ついにテント泊登山に行ってきました。幕営地は奥多摩小屋に決めました。おそらく近々に取り壊しとなるようでここはやってるうちに行っておこうかと。あとはまだ寒い時期にテントに泊まるとどうなるのかを試したかったのですね。
プランはこんな感じです。初日七ツ石に登って奥多摩小屋泊、翌日はヘッドランプにて雲取山で帰りは石尾根を下って奥多摩駅へといったプランだったのですが・・・。
3月10日【1日目】
鴨沢(09:30)・・・小袖乗越(10:00)・・・堂所(11:45)[休憩 10分]・・・七ツ石小屋(12:45)・・・七ツ石山(13:20)[休憩 10分]・・・ブナ坂(13:40)・・・雲取奥多摩小屋(14:20)
3月11日【2日目】
雲取奥多摩小屋(04:30)・・・小雲取山(04:55)・・・雲取山(05:25)[休憩 30分]・・・三条ダルミ(06:15)・・・雲取山(07:00)・・・小雲取山(07:20)・・・雲取奥多摩小屋(07:40)[休憩 80分]・・・ブナ坂(09:30)・・・千本ツツジ(10:09)・・・巳ノ戸の大クビレ(11:09)・・・鷹ノ巣山(11:44)[休憩 10分]・・・縦走路分岐(12:19)・・・水根山(12:24)・・・六ツ石山分岐(13:34)・・・六ツ石山(13:44)[休憩 10分]・・・六ツ石山分岐(13:59)・・・三ノ木戸山分岐(14:39)・・・奥多摩駅(16:09)
実際は
【1日目】
鴨沢(09:30)・・・小袖乗越(10:00)・・・堂所(11:45)[休憩 10分]・・・ブナ坂(13:40)・・・雲取奥多摩小屋(14:20)
【2日目】
雲取奥多摩小屋(08:30)・・・ブナ坂・・・堂所・・・小袖乗越(10:30)・・・鴨沢(11:00)
えーーー!ピストン?
すみません、まず今回は土日とも晴れ予報だったのですが初日まさかの雨。そしてテント泊のザックの重さをナメテました・・・。この重量で登りだけで5時間はだいぶ私のスペックを超えてました。完全にプランミスです。
では振り返ってみましょう。
9:30に予定通り鴨沢を出発。ところが小袖までが地味~に斜め登りでしてしょっぱなから息が上がっております。
ぜはぜは言いながら登山口に到着です。登山口なのにぜはぜはです。丹波山村のゆるキャラ、タバスキーがお出迎え。帰りの電車の中で登山客の方とお話したのですが、車の人は駐車場からすぐに登山口だからうらやましいよねーとおっしゃっておられました。同感です。ここまでがツライのです。
そして登山口からも地味~に斜め登り。途中、明らかにBEASTの足跡が!そんなに大きくないところをみるとまだ若いのかな。
ずんずんと標高を上げていきます。そしてポツリポツリと雨が降ってきましてカッパを着るほどまでになってきました。
七ツ石小屋への分岐でこれまでの疲労度と悪天候を鑑みまして迷わず巻き道を選択しました。この時点でプランが破たんしました。ヘロヘロの状態から七ツ石山は絶対に無理です。
そして巻き道の途中でまたしてもBEASTが。しっかりと冬毛ですね。
やっとこさブナ坂に到着です。この時点でオンスケ。七ツ石山を登っていないのにオンスケって・・・。いかに私のスペックが低いかがおわかりでしょう。石尾根に着いてからは天気が回復してまいりました。
これから石尾根を奥多摩小屋へ向けて歩きます。気持ちがいいですねぇ!先ほどまでの雨の中の鬱屈な気持ちとは全く違いますね!
そしてついにDancin’Treeが!ホントにDancinDancinですね!
最後の五十人平にとどめを刺され、ヘロヘロで奥多摩小屋幕営地へ到着です。
晩飯は焼き肉。ビールをプハっと。この時点で明日は下るだけと決め込みます。もうとてもじゃないけど雲取山?石尾根縦走?無理です。もっと体力をつけて重ザックで歩けるようにならないとイケマセン。
朝起きてあっぱれな霧っぷりに脱帽デス。テント紐にも海老の尻尾が!
テントも凍るマイナス5℃。夜中も風が吹くたびに霧氷からの海老の尻尾がテントに突き刺さるように当たってきておりました。
そして夜明け。霧氷のモルゲンロート。絶景でございます。へたれな私にせめてものご褒美を頂きました。ありがとうございます。
とにかく、もっと体を見直さないとイケマセンね。このままじゃ縦走は100%無理です。が、しかし初めてのテント泊、非常に勉強になりました。