うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

菅生沼探鳥会2022/01

いやー、また感染者うなぎ登りっすね。まぁ、一人遊びなうっかりにとってはあまり影響ないと思っておりますが、この感染力の強さはもはや空気感染してるんじゃないのかなとか思ってしまっております。あ、そんな話はどうでもいいですね。そんな状況でもあるし取り急ぎ日本野鳥の会の茨城支部へ入会し、探鳥会へ参加してきました。このあたりのフットワークは早め早めが吉なのかと。そうしないとこういった人が集まるような会ってすぐに中止になっちゃいますからね。

先週入会届出したら本部から折り返しメールが来て「以前入会されてた方ですので再入会ということで入会金は不要です」なんてお言葉が。30年以上前のデータが残っているもんなんですね。驚きです。30年以上前と言えばまだインターネットもなくてPCも一部マニアックな方々が使用するくらいな世の中ですよ。そんな中こういった会員情報をどうやって保持していたんでしょうかねぇ。大企業が使用しているメインフレームとは考えにくいし、その当時オフコンデータサーバなんてもの出始めだったろうし、やはりPC98あたりでフロッピーディスク保存だったんでしょうか?なんだかこういうことを考えると面白いですね。うっかりの名前がどこに保存されてたか。ひょっとして紙媒体?いやいやそこまでじゃないだろとか。

で、結局クレジット決済で申し込んだのでキャンセルして後ほど郵便振替用紙をお送りしますとのことだったんだけど郵便モノってめんどいイメージがあるのでクレジット決済はそのままに入会金分の代金は寄付という形をとってもらいました。

千葉住みでなぜ茨城支部に入ったかといいますと、千葉といえば沼、浜、干潟といったイメージ。おそらく探鳥会もそういった水鳥系が主なんじゃないかと。うっかりはどちらかというと山にいる小鳥が好みなのでやはり近くて山がある県がいいなと。茨城は筑波山系、北茨城方面だと八溝山系などがあるので調べてみるとやはりそういった山での探鳥会もあるようだし、茨城には霞ヶ浦のような湖もあるし湿地帯も豊富だしバリエーションが多いかなと思ったんですよね。

 

で、本題。え、いまからですか・・・。

 

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まぁ諸々あるので取り急ぎ探鳥会に参加して鳥の探し方、判定方法などを学ぼうと思い本日は菅生沼探鳥会に参加してきました。うっかりはこの探鳥会というのに参加するのは初めてでございます。今までは単独行動でしたからね。でもやっぱりどうやってエキスパートな方々が鳥を探しているのかが知りたいなと。各支部定例探鳥会というのを行っており、今回の菅生沼もそれにあたります。飛来する冬鳥や湿地帯にいる小鳥などを探します。

9時受付なのに8時に着いてしまいました。なので一人0次会です。コハクチョウアオサギジョウビタキシジュウカラエナガなどが確認出来ました。

 

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寒々しいコハクチョウを眺めます。さすがハクチョウともなると水の上に立てるんだねと本気で思いました。凍ってただけでした。

9時になり、リーダーが集まってくださいと。受付の時に会員証がないのでまだ届いてない旨を伝えると、「あ、本部から聞いております先週ですよね?一名入会されたと聞いておりますよ。」と。というかそんなに会員数って少ないんですかね?おいらごときのことまでお聞きになっているとは・・・。今回はうっかり入れて8人での探鳥会です。多いんだか少ないんだかよくわかりませんが、やはりその道を極めて来られた方というのはうっかりのようなニワカとは違って、「あ、○○居ますね」とか、「××居ますね」と仰る。え?どこどこ?ってなりますよね?何も見てないのに。そう、みなさんもう声だけで鳥の存在を察知してるんですよね。恐るべし!日本野鳥の会。さえずり、地鳴きを聞き分けてらっしゃる・・・。やばっ。ここまでなるのに何年かかるんじゃ?

 

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菅生沼とその周辺の湿地帯、小河川を周遊するようにゆっくりと歩き移動しながらの探鳥となります。誰かが時折立ち止まって双眼鏡を向けるとそれにならって同じ方向に双眼鏡を向ける。で誰かが「アオジですね。」という。オイラも川の砂地に歩いてるセグロセキレイを見つけて「セグロセキレイですね。」というと、歩きかけてた方々が一斉にオイラの双眼鏡の方向に向けて見る。なんだかちょっと面白い。決して珍しい鳥でなくてもみんな見ようとする。そう、探鳥会というのは各々で見るというより「共有する」という会なのだということがわかります。それでこの人数の目で見ることによって鳥の種類が次々にカウントアップされる。

なんて効率イイんだ!

一人だとこうはいきませんよね。3時間ほど歩いて集合場所に戻り、鳥合わせを行います。リーダーが確認できた鳥を読み上げ、過不足があれば皆で言うといったことをやり、探鳥会は終了します。

途中ではエキスパートの方に一人でいるうっかりに気を使ってときおり話しかけて頂きました。双眼鏡の構え方やこの辺りで見られる鳥の種類などを教えて頂きました。本当にありがとうございました。

◇今回確認できた野鳥

  1. コハクチョウ
  2. マガモ
  3. カルガモ
  4. カイツブリ
  5. カワウ
  6. アオサギ
  7. オオバン
  8. トビ
  9. モズ
  10. ハシブトガラス
  11. シジュウカラ
  12. ヒヨドリ
  13. エナガ
  14. メジロ
  15. ツグミ
  16. ジョウビタキ
  17. スズメ
  18. セグロセキレイ
  19. ビンズイ
  20. カワラヒワ
  21. ホオジロ
  22. カシラダカ
  23. アオジ

これはうっかりが確認できた種類で、探鳥会では37種類。なので14種類も逃してることになります。(まぁ声だけってのもありますが。)今後この差を埋めていきましょうかね。

 

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初めてこの探鳥会に参加しましたが、うっかりが気にしていたのはやはり人のこと。普段一人で遊ぶことが多く人と接する機会が少ないため、この辺り大丈夫かなと心配しておりましたが、やはり目的が同じということと、釣りでは一番デカいの、一番多いの、山では何分で登り切っただの何キロも歩いただのと競い合うわけではないのでギスギスもせず、山ナメ爺もおらず、とても気持ちのいい時間を過ごすことができました。これは今後も許す限り続けてみようと思いました。