ここのところ渓流な感じで過ごしております。しばらくほったらかしだったネットのメンテナンスを行いました。オイラが使ってるネットはオイルフィニッシュタイプなのでウレタンなどのコーティングがされておらずウッドが剥き出しでございます。なので定期的なメンテナンスが必要となっております。
全然定期的にやってませんが・・・。
なんでウレタンフィニッシュにしなかったの?と気になる方もいらっしゃらないと思いますがウレタンは剥離とか白濁などの恐れもある為、そうなってくるとせっかくの銘木が台無しになっちゃうと思ったからなんですね。あとオイルフィニッシュの方が自然の光沢が出てオイラ的には気に入ってる点でございます。
さ、一生かかっても使い切れないオイルの量のこれもオリジナルのメンテナンスオイルとなっております。素材はなんだか忘れてしまいましたが匂いは松脂のようなそんな匂いがします。この匂いもオイラは気に入っております。そんなオイルを薄く塗り塗りします。余分なオイルを軽く拭きとって一日乾燥させ、を3回ほど繰り返します。まぁまぁ手間ですね。まぁそんな手間を掛けるのが楽しいんですけども。
ネットリリースは革なんだけどここのところメンテナンスをさぼってたのもありカチカチになっちまいました。なのでラナパー染み染みさせて柔らかくします。これも何度かやらないとですね。
Casket Conclusion Stream26
グリップ:ブラックウォルナットバール
フレーム:外側:ローズウッド、中:栃縮杢、内側:黒壇
うろ覚えだけどそんな銘木だったような。ネット長が26cmなので26cmのヤマメを掬うとイイ感じに映え写真が撮れるといったことのようですがなかなか26cmのヤマメって釣れませんよねー・・・。
過去写真漁ってもこれが精いっぱいでしょうか。ヤマメ様のパーマークもくすんでてとても映えってるとは言えませんね。その当時は26cmが一番小さいネットだったんだけどその後23cmってのが出て、あ、早まったかと思ったものでした。このネットもルアーケース同様カスケットのオリジナル製品でございます。その当時はカスケットが出す製品はホント注目してましたね。というか注目しといてよかったです。長く使える製品だし一品モノだし。今となってはルアーケースもネットも売ってないようですね。売ってないというかもう銘木が手に入らなくて作れないのでしょうかね。売ってないとなるとググってみるとやっぱりね・・・。ヤフオクとかで倍になっとる・・・。オイラはこういう一品モノって時が経つほどに愛着が増えて行くので売るという選択は絶対にないと思いますね。
あ、そういえば買った当初、ギンさん連れて入渓って時にリード引っ張られて足を踏み外し背中から落下してこのネットのフレームがボキっと折れてしまったこともありました。オーダーして随分待って手に入れてすぐのことだったのでだいぶ凹みましたが福岡のCasketに修理依頼してまぁまぁ修理代はかかってしまいましたが元通りに直してもらったんでしたっけ。
そんなギンさんもいろんなところに連れていかれておりましたねぇ(遠い目)。左は12年前の新潟荒川鮭釣獲調査に参加したときの。ギンさんも若かったねぇ。もう野生剥き出しっすね。右は熊本県の清流川辺川ですね。キレイねぇ・・・。あ、いけねっどんどん横道に逸れていってますね。ノスタル爺さんになるのもたいがいにしないと。
リーシュコードもウォルナットが使用されていますのでコチラも油塗っておきましょうかね。これはT-Craftのコードですね。T-Craft流にいうとパラストリングスというらしいですね。
T-Craftと言えばサクラマス用のネットもオーダーしておりましたね。(遠い目)銘木の種類もCasketのと合わせてオーダーしたような。なので同じテイストですよね。使用頻度を考えるとこちらはウレタンフィニッシュになりますね。肝心のサクラマスだけど何度も福井の九頭竜川に通ったんだけど結局釣れませんでしたね。残念です。なのでこのネットはまだ魂が入っておりません。サクラマスという魚はギラギラと絶対釣ってやるぞと意気込むと逆に釣れない気がしてきました。なので一旦この釣りをやめて気が抜けた頃に思いついたようにぷらっと行くと釣れる様な気が致します。なのでこのネットはその時用に保管しておきます。
Casketのとほぼ同様にオーダーしています。ネットは同じクレモナのオリーブ。グリップがウォルナットでフレームがローズウッド、栃縮杢、黒壇。違いは大型魚用で強度が必要なのでもう一層内側に栃縮杢が入っております。
さてと、引き続き明日、明後日とメンテナンスは続きますが、来季はステキなお魚さんが釣れるといいなぁ。ん~・・・2月解禁の伊豆の河津川に行っちゃおうかなーと思って調べてみたら、あれ?今は3月解禁になってるんですね・・・。ん?2月だったような気がするんだけど。ま、とにかくこの冬の間にいろいろと準備はしておきましょうかね。