うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

双眼鏡

やっぱりそうなるよね。上をみたらキリがない。でもこれから探鳥会に参加するとなると手持ちの7x21双眼鏡だとちょいと弱いのかなと。ん~、見えないわけじゃないんですよ、ちゃんと見えるんですよ。素人目には微妙な色収差なんてのはわかるはずもなく、なのでコレでいいじゃんねとも思えるし、根本に立ち戻って本当に必要なのかということで右往左往してたんですよね。

唐突に何言ってんだって?どうもすみません。

やっぱり双眼鏡を買ってしまった話になります。

 

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まずはこの子を実際に店に持ち込んで了承を得て見比べるしかないなと。そうですね、まずは本当に必要なのかといった視点。観点としては21と32と42のそれぞれの違い。それぞれと言ってるのは視野の広さと明るさでしょうか。そして21の7倍の見え感と32と42それぞれで8倍と10倍との比較でしょうか。

まずは自分の持っている双眼鏡がどのレベルに位置しているのかといったところから比べます。そう、そんなに見え感変わらなければこのままコレを使い続けててもいいかなとなります。まずは本命の10x42から覗いてみますと、

 

「!・・・、」

 

すみません、バードウォッチング専門店で定番として並べられてるモノをなめてました。段違いでございます。視野、明るさともに格段の差がありました。なんで10x42が本命かと申しますとやはり手持ちの7x21と10x42の併用を考えてたんですね。しかし両者のスペックがあまりにも違い過ぎるし10倍はまぁまぁ手ブレします。そこで中口径の8x32を覗いてみると、

 

「!!・・・、」

 

あらま、10x42よりもはるかに視界が広い・・・。まぁ8倍と10倍とじゃそりゃそうだよねということでじゃじゃぁということで8x32と8x42を比較してみるとアレレ?32の方が広く感じる。ここがスペックじゃわからないとこなんでしょうか。どう考えても42の方が広いと思うじゃないですか。いやいや大口径と中口径とでは実視界より明るさでしょ!と明るさの観点で比較してみましたが、

 

すみません、あんまわかりませんでした・・・。

 

で、同じ32で10倍と比較します。10倍だからといって格段に大きく見えるわけでもなく、実視界と明るさが犠牲になっているのがわかります。こうやって消去法で削っていき残ったのはコチラでした。

 

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あ、あのぉ、お薬ですか?いえいえ、

 

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kowa BDⅡ32-8XD

倍率:8倍
対物レンズ径:32mm
実視界:8.8°
1,000m先の視野:154m
アイレリーフ:16.5mm
最短合焦距離:1.3m
幅:116mm
高さ:51mm
全長:124mm
重さ:540g
眼幅調整範囲:57-76mm
ボディ材質:マグネシウム合金
窒素充填完全防水設計
ツイストアップ見口

まぁオーソドックスなところでしょうか。手ブレの少なさと視野の広さと程よい明るさ。やはり探鳥のしやすさは実視界の広さなんでしょうかこの子の圧倒的な広さにやられました。いやぁここまで来るのに長かった。

 

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RICK YOUNG OUTDOORS ウルトラライトハーネス

で、コーワフェアということでおまけとしてコレ付いてました。付属のストラップよりブラブラしないので登山では使いやすそう。

 

さてさて、8x32買ったからといって持ってた7x21を使わなくなるかといったらそうじゃなくてね、やはり重さ半分ですからこれはこれでメリットありなんすよね。なので重登山のときなどは首から下げて行くと思います。