先月のバサクラのTAPER&SHAPEブースにて、ふとISUZUベイトリールの群れに目をやりますとバス用の大きめのリールが並ぶ中、
「あっしゃぁね、なんか知らんけどバスの大会やのにここに連れてこられちまってね。お客さんみんなバサーだからか知らんけんどもあっし見ても素通りなんすわぁ。」
と一回り小さい真っ黒なこの子がボソっと言っておりました。
ISUZU BC421SSS VINTAGE
スタッフの方のお話によると製造工程で小さなキズや色ムラなどではじかれた部品をかき集めて組んだと仰られておりました。なのでイベント価格で売られており、これは憧れの五十鈴工業のトラディショナルリールを手にするチャンス到来ということでTU-01とともにレジ袋に入れてもらいました。このリールだけだと渓流ではちとツライので合わせてタフライトスプール&マグブレーキシステムセットも入れてもらいました。
ブレーキはノーマルだと遠心で、ブロックを擦ってブレーキを掛ける機構ですけども、
マグブレーキシステムはこのマグネットユニットを差し込んで使用するようですね、
これがタフライトスプール。65%以上の軽量化でアルミプレートを薄~く残してあり、ここに磁界にて抵抗をつけるようですね。
マグネットユニットはネジを緩めるとプレートに近づいてブレーキが強くなるという仕組みで試投の結果、全開だとももるのでちょいと近づけました。
スプールについているギア、シャフト類は乾燥とのことなので、ギアにはグリス、シャフトにはサラっとオイルを注油します。
ということで渓流ベイトリールに変身です。スプールの色は各色揃ってたんですがセンスあるやまけんさんに選んでもらいました。
ライン巻いてちょんちょんロッドにセットして実際にルアー投げてみましたがこれまでのリールと遜色ないくらいまでになっておりました。トラッドリールとしてはあり得ないくらいブン回ります。おそるべし!
来季のちょんちょん釣りはこれでやりまして、今までのリールは中流域ロッドに付けて2本体制でございます。
とか言いつつちょんちょんロッドはあくまでパックロッドなので源流域でのテント泊釣行で使用するとして、普通渓流(?!)用のちょんちょんロッドを物色中です。特によりイイものというわけではなく(今のちょんちょんロッドも気に入ってますし。)、今どきの特徴のティップセクション柔らかめで軽いルアーを飛ばせるとより釣りがしやすいよなと思いました。やっぱり2.4gバフェットS43をスムージーに投げたいですよね。そんなこんなで物色しておりますと、ぬぁんと来年ABUからエントリーモデルとして4'6"の竿が出ますね。しかも激安です。ありがたいですね。もうこれしかないでしょね。