりましたな。

 

そして、設置後、お立ちになられている皇帝陛下を見ながらカミサンが、

 

「押入れリフォームして自転車そのまま置けるようにしたら?」

 

んー、なんだか嬉しいような悲しいような。そのまま置けるのであれば言うことないのですが、これまでのオイラの妄想から構想を練って紆余曲折してようやくゴール!って時にあっさりと一蹴された感満載だったので、

 

「これでもまぁまぁ手間と費用がかかってるので、ま、おいおいね。」

 

とだけ言っておきました。

 

とはいえですよ、皇帝陛下をこのまま立たせたままでは無礼にあたるとも思いますので近々にまた構想を練ってみようかと思い始めております。