以前、工具入れというタイトルで工具はこれだけ積んでおこうといった記事を書いたかと思います。しかし思い直すことにしました。本来であれば追記として元記事に書き足すところなんですがまた例のごとく長くなりそうなので新規記事としてココに書いておくことにしました。
これが元記事。
ukkarisangakubu2.hatenablog.jp
思い直すきかっけとなったのは先輩方の旅ブログを読んでる時でございました。旅ブログといってもいろいろありますが、そのお方のは電車で輪行して現地で組んで峠を越えるといったものでしたが、峠の上りの途中でプーリーが飛んでしまい、なんとかパーツを見つけ出して取り付けて旅が続行できたとのでした。その方がおっしゃってたのは「5mm、6mmさえ積んでおけば輪行できるぜと言っておきながら実は工具満載」とのことでした。ここでハタ！と思ったのであります。そういえばうっかりも4mm6mmさえ積んでおけば・・・なんて言ってましたね。必要であれば追加しましょうとかのほほんなことを言ってもいましたっけ。素人はこれだから・・・。必要な時って現場でしかないんですよね・・・。どうもすみません。
先輩のブログの状況が起きた場合うっかりはどうなるのかということを検証してみました。皇帝陛下のプーリーを見てみますと、固定しているボルトは3mm。
ハイ終了。
4mm6mmしか積んでなかったうっかりは対処として、プーリーが使えないのでチェーンカッターでコマを抜いて4速固定にして走行可能状態にして（この時点でkom506さんありがとー！ってなってると思います）旅を続けるということになるかと思いますが、峠を越えるような旅だとギア使えないのは致命的かと思いますので引き返すことになるかと思います。この時点で旅は終了。先輩はしかるべき工具を積んでて旅続行、一方のうっかりは3mm積んでいなくて旅終了。この差は大きいですね。
そこで皇帝陛下のボルトサイズをくまなく確認することにしました。（いまさら？）すると、六角5、3、2.5mmが必要なことがわかりました。他には千鳥固定してる10mm、ランプ固定してる8mmヘッドのボルトがありましたがこれには小さいモンキレンチを追加。あとはブレーキワイヤー固定してるボルト用にプラマイドライバーも必要ですね。この小さいモンキは工具屋さんに行って買ってきたものなんだけどホントは小さいプライヤーが欲しかったんですよね。店員さんにプライヤーはどこにありますか？と聞いたらどんなプライヤーですか？って。
「普通の」
と答えましたがオイラが望んだその普通のプライヤーが一個も無くて結局小さいモンキにしたということなんだけど、プライヤーが置いてない工具屋さんってあるんですな。というか今や普通のプライヤー自体がこの世の中から無くなってしまっているのかな？？
以上、これらが追加ラインナップ、プラスして元々皇帝陛下に付いてた仏英アダプタと結束バンド。そういえば実はこの仏英アダプタに関してもすったもんだありましたねー。というのはうっかりがまだ皇帝陛下の妄想時代の話なんですが、先走り型としてはそろそろエアポンプ買っておかないとなーとまだまだ皇帝陛下が来る気配すらないのに皇帝陛下の画像を拡大してどんなバルブが使われているかを血眼になってみており、このアダプタが付いてる画像をみてひょっとして英？ブリティッシュなの？と勘違いしておりました。でも「おフランスよ。」といった記事も見かけることもあり、いやいややっぱり仏だよねということで決め打ちで仏バルブ用の携帯ボンベとパナレーサーのエアポンプを購入しておいたのでした。
そして、納車日。
自転車屋さんに行って真っ先に見たのがバルブ。それをみて愕然としたのでした。英じゃん。ブリティッシュじゃん。イギリスじゃんねー。と自転車屋さんに、あ、あのーエンペラーって英なの？と聞くと
「あ、これ外せるんですよ。元は仏式なんですよ。どちらで使いますぅ？」との問いに胸を撫で下ろすと共に、
「フランスで！」
と、テンション高めにて反応してしまいました。まぁそんないきさつもあり、こんなアダプターなんか捨てちまえ！と思ったんだけどF104のポケットになぜか入っててここでハタ！とまた気が付きます。もしかしてどうしても空気を入れなくてはいけない状況で「いやぁ、うちには英式しかなくてねー」とか言われたら必要になってくるなということでこの子も入れておくことにしました。
全ての工具をゴム手にインサートしてからのF104ポケットインです。なんか知らんけどなぜか手袋を工具入れにしようと勝手に手が動きました。
まぁどんな不測の事態が起きるかはわかりませんがとりあえず全てを網羅したので安心度は増したのではないでしょうかねぇ。
