うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

ハンドルノブ交換

なんだかバードウォッチングだぁ自転車だぁと右往左往しておりますが、すみません、今回は釣りのお話になります。

今使っているシマノリールのハンドルノブは、ラバー素材で、のっぺりとしてて、ペタペタしてるせいか、細かい砂埃などが付着すると、その素材ゆえいつまでたっても付いてるんですよね。なので親指の腹がいつもザラっとしてて不快だったんです。

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コレね。

その昔使ってたダイワのリールは、ラバー素材じゃなくて樹脂素材で、さらっとしてたのでそもそも砂を寄せ付けないようでした。そして、その次に使用してたABUのリールは、シマノと同じようなラバー素材だったんだけど表面がディンプル仕上げとなっており、付着した砂などはやがてそのディンプルに溜り、親指の腹はとくに気になることはなかったと記憶しております。記憶違いでしたらすみません。そしてつい最近(といっても10年前ですが)ABUリールを刷新した際には、EVA素材となっておりました。EVAは砂などを逆に拭き取ってくれてるんじゃないかと思うほど快適でしたね。何が言いたいかといいますと、歴代のリール達はうっかりの親指の腹を不快にさせることは全くなかったのです。

 

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そこで、この間買ったハンドルのノブをSLX BFSに移植することにしました。ちょうど軸の太さも同じようなのですんなり移植できましたが、シマノのリールからワッシャが一つだけしか出てきませんで・・・。あれ、紛失したか?とも思ったんだけどそうじゃないようです。はて?こうなってくると最初っから二つのノブのうち、どちらかに付いてなかったことになります。そこでパーツ図ぐぐってみてみると、図にはちゃんとワッシャが両方のノブに装備されております。

 

が、しかし、

 

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シマノHPより抜粋
なるほろ。調整座金類なので調整が必要なければ付けない仕様なんすね・・・。うっかりがうっかりやらかしたかと思うじゃないですかねぇ。ふ~っ、装着したノブはEVA素材となりましたので渓流でも快適に回せそうですね。

ノブを外したハンドルには、元々ABUに付いてたハンドルノブを取り付けようとしたら・・・。

がっでむっ!

軸の太さが全然違いますやん。なのでこの子はお蔵入りでございます。ガックリでございます。こうなったら仕方ありませんね。いつかシマノに合うノブ探してこのハンドルに装着してあげましょうかね。

 

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そして、こちらは新たに買い増ししたノブになります。シマノAタイプ対応とあったので合うんでしょう。摘まむとこはアルミ素材でしょうか。ベイトリールでは金属製は初めてかもしれませんね。感度はよさそうだけど冬は冷たそうです。っても冬はほとんど使わないので大丈夫でしょう。ラバーと違ってついた砂埃もさらっととれそう。こちらはDCの方に装着いたします。

 

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DCのノブを外してみると、ぬぁんと片方だけがベアリング。BFSは両方とも樹脂だったのに。このあたりがお値段チョイ高めといったところなんでしょうか。なんだか中途半端に思える。

 

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ガタ調整はありましたが、問題なくガタなくきっちり装着できました。今までは樹脂のリングなので回りが鈍かったんだけど、これはステンのベアリングが標準装備されているのでくるくるとよく回るようになりました。ってもここがくるくる回っても繊細なリーリングの釣りでもしない限りなんの意味もないんだけどね。とはいえこのリールは頻繁に巻きで使うのでアリなのかも。

 

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厚さの違う調整ワッシャが複数枚同梱されてたのでBFSの方のガタを最小限にする為にもう一度バラしてワッシャを入れ替えてセッティング。ほぼガタはなくなりました。

 

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ふ~・・・。これでうっかりの親指の腹の不快感から解放されました。