熱燗セット買ったんだったらやっぱりちゃんとした椅子に座って寛ぎたいですよね。まぁ地ベタリアン（Death語）でもいいんですけど山とは違ってキャンプ時間自体を楽しむとなると椅子に座ってボーっと焚火を眺めたり、夜空を仰ぎ見たり、じゅうじゅうと肉焼いてビールぷはっとしたり、チリチリと肴あぶってきゅっと熱燗あおったりするときなんかはゆったりとした椅子が欲しいところ。そんな椅子のお話になります。
キャンプでの椅子と言えばHelinoxなんでしょうか。定番モノは定番モノになるくらいだからちゃんとした製品なんだと思います。まぁ今どきはそんなHelinoxを模した製品がごまんとあってしかも1/3、1/4くらいの価格で売られています。うっかり的にはそこまで拘ってないのでコレでいいと思いましたが、一つを長ーく使うには最初にちょいと奮発するのもアリかと思いました。そんなHelinox、実際どんな座り心地なんだろうということで、モンベルはHelinoxの取り扱いがあることを最近知って椅子はやっぱりネットだけだと座り心地はわからないので（当たり前っ）実際に座り比べしてきました。
候補はチェアワン、チェアゼロ、チェアミニの3脚。まずは第一候補のチェアゼロから座ってみると、なんだかフニャフニャで前後左右にゆっさゆっさと揺れる感じ。これはうっかりが小太り体型だからなんでしょうか・・・。そしてお次はチェアワン、ゼロよりも生地とポールが頑丈だからなのか座り心地もしっかりとしており何も考えなければこれ一択かなーと。そしてチェアミニ、小さい。とにかく小さくて子供用かと思ったのだけど、小太りおっさんが座ってもなかなか座り心地は良い。背もたれが無いのでゆったりと寛ぐことは出来ないと思いますがキャンプの準備等々うろちょろする際の合間合間に座るにはもってこいな感じ。座り心地的にはワン、ミニ、ゼロといったところでしょうか。そこでうっかりが選んだのは・・・。
ゼロ。
一番座り心地の悪いのを選びました。やっぱり車とかバイクだったらワン一択だけど自転車に積むわけなので百歩譲って軽さを選択しました。座り心地が悪いと言ってもちゃんと背もたれもあるし寛げないわけじゃないのでやはりここはワンの約半分の重量でしかも仕舞寸法35cmサイドバッグジャストサイズということでゼロに軍配を上げてみました。逆に言うとワンに座らなきゃよかったかなとか思っちゃいました。ワンが良すぎた。ん～・・・、なんだかここはネットで素直に買っておくべきだったか・・・。
Helinox ChairZERO
軽くスペック書いておくと総重量510g、仕舞寸法350×100×100といったところ。とても軽いです。この軽さだけで選んだと言っても過言ではありませんね。
こんな感じで小指で余裕に持ち上がる。吹～け～ば飛ぶよ～な～将棋の駒～にぃ♪といったところでございます。風があると吹っ飛んで行きそうなのでアンカーペグ打っておいた方が良いかなといったところ。
たたむとこのようなサイズ感。サイドバッグの底辺にピッタンコ、いや、というより若干余裕がある感じ。
ポールにはショックコード付いてるのでパチンパチンと小気味よいくらいに組み上がります。組み立てはすごく簡単！ショックコードが強めなのでなんだか自動で組み上がってる感あります。だけど撤収は抜いてもパチンと組み上がってしまうので折って握っておかないといけません。
コレ、ちょっと無理してでも登山で使っても良いかも。やっぱり軽さは正義なのでしょうか。
