渓流ミノーを始めた当初、さまざまなビルダーさんがさまざまなルアーを作り出した時代でもありましたね。そんな中でうっかりのお気に入りはkatuルアーでした。ハンドメイドの世界ではあまりなかったヘヴィシンキングといった仕様。とても良く釣れましたね。なのでもうコレしか使ってなかったというかなんというか。ハンドメイドというとどうしても価格の面で高いといった印象ですが、よくよく考えてみるとですね、逆にその値段で出してくれていることに感謝せねばならんのでしょう。それだけ手間と時間が掛かってるんですよね。うっかりは実際ミノーを手作りしたことはないのでその辺りはよく分からないのだけど、kumasoの大将に軽くお願いして作ってもらったりしてますが、塗装の色流れなどとても神経を尖らせていて、とても大変なのだなぁというのはわかっているつもりです。
そんな数あるハンドメイドビルダーの中でEGOISTもその当初から作られておりましたね。しかし今まで買ったこともないし使ったこともないのですが、EGOISTの作者はおそらくうっかりと同じ歳くらいと思われ、動画で観る氏の一言一言がまぁまぁ刺さりまして、一度この氏が手掛けるEGOIST Leafを使ってみようとなりました。ルアーがどうのというより作者の方を気に入ってルアーを買うなんて初めての経験ですが、おそらく氏の思いが凝縮されたルアーだというのは容易に想像できます。
EGOIST Leaf-original- 40mm3g EGOISTicテネシーシャッド(TypeB)
~一般的なテネシーシャッドカラーを一旦要素に分解し再構築した、ビルダーが自分用に塗る超実戦的カラー。~
ということらしいです。テネシーシャッドって好きな色なので基本必ず買ってしまうカラーですが、そのテネシーシャッドを「分解した」といった表現がなんとも面白いですね。初めて手に取ってじっくり見ますと、感動するくらい美しい仕上がりですねぇ。目がザウルス系のような愛くるしい目に対してボディは相反する美しさ。このマッチングもなかなかないんじゃないでしょうか。どうしてもリアルアイにしがちですよね。
確かに分解されてる(?!)いやぁこれほどまでとは・・・。ちとEGOISTナメてたかもしれません。どうもすみません。
角度を変えてみると変化してくのがわかりますね。マジョーラのような光り方をしますね。思ってたのより遥かに凝った造りで「光」を大事にされてる氏の思いが現れていますね。これのシェル版もあるんだけど、塗装だけでこれだけの表現がなされているとシェルは不要なんじゃないかと思わせてくれます。
ボディはファットでリップは細め。巻きでの動きは大人しめで竿入れてやるとキビキビといったところでしょうか。
40mmなのでホント小さいですね。しかし体高があるのでまぁまぁの水押しなのでしょうか。正直何の情報も入れていないのでこのルアーがどのような動きをするのかは全くの未知なんですが、早速この週末に泳がせに行って来ましょう。泳がせというか釣りに行って来ましょう。
ナノチヌふかせ2号装着してみましたが、2号でも大きい感じ。
一軍ボックスに入れてしまいましょう。
いやぁ、焼酎がススムススム。