うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

渓流ベイトフィネスタックルを使ってみて

渓流開幕は新しい渓流ベイトフィネスタックルにて通しで使ってみましたが、予想通りの展開となりました。

 

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このPURELISTは調子も程良かったですね。クセがない。これ大事なんですね。適度に曲がって適度に張りがある。やっぱり5’6”は渓流において丁度よい長さなんでしょうか。チョイと遠くに飛んでくれるし、ちょんちょんもできるし。とても使い勝手が良かったですね。なんのストレスもありませんでした。

 

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そしてリール。こちらもなんのトラブルもなく快適に回ってくれたし、止まってくれたし。ギア比8.2巻上82cmにほんと助けられましたが、あとほんのちょっぴり速く巻く練習をしないとですね。まだまだルアーの速度が足りてないなとドーガ観て思いました。どうもトゥイッチングアクションでの速巻きは難しいですね。ドーガに撮るとこういったところで役に立ちますね。

ベイトリールってスピニングと比較してキャストコントロールしやすいということなんですが、うっかりはこのベイトリールは実は苦手としておりまして、ドーガでもバックラしてましたよね。狙ったところへの的中率もスピニングの方が高いんです。じゃぁなんで採用してんのさ?となりますよね、コントロールは練習すればなんとかなるけど、ライン摘まんで左手でベール返してキャストしてフェザリングしてサミングしてベール戻してリーリング開始といったスピニングリールのこの一連の動作がベイトリールだとあっという間にしかも片手だけで完結してしまうからにほかなりません。ともっともらしいこと言っておりますが要は

 

楽なんです

 

キャストからリーリングまでの時間が圧倒的に短いんですよね。これはこと渓流釣りにおいてはとても有効なのではと思っております。

 

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そして、PEライン。ヘタレなので何度もバックラしたし、岩に擦れるシーンとかもあったんだけどなんとか持ち堪えてくれてましたね。高結びすることもなく特にトラブルこともなく普通に使えました。やっぱりこうやって「普通」に使えるというのがなんと難しいことかといったところなのでしょうか。人それぞれ千差万別ですからね。うっかりには合ってたということなんでしょう。

あと、リーダーに使ってたのはボビン巻きのフロロ6lbsなんだけど、まぁこれでいいっちゃいいんだけどヨレるのが早かったように思うので、次回からは東レのEXTHREADに替えましょうかね。例えるならこれは長浜ラーメンでいうところのバリカタくらいの茹で加減と言えばいいでしょうかね。何を言ってるのかさっぱりわかりませんね。それくらい硬いということです。直線性も高そうなのでよさそうですね。

 

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ルアーです。これらは実際にお魚さんにくわえさせた精鋭たちでございます。渇水傾向でしたので軽めに分がありました。放流場所ではやはりコガネムシ色が良かったですね。ぶっちゃけこの色さえあればイイのかなとまたまた極端なことを考えてしまいますがそれくらい惚れ込んでおります。あ、手前のはリップが折れてしまっておりますが、ヘタレキャストによるものではなくてヘタレルアートレースによる岩挟まり根掛かりで取りに行って上流側にグっと引っ張るとすっぽ抜けるわけですがすっぽ抜けて勢いよく飛び上がってその勢いのまま岩に落下・・・。バカですね。このあたりが雑なんですよねぇ。写真見て頂けるとわかるかと思いますが今回からはスナップを使用せずスプリットリング装着でルアー交換時にはそのたび結び替えておりました。スナップは交換は早いけどエビになる確率が上がってしまう(これがとてもイヤ!)のと、マメに結び替えることでルアーロストが避けられるかと思い採用しています。スナップの利点は先ほどの通りルアーチェンジが早いということなんだけど、状況にもよりますが渓流ではそんなにルアーチェンジしないなといまさらながら気が付きました。

シングルフックによる弊害というのは全くなくてくわえたら掛かります。そしてバレることもありませんでした。ただ、やはりトレブルで設計されているものなので暴れる傾向にあるのでそのあたりのロッド操作には気を使いましたね。今まで通りトゥイッチしてると飛び出てきます。ドーガでも油断してて飛び出てましたね。

そんな中、我が故郷の、本職がビルダーかもしれない友人から送られてきました。ありがとー!

 

f:id:ukkarisangakubu2:20220309133716j:plainスイミングフック装着で設計されているのでこの子たちは暴れる君にはなりません。そうですね最初っからスイミングフック装着前提で作られている為ひじょーに扱いやすいです。左がkumaso53s5.3g、右がkumaso50SF4.5gとのこと。kumasoという名前は日本書紀に書かれている九州南部に住まう民やその地域のことを熊襲(くまそ)というらしいのですがその名前から付けたと聞いております。とても武者んよかですね。エビのようなカラーのSFはシンキングフラットという意味らしいです。これはうっかりは使ったことがないので重さも程よいし使うのが楽しみですね。本人曰く、

 

エビ、案外釣れるけん。

 

とのこと。あまりこういうことを言わないタイプなのでそんな人がこういうことを言うと否が応にも期待が高まりますね。あとはヘタレが使いこなせるかというとこでしょうか。あとこのエビのコガネムシ色版を期待。(軽く催促しとこっと。)

と、まぁさっきからドーガドーガ言っておりましたのでまた載せておきましょう。実はコレ自分の為なんですね。どうもすみません。バックラしてるとことかリリースポイントが早すぎるとことかルアーが飛び出しちゃってるとことかルアーの速度が遅い点とか。まだまだ課題山積みでございます。

youtu.be

 

ということでタックルについて色々と長々と振り返ってみましたが、どれも◎な感じでしたね。これからはこのタックルで落ち着きそうです。