家でシコシコしててもいいんですが、やっぱりこういう時こそ次に繫がる何かをしなくてはと思ってしまいますねぇ。いや、じっとしてられない性格でもないんですよ。とはいえ、9月になりそろそろ秋シーバスの準備をしとかんといかんなってなりました。そこで過去に行ったことのあるポイントが今もアクセス出来て釣りが出来るのかを確認しに行ってきました。
20年近く前になるでしょうか。広大な干潟で夜な夜な竿を振っていたのは。その当時はただの堤防が真っ直ぐ伸びているだけで殺風景で何もなく、墓地があるくらいじゃなかったですかね。殺風景でしかも墓地ってなんだか出そうですよね。駐車場に止めた車の中から折りたたみ自転車を引っ張り出して真っ暗闇の中2kmほどの距離をキコキコと墓地付近にあるポイントへ向かい釣りをしてたんだけど、そのポイントはフレッシュな潮がカッ飛んでおり、航路ブレイクを舐めるようにキャストすればギンピシャな魚体が姿を現したもんでした。遠い目。
今は遊歩道とか自転車道路としてとてもキレイに整備されており、時代が変わったことを実感します。そうですね、ここらあたりは巨大マンションが次から次へと立ち並び、周りも整備されたようですね。で、人が増えるとどうなるかというと、
やっぱりね。人が増えるとこうなる。しかし今日来てよかったなぁ。本番でこんな看板見ちゃったらガックリするところでしたね。海をよーく見てみると護岸を乗り越えて海に浸かってる人が居ますが、貝獲りの人でしょうかね。話し声を聞いてみるとどうやら日本語ではない感じ。そんな中にも日本語を話すファミリーも居て子供の手前ってのは無いのかなぁと思いますねぇ。まぁそんなこたぁどうでもいいけど。
東京湾奥を縄張りとしているシーバスメンってとても紳士的でモラルを守る方が多いと聞きます。うっかりはあまり接したことはないのだけど、おそらくそうなんでしょう。この日もシーバスメンはゼロ。立ち入り禁止のところで竿を振るなんざ東京湾奥シーバスメンを名乗っちゃイケナイんでしょう。それもこれも村岡先生の働きかけもあるのかなと思います。エンジ色のメガバスジャケットを着てた頃から氏のブログを読んでおりましたが、釣りに関してはとてもアグレッシブな釣りを展開する一方、釣行後には必ず一個はゴミを拾うということをやられており、その後もさまざまな活動した結果、東京湾奥シーバスメンの末端にまで浸透してきているといったところでしょうか。シーバスメンでもなんでもないうっかりでさえココは聖地だから下手コケないというか。そんな気持ちで釣りをさせて頂いてるというか。
ひとつポイントが減ってしまって残念ではありますが、まぁココだけではないのでさらに探っていきましょう。