うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

雨引山探鳥会2022/05

本日もバードウォッチングでございます。今回はいつもの菅生沼ではなくて雨引山でございます。目的は山の夏鳥といったところでしょうか。あ、その前に、

 

朝一は釣りです。5時から7時までの2時間。今回は珍しく粘りに粘りましたが全くのノー感じでございます。岸際ブレイク付近にはふんだんにベイトが居たんだけどなんか違ったみたいね。

さ、7時になったので雨引山へ向かいますが、1時間弱で着いちゃうので一人0次会会場へ向かいます。そんな会場はといいますと役所跡。ナビ上は役所となっておりますが機能してないんですかね?そのあたりよくわかりませんがそんなことのようです。ココは以前の菅生沼でベテランさんからお聞きしておりました。何を見に行ったかといいますと、

 

この子でございます。なんやツバメやん。と言うなかれ、

 

ノーマルツバメとは違ってコシアカツバメと。まぁまぁ珍しいんじゃないでしょうかねぇ。うっかりはその昔見たことがあるような記憶はあるのだけどこうやってコレ目的でじっくり観察するのは初めてかもしれません。しかも営巣地。わんさかおりました。

 

コシアカツバメの巣。とても特徴的ですねぇ。おわん型じゃなくてまるで徳利のような。このような形なので空き巣にはスズメが再利用してるようなんですね。今回もスズメが行ったり来たりしておりました。ツバメという生き物は人間が住まう軒下に巣を作りますが人間が住んでないと作らないように思います。これも共存共生なのでしょうか。人間が外敵から守ってくれるということがDNAに記録されているんでしょうか。うっかりが近づいても何も起きませんが、カラスが軒上を歩きだすとエサ獲りに行ってた親鳥が一斉に帰って来て営巣地を旋回飛行!うねりにも似た大群でカラスを追い払います。いやぁ驚きました。給餌の邪魔になるといけないのでうっかりも車に乗り込んで遠くから観察です。

 

スズメさんも育児に忙しいのでしょうか。いやはや、行けば見れるよといったベテランさんの言葉通り見ることが出来ました。なんだか0次会で満足してしまいましたが、今回のメイン会場であります雨引山へ向かいます。

 

雨引観音の駐車場に車を停めて集合時間の9時になりました。探鳥会は二場所目ですがいつもの探鳥会とは比較にならないくらいの人数が集まっております。20数名。女性がそのほとんどを占めておりました。人気なんですね。

 

雨引山の林道をアップダウンしつつ探鳥です。リーダーは合間合間で植物の説明も入れてくれます。沢筋に差し掛かるとリーダーは歩を緩めます。やっぱり沢筋は鳥の通り道とのこと。こういったところも勉強になりますね。キビタキの声が!とのことで一同一斉に静かになります。で、

 

キビタキ登場!

 

いやぁ、新緑をバックに黄色と黒のコントラスト。夏が来たんでしょうなぁ。なんだかしんみりとしてしまいました。とてもキレイな鳥ですね。撮りたいけど見たいの方が勝ってしまいましたので今回画像はありませんがまずはじっくり見たかったんですよね。次回は撮り鳥になります。すみません。

 

林道は徐々に高度を下げて行きまして、田んぼ地帯へ。ここではキジ、アオサギホオジロ、トビなどを観察します。そして折り返して雨引観音へ戻って鳥合わせして探鳥会は終了。初めての山での探鳥会。新緑が気持ち良かったですね。

 

◇今回確認できた野鳥

  1. キジ
  2. キジバト
  3. アオサギ
  4. トビ
  5. ツバメ
  6. コシアカツバメ ※うっかり初?
  7. スズメ
  8. ヒヨドリ
  9. キビタキ ※うっかり初!
  10. ガビチョウ

今回はうっかりが目で見られたもののみです。声のみはカウントしてません。今までにないくらい見れてませんね。まぁぶっちゃけ大人数でぺちゃくちゃしゃべくりながらだと現れるものも現れないなと感じました。探鳥会では目視、声含みで22種類くらいでしょうか。

菅生沼との違いは、鳥を共有しないこと。おのおのがおのおので見るというスタイル。これだと初心者には厳しいですね。見てても言ってくれないんですから。まぁ、人数もあるんでしょうかね。うっかりにはチョイと早すぎましたかの。