この間のこと。野池でカミサンがスピニングタックルで投げて「飛ばねぇ」と言ったので試しに投げてみますとどうやらバットガイドをラインがはたいてしまってたようです。原因はバスタックルとしては大きすぎたリールを使ってたこととラインがヨレてたことでございました。でも今まで多少ヨレてても飛ばなくなるといったことはなかったのでスプール系が大きすぎたのでしょう。
気になって3000番2500番2000番と径を測ってみますと、46mm45mm42mm。3000番と2500番は1mmしか違いません。昨今バス用とされるのは2500番なのでその昔バスで使ってたリールは2000番ということを考えますと
まめにライン巻き替えろよ!
ということになりますね・・・。でもズボラなオイラはそんなことは出来そうにないので昔使ってた2000番をカミサンに使ってもらうことにしました。あ~あ3000番どうしようかな。で、これを機会に今度はロッド側をじっくり見てみることにしました。
上がカミサンが使ってる旧コンセプトのガイドシステムを搭載しているELT65SLです。下が昨今では当たり前となっているKRガイドシステムを搭載しているIHHS-SF64SXULです。こうやってみますとガイド数が2個違ってて上が8個下が10個もあります。
KRガイドシステムはこのバッド側3本で収束してベリーからトップまではほとんど大きさの変わらないマイクロガイドが付いててロッドに寄り添うようにして感度を上げるということみたい。収束と高感度の役割分担がはっきりしています。よく考えられてますね。一方の旧ガイドシステムは昨今のガイドと比較して大き目のガイドをリールからトップガイドまでほぼ一直線にセッティングされており、感度というより如何にゆるやかに収束させて遠くへ飛ばすかといった意図が見てとれますね。
と、いうか、何をいまさらこんなことを書いてるかといいますと、実はオイラこんなにガイドを意識したこともなかったんですね。スピニングってどれも一緒だろうと思ってたんですよね。で、この2本を使い続けて10年くらい経ちますが、
違いは感じられなかった。
が、正直なところです。そうです感度の優劣も飛距離の優劣もどちらもおんなじくらいじゃね?と。オイラのようなド素人レベルが語れるようなものではありませんでした。やっぱりこれはセンシティブな感性のお持ちの方が使ってはじめて語れるレベルなのかと思います。
話はチョイとズレてしまいますが、随分と長きにわたりカミサンと一緒に釣りをしておりますが一貫して気を使ってたのがカミサンにはワンランク上の道具を使ってもらってたことです。なぜかというとバス釣りブームのおり、カップルで釣りをされる方が急増加しているのを目の当たりにしており、その際だいたいが旦那(彼氏)のお古を奥さん(彼女)が使ってたんですよね。そう、判を押したようにその状況でした。旦那はお古を奥さんに使わせてそれを口実に自分は最新の上位機種を使う。(まぁこのあたりはオイラの考えすぎかもしれませんが)そんな状況がなんとなくイヤで釣り慣れていない人には最初っからイイ道具を使った方がよいという天邪鬼的思考も手伝ってかカミサンにはカリカリの感度のロッドと糸がらみしにくいリールすなわちワンランク上のタックルを使ってもらってました。で、今回のガイドのお話に戻りますが、だったらなんでカミサンに旧コンセプトのガイドを使わしとんねんっ!と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこで先ほどの話、旧コンセプトもKRコンセプトも違いがない(わからない)というのを身をもって経験しているのでどちらでも構わないのです。じゃぁお前が旧コンセプト使えばいいじゃんとなるところですがカミサンはフロロ使いでオイラはPE使いなのでどうしてもPEの場合はKRに分があるのでオイラがKRを使っております。
あ、そんな話はどうでもいいですか。そうですか。
旧コンセプトKRコンセプトどちらでもいいんですが、オイラ釣行ごとに竿を拭いてるくらいガイドが汚れているのを嫌う体質なんですがこのマイクロガイドって掃除しにくいんですよね。綿棒すら通らない・・・。
というか、オイラのようなド素人レベルでは旧コンセプトの方が使い勝手がよいということになるのでしょうかね。長々とつらつらと書いてきましたこれが結論でしょうか。