うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

銚子

ふぅっ・・・。銚子。とてもシンプルな表題となっておりますが、そうです、銚子に行って来ました。120kmの道のり。非常に疲労困憊でございます。皇帝陛下がいらしてから早ひと月。その間、40km、50km、70kmと距離を伸ばしてきました。徐々にではありますが皇帝陛下にも慣れてまいりました。70km走った時点でも、まだまだイケるんじゃね?とのほほんと思っておりました。そしてあろうことか120kmをそのまま利根川下りで行っておけばここまで疲れることはなかったと思いますが、佐原からは谷津田コースと洒落込んだばっかりにとんでもないことになってしまいました。さ、行ってみましょう。

 

■2020年11月14日(土)

 

うっかりは線引きはRideWithGPSで引いておりますが、このサイトによるとうっかりの力では8時間44分かかるとのこと。いやいやそんな早く行けるわけないということでこれまでの平均時速から割り出された時間は10時間。そうですね、そんなもんだと思います。なので夜明前に出発しました。

 

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初めてのナイトラン。後ろピカピカ、前はEdeluxにて照らしながらの走行となります。いやぁ、時代は変わりましたなー、LEDの明るさたるや。うっかりが乗ってた時代は豆電球ですぜ。こんだけ明るいととても安心出来ますね。

 

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手賀沼自転車道を走ります。夜が明けてきましたねぇ。

 

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おぉ!日の出が真正面に。今日は東から南東方面へ向かうのでこの太陽に向かっていく感じでしょうかね。

 

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そして、手賀沼を後にして利根川自転車道に乗りました。とてもわかりやすいですね「とね川」て。朝もやの中、佐原までは一気に(?!)走ります。川下りなので基本下りなんでしょうね。とてもスピードが出ます。

 

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途中の休憩所にてカミサンお手製のはちみつレモンを頬張ります。これが疲れた体に効くんです。

 

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神崎大橋に到着しました。釣りではココを渡って水郷地帯へ向かっておりました。今回は渡らずに真っ直ぐ佐原へ向かいます。

 

f:id:ukkarisangakubu2:20201114222255j:plain道の駅水の郷さわらに到着しました。ここまでで4時間です。行程では約半分の地点なのであと4時間とするならば8時間?いえいえそんな甘くないですよね。利根川はほぼ直線で平地ですからこの時間でこれただけであって、ここ佐原からは谷津田を縫うように走ることになりますのでやはり10時間コースでしょうかねぇ。あ、そういえばサドルに括りつけてるのは輪行セットです。フロントバッグを空にしておかないとお土産スタンプラリーが成立しません。あ、そんなことはどうでもいいですか。そうですか。

 

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佐原は江戸風味満載の街でした。とてもイイ感じですね。ゆっくり風情を堪能しつつ走らせます。尊敬する伊能忠敬記念館もあり展示物見ておこうと思いましたが先を急ぐ為(いやいや若干疲れも出てきてた)後日改めてということにしました。

 

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谷津田地帯へ突入してまいりました。のどかな風景です。千葉県の特徴でもありますよね。ぽっこりとした森、合間を流れる小川。そしてその周りに田んぼが広がる。んー典型的な谷津田ですね。

 

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田んぼ道を行く分にはなんら問題ないんだけど、時折ぽっこり森を登らされます。運動不足の身にはこれがひじょーにツライ。ほんのりと心の臓が痛くなる瞬間も。ヤバイですね。

 

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佐原、香取を抜けると銚子へとつながる広域農道エリアへ入ります。高原地帯なので最初の上りではへばって押してしまいました。イイんです!無理せんでも。ツライときは押せばイイんです!この高原農作地帯。とても広大でのどかなとこでした。さ、ようやく銚子市に入りましたよ。

 

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風車がたくさん刺さってました。

 

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風車だらけ。この道路は農道ということもあるのか、自転車、歩行者の為のスペースを用意してくれてはおりません。ずーっとスレスレを車が通ります。正直気持ちがよいとこなのだけど走りづらいとこでもあります。

広域農道を過ぎると、ようやく街に入ってきました。ローソン寄って水を補給しておきます。やはり農業地帯だからなのでしょう、コンビニひとつありませんでしたので自前の水筒が空っぽで喉がカラカラでした。

 

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うぉぉ!海だ!最初は銚子ドーバーラインに入ってみましたが、車との隙間があまりにも狭いので脇道に。上り坂でしたが仕方ありません。命がけでサイクリングはしたくないですもんね。そんな上り坂を登ったご褒美でしょうか。んー旅感出てきたぞ!

 

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そして、本日のゴール。屏風ヶ浦です。圧巻デス。ゴールに相応しい最果ての地って感じ。

 

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この岩盤は関東平野を作り出すのに重要な役割を担っていたとブラタモリさんで観ておりました。

 

ココからはカミサン注文のお土産スタンプラリーの始まりです。今回のお題は「干物」です。石井丸さんとこでメヒカリとアジの干物をゲットしました。

予定では海岸線を通って犬吠埼へ向かい、外川駅から銚子電鉄に乗って帰る予定でしたが、まず途中で見かけた銚子電鉄は観光客でめいっぱいでとても輪行バッグ下げて乗る勇気が出なかったのと、海岸線は車社会となっており、とてもじゃないけど自転車はキビシイということで、自走で銚子駅に向かうことにしました。うっかり的には屏風ヶ浦で大満足だったんですよね。犬吠埼は観光客がワサワサだったろうからその点屏風ヶ浦はSUPサーファーが海にぷかぷか浮かんでるだけでほとんど人もおらず静かに堪能できました。

 

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銚子電鉄沿いを走って銚子へ向かいます。基本下りなのでまぁまぁ楽チン。

 

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銚子駅へ到着。時計を見るとジャスト15時。やっぱりね。5時出だったのでキッチリ10時間。予想通りでした。しかしまぁ10時間もよく漕ぎ続けることが出来たなー。ヘロヘロです。ヘロヘロなんだけど、まだミッションがあります。お土産スタンプラリー第二弾、「ぬれ煎餅」です。ド定番でございます。ぬれ煎餅ワンパック買ったらオマケくれました。ありがとー!

さ、あとは皇帝陛下にバラバラになって頂くことになります。レンタルバイク屋さんの前にほどよいスペースがあったのでお店の人にお願いして使わせてもらうことに。銚子駅にはわんさかとチャリダーが居たんだけどやはり皇帝陛下が珍しかったんでしょうかオイラの周りを取り囲み始めました。ハンドル抜くんですか?とか、あー泥除け分割式だから抜くだけでイイんですよねーとか話しかけてきます。次から次に集まってくるのでなんだか照れくさくなってきました。なんとか輪行バッグに納めてウロウロしてたらなんと銚子駅には屋根付き輪行作業エリアが!おそるべし!そうか!JR東日本がやってるB.B.BASEの拠点だったんですね。銚子から両国まで輪行バッグに入れなくてもイイんですよね。銚子駅はそういった意味でサイクリストに優しい駅でしたね。

 

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さ、今回の旅も終わり。皇帝陛下は小さくなるのでこじんまりと電車に乗っておられます。恐縮です。ふぅっ・・・。やはり日帰りのんびり旅にはちと距離多めでしたね、7~80kmくらいが丁度いいんじゃないでしょうかねー。120kmは疲れたんだけどとてもイイ旅でございました!これもイイ経験です。