米代川サクラマスから帰ってまいりました。ふぅ~、最初に結果から申しますと
「3タコ」
でございました。まぁ、そんなに甘くはないですね。とくにうっかりのようなヘタレにそう簡単に釣れてくれるわけありませんね。かといって悲観的悲愴的になっているかというとそんなことは微塵もありませんで、この3日間はやり切った感はあったし一期一会的な出会いもたくさんありました。東北の旦那衆はホントにみな優しいんです。産物でお会いした方、もじり有りでエキサイティングな時間でしたね!二人して猛烈キャストの繰り返しでしたね。富根でお会いした方、楽しい会話ありがとー!住むとこ交換したいくらいです。橋脚下でお会いした方、ロクマル釣っておめでとー!その後お会いした青森の旦那、いろいろ釣り方おしえてくれてありがとねー!七座でお会いしたおっちゃんいろいろポイント教えてくれてありがとー!感謝感謝でございました。
あと釣りでは今までの九頭竜でのことを考えると一番魚に近づけたんじゃないでしょうかねぇ。バイトらしきもあったし釣っている人を多数見かけたし。
ということなので、釣りの方はダイジェストとしてココに記しておきましょう。釣れなくても残しておけば後々の糧となることでしょう。過去に簡単に遡って見ることが出来る他のSNSにはない良さがこのブログにはあると思っています。
■2024年4月13日(土)Day-1
仕事が終わり、飯を食らい、とうちゃこ版鹿児島編を観て、ウトウト。21時頃に出発です。
で、672km走って夜明け前に到着です。夜明けは4:45ころでしょうか。本日の予定は産物→団地→中川原といった感じで主に下流域をチェックします。
産物の夜明け。まずは産物に着いて早々に準備開始します。もう眠気とか全然なくてテンション上げっぱなしでございます。米代はとても大きい川なんですね。とても美しいです。うっとり。
ここ産物はウェーディングすることなく、テトラ帯からのキャストのようですね。沖にある何本かの砂州でしょうか、浅くなったり深くなったりしているんでしょう、テトラ帯で休んでいたお魚さんを狙います。とりあえず、キャストシーンを載せておきましょう。朝一の静寂のなか、響き渡るDC音(笑)どうもすみません。ベイトキャスティングは投げてるだけでも楽しいもんなんですね。
釣れたのは長靴くらいなもんでした(笑) 10時くらいまでは粘ったでしょうか、10時っつったら釣り始めて5時間ですよ・・・。しまいには寝ながら巻いてました。ちと粘り過ぎたかも。
そしてお次は団地。ここは護岸帯なんだけど、根掛り続出でございまして、ワンキャストワン根掛りで一投ごとにノットを組むといったことを繰り返してただけのようなそんなイメージ。そう、そんな感じです。ココは手練れだけが攻略できる場所なのでしょう。
そして本日の昼メシ。釣り旅ではこういったことも楽しみのひとつですよね。まずはココ。近所には鉄工所や大きな木材工場などがあり、そんな働く人たちの胃袋を鷲掴みにしてくれるそんな食堂でして、昔ながらのチャーハン、いや、これはチャーハンというより焼き飯と言ったほうがよかか。紅ショが効いててとてもおいしく頂きました。昔ながらのこういった「味」は今食べておかないと廃れていくだけですからね。
昼メシのあとは、ちょいと河口の様子を見に行ってみました。遠く目をやりますと世界遺産の白神山地でしょうか。まだ頭に雪を頂いておりますね。雄大な眺めを堪能です。
今度は日本海の沖を眺めると、遠く北朝鮮とロシアはウラジオストクを・・・。あ、これはうっかりの妄想でした。見えるわけないっすね。
そして次のポイントは中川原、テトラが転がって複雑な水流。海から上がって来たお魚さんは間違いなく立ち寄るとこなのでしょう。写真撮るの忘れてドーガだけになっちまってたので載せておきます。ヘタレキャストお気になさらずにね。
中川原の桜並木もまだ咲いてなくてもう少しな感じ。これからですね。本日はこれで終了と思っていたのだけど産物がちと気になり、もう一度入りなおして何も起こらず本日は終了。
■2024年4月14日(日)Day-2
3時起きはまぁまぁツライ・・・。気を振り絞って起きます。
コンビニに寄って朝飯と入漁券をば。本日の予定は富根→富田→鉄橋下といった感じ。
ココで寝てた子が起きて活動を開始するであろうことを妄想してクロスに投げて扇型です。そしてテトラ際と平行になり逆引きになった瞬間!ぶるるんっ!とお魚さんの反応が!瞬間的にバレてしまいましたがコレがサクラマスだったら期待大でございますな。その後1時間ほどやって移動です。
お次は富田。ココは沖にテトラだか岩だか、何かしらの堤防的なものが沈んでるようで絶えず水流がもあもあしておりまして、そのキワキワを狙う感じでしょうか。ココも今にも食ってくるんじゃないかといった期待がありましたが、結局ノー感じのままでございました。
富田には現場売りが・・・。こんなん初めて見ました。
ちとウェーディングもしてみました。そう、もう暑くて暑くてゆだるようだったので少しでも涼をとるためといった感じです。え?釣りの為じゃないんかい!
