うっかりの夏休みの予定は、まずは黒部のガン黒ファイターを釣りに行くというものでした。太郎山に登って降りて薬師沢に降りてってね。しかしながら太郎山まで登れるのかということで残念ながら却下でして、しかしコレはいずれ行くことになりましょう。というか行きたいんです。そして次なるプランは北岳に登る予定でしたが、お試し登山で今のうっかりの体力では登れないことが確定。代替として御嶽山登山からのサイクリングでヤマトイワナのトライアスロン(?!)を用意しておりました。ところが天候が今一つのようなので今回の東北釣行に切り替えました。
GoogleMAPを俯瞰してエイヤ!と指さしたのが今回の川でした。こんな決め方でイイんでしょうかと思いましたがイイんです。岩手県の南部なので500kmくらいでしょうか。まずは本流にて本流ヤマメをお試しして本命の支流といったプランです。さて、今回は岩手の川はどうだったんでしょうか。
■2024年8月6日(火)
22:30に家を出て、現着は4時くらい。夜が明ける前でした。サササっと準備して、エムアイレトゥイッチンに2000番のスピニングで7cmミノーを投げます。川に入るといきなりの堰堤大淵大反転流が現れました。朝靄のなか「もし、この7cmミノーにゴン!って来たら震えますな」とか思いながらキャスト開始。そして、
どうもすみません・・・。7cmミノーに7cmヤマメ・・・。大きいルアー使ったら大きいの釣れるんじゃないんですね。(はぁ?)とはいえこれでも本流ヤマメです(笑)痛い思いさせてホントごめんなさい。
場所を移動してこれまた涼し気な朝靄の中キャストを繰り返しますがそうは問屋です。陽が高くなってきたので今回GoogleMAPで指した支流から入って本流合流地点で本流ヤマメのラストです。残念ながら7cmに見合うようなお魚さんには出会えませんでした。
本流編はダイジェストでドーガ載せておきましょう。支流に入ってすぐに釣れるという。
車が停めてある支流を戻りながらDコン5cmにチェンジしてからはヤマメラッシュです。指さした支流はどうやらアタリだったようです。こんな川の決め方もなかなかいいですね。メディアに踊らされるより自分自身で決めた方がワクワクしますよね。結果が出たら嬉しいし、出なくてもそれは自分が決めたことですからね。
まさにラッシュ。しかしとても釣れそうなこの支流は午後にとっておくことにして本流の上流域へ移動します。
入渓の際、鹿よけの網が川に沿って張られておりました。そんな網に小鹿ががんじ絡めになっておりました。外してあげようとしましたが網を切らないことには無理でした。切るわけにはいかないのでゴメンナサイとその場を立ち去りました。なんだかうしろめたい感じになりました。
ん~・・・、切り替えて行きましょう。ココからは渓流タックルにチェンジです。
のっけからヤマメさんがもんどりうってくれます。これも生き物をイジメていることになるんでしょうか。鹿とヤマメ、生き物としては同じ。
広大な本流のチャラ瀬。蝉しぐれの中、まさに夏の渓流!ってな感じです。盛夏なのに涼しい。コレですね。気持ちが良い良い。ルアーは3gのウエイビーが丁度イイ感じでした。
川原で焚火してたおばちゃんに遭遇。挨拶して小鹿のことを伝えてみました。助けてくれるかなぁと思ったんですよね。
「鹿が網に絡まってましたよ。」
「あら、そうなの、鉄砲屋さんに連絡しなくちゃだわ。」
「え”~!殺しちゃうんですか?食べるんですかね?」
「んんん、駆除するのよ。」
「・・・。」
やはり、生活を守るためには悲しいですが仕方のないことなのでしょう。残念ですが外野が口出すとこじゃないのでスルーするしかないですな。おばちゃん曰くあの橋より上流は熊が出るから気を付けるだよって教えてくれました。熊鈴スイッチオンですね。
小さいヤマメさんがぴちぴちと釣れましたがこれ以上は川を変えましょう。お昼になったので一旦退渓してメシにしましょう。のどかな田園風景。やっぱり東北はイイなぁ。
メシはココ。シャッター街の中に唯一開いてた食堂。ラーメンとチャーハン。旨しっ!
午後からは指さした支流に戻ってきました。なかなかによさげな渓でございます。
まず釣れたのはイワナ君でした。
そしてヤマメさん。上から見ると凄い柄ですね。ルアーはウェイビーですかね。次から次へと永遠に釣れ続けるんじゃないかと思わせるくらいいろんなところから渓流魚が姿を現してくれます。ここはヘブンですか?
岩は木を守り木は岩を守る。大水が出てもこのタッグで耐えます。自然というものはホントよく出来ていますね。
第一堰堤に着きました。釣れてるのに気が付いてないというまさか。SA50RSはどこでも釣れますね。
本日はチェックインを済ませなくてはならないので15時に納竿としました。というか寝ないでやってるのでまぁまぁヘロヘロです。沿道を車へ戻る途中で上から降りてきた釣り人に話しかけられました。上流にある支流はこのあたりと違って岩も大きいし渓相が違っててイイですよと教えてくれました。明日また来てみましょう。
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Day2に続く。