いやぁ、遠征からだいぶ経過しましたが、忘れようと思っても忘れられませんで、いつまでもひきずりますなぁ。切り替えようにも切り替わらんですよ。これが全くのノー感じだったらまだ諦めもつくってもんなんでがすが、あとになってジワジワと来るというか。
コレがサクラマスの鱗だとすればですよ、もう、そこまで来てたということなんすよ。前方の橋脚くらいで食ってきた感じです。このナインズは重心移動の類はなくてウェイトがジャラっと動くくらいなので飛距離的には重心移動モノと比べれば飛びませんがお魚さんが居る距離には飛んでいたということから飛距離的には問題ないのかなと。
そして、動きですが、こんな感じで上下に竿をしゃくってダートするように動かしておりましたが、とにかくキレっキレでございます。安定のビットストリームの対局にあるというか。そうですね、ビットストリームはこんなことしても微動だにせず真っ直ぐ泳いできます。しかしこのナインズはひらりひらりと障害物もかわすのでディープミノーのなかで唯一の生き残りです。(笑)(あとは全部失くしました・・・。)
うっかりがサクラマスという魚を釣りに行ったのは2008年3月の九頭竜川がデビュー戦でした。そんな16年前の九頭竜川での写真を載っけておきましょう。ギリで30代でしたかね。懐かしいですねぇ。九頭竜で3、4回、そして閉伊川の1回とやってきておりましたが、今回の米代遠征ではこれまでになかった「サクラマスの気配」を感じたのは初めてのことかもしれません。こうなると来年もまた行くことになるかと思います。本気と書いてマジと読む。そう、そんな感じです。火を付けましたね。なのでコツコツと来年に向けて準備を開始しておきましょう。チビチビとまた弾を補充しておかねばということで、やはり唯一鱗が付いたこのルアーをまず最初に探りました。そう、今はもう生産しておりませんで、この一本は量販店の中古コーナーで偶然見かけたのを買ってたものでした。本来は九頭竜で使うスペシャルなルアーなんですが今回は米代川で使っちゃいました。
生産していないということは今後玉数は減って行く傾向にあるということで早め早めに手を打っておかねばならないということで、ヤフ〇オクでセットで売ってるのを発見。しかもMDも。し、しかも新品て(汗・・・)驚きです。まだあるとこにはあるもんなんすねぇ。一本当たり1,000円以下で買えたのはホント、ラッキーでしたね。
で、送られてきました。90Dが4本、90MDが4本の計8本ものナインズが手中に納まりました。ありがとうございます。
思いっきり九頭竜って書いてあるぅ(笑)HOOKをFOOKと書いてあるのもご愛敬。←わざと?フックはST36-BCの#6なんすね。うっかりは今回使用したのに付いてたフックが何者かわからなかったのでST46に換装して使っておりましたが、どうにもサスペンド気味になってたのが気になりましたので、
重さ測ってみると0.1g位の差。ん~、そんなにシビアなもんなんでしょうかねぇ。
フックの正体がわかりましたので、とりあえず元に戻しておきましょう。
で、開封です。さすがに経年劣化は避けられませんね。パッケージが硬化しててパリンパリン。中身出したらシルバーだったといったオチは無くて良かった。
BURNS Nines 90Deep 93mm11g レンジ1.2~2m HOOK ST36-BC#6
BURNS Nines 90MidiumDeep 93mm11g レンジ0.5~1m HOOK ST36-BC#6
ボディは同サイズでリップだけ違う感じでしょうか。
で、収納するために輪ゴム装着してたら、ぬぁんとフックの向きがバラバラ・・・。上はフロントが、下はリアが逆ですね。全てみてみたらフロントだったりリアだったりでたぶん方向の意識がないまま装着している感じです。こんなん初めてですね。これがメーカーの姿勢なのでしょう。まぁそんなこまけぇこと気にすんなってことなんでしょうが、うっかりは性格的に気になるので全てチェックして付け替えました。
ふぅ、やっと終わった。なかなか手強いぜ、ナインズよ。
ボディサイズが同じなので現場でルアチェンする際にどっちかパッとわかんないよね、ということでリップに印付けてみたはいいんだけど、なんと、9'sの文字がディープが金でミディアムが銀となっておりました。これだとわかりやすいですね。なのでリップの印はリムーバで消しました。
さてさて、こうやってね一つのルアーを掘りさげるのもなかなか楽しいですね。いろんな角度から見てメーカーの思想、姿勢などが垣間見えてくるし、より愛着が沸いて来ます。こうやってね来年の4月までにいろんなメーカーのを毎月毎月ちょびちょびと弾を込めて行きましょう。
で、ぶっ放してやるっ!(鼻息)
もう失くすなよ・・・。