そして本日の昼メシ。お食事かぁちゃん。なんとワンコインで定食が食べられると。恐るべし!おばちゃんが一人で切り盛りされておりましたが、砂肝炒め定食をたのむと速攻で出てきました。とてもおいしく頂きました。
そして、鉄橋下。ここは橋脚下のヨレから瀬にかけて舐めるように引いて来ます。
あとは岸側にはちょいとした反転流ディープも隣接しており、ココで休んでそうなのもイイ感じ。まずは橋脚からキャストします。そしてゴン!と重いバイトがあり、フッキングするとすっぽ抜けました。
あ~、これねー、見覚えある鱗ですねぇ。鯉のスレでございました。どうもすみません。
で、ナインズにも違和感があったので見てみると、こ、これって・・・、サクラマスじゃね??
夕方までタコ粘りして本日は終了。うっかりにしては頑張ったんじゃないでしょうか。はぁ?
■2024年4月15日(月)Day-3
泣いても笑っても本日が最終日です。とかって書くとやる気満々のような感じではありますが、実際はそうではなくてですね、朝目覚まし鳴って起きたはいいけど、
「また、釣れない釣りやらなきゃなの?」
と思ってしまっている自分が居ました(笑)もうね、それだけ疲労困憊だったわけなんです。とはいえですよ、あとで後悔はしたくないのでココは予定通りキッチリと目を覚ましてですね、身体を奮い立たせてですよ、
いつものコンビニで「今日もサクラマス券を」と店員さんに告げるわけです。そう、コンビニの店員さんのローテーションではこの時間帯は必ず同じ人でした。
そして向かったのは予定にはなかった橋脚下です。そう、唯一サクラマスの気配がプンプンするとこですね。ところが、昨日の暑さで「♪雪が解けて川になって流れていきますぅ♪」そう、雪代というものが流れ込んでおりまして、チョイニゴニゴ増水で怖くて立ってられません。何投かして見切り、
移動だ移動だぁ!
で予定通りの七座でございます。釣り旨な方々が対岸の崖を降りて来ております。そう、九頭竜でも味わった「対岸理論」なのかな。そう、対岸の人が釣れるといった現象が立て続けにおこることを対岸理論といいます。まぁ、今回は釣れてるとこは見ませんでしたが。
昼になり、本日の昼メシはと言いたいところでしたが、予定してた萬福食堂はお休みでございました。ひじょーに残念でございます。なのでいつものコンビニ弁当で溜飲を下げておきましょう。それからは富田、橋脚下などをランガンし、竿を車に立てかけたままバックさせ危うく踏みつける寸前で気が付き、あ、これはもうだいぶキテルなということで、2024年のサクラマスは納竿としました。
今回、あえて、切石、外面、銀杏橋は外しました。人が多いとこは苦手なんです。たぶんそんなこと言ってるから釣れないんだと思います。でもそれはそれ。
三日間サミングし続けた結果、つらかったけど楽しかった三日間でございました!ん~、スマホが認証してくれなくなりました・・・。