いやぁぁぁぁ、終わってしまいましたねぇ。今季でのホームでの釣行は今回で最後。サミシイ・・・。ここのところ本流が続いておりましたが、最後は支流を本流出合から源頭までじっくりと釣り上がって行くことにしました。さ、楽しんで行きましょ。
■2024年9月15日(日)5:30~12:30
今回からホームへの道程を変えてみました。今までは距離優先的なところを走っておりましたがバイパス的幹線道路を使うと信号も少なくて距離は少し延びちゃいますが時間的には若干早い気がいたします。今季最後でこんなことに気が付いてしまうところがうっかり流でございます。
5:30頃に入渓です。状況は前々日の雨で今までにない増水笹濁りでございました。こりゃ遡行も大変です。しばらくノーチェイスノーバイトが続いてアレ?こういった水量水質ってイイ感じに転ぶんじゃなかったでしたっけね?と思っていたら、岩に濡れた足跡が・・・。どうやら頭とられてたのかな。釣り人の多い関東圏の川ではこれは仕方のないこと。なので一旦車に戻ってみると案の定うっかりの車のうしろに車が。その足跡の主の釣り区間を出来るだけ確保するため距離のある堰堤上からやることにしました。
堰堤上も変わらず増水笹濁りでこういった状況ではこのkumasoの独壇場?!なのかなということで、
案の定なかなかの頂きました。いつもだと手前まで小さいのが追っかけてくるもんですけど、今回は全くなくておそらくですが増水で流されちゃったのか流れの緩いところに隠れているのかでしょうか。そんな中、この子が猛烈にチェイスしてガブっと食ってくれました。いやぁ、ナイスバディでございます。
素敵なお魚さんなのでタックルとツーショット撮っておきましょう。
そしてその後、太めの流れの中から食い上げバイトです。エキサイティングでございます!強い流れの中からだったので素直に寄って来てくれました。
ゴン太頂きました。kumaso持って来てて良かったぁ。ここぞというところでイイの連れて来てくれます。ありがとうございます。
そしてお次はKミノーです。2年ぶりくらいの登場でしょうか。野呂川釣行でお会いしたKさん自家製ミノーでございます。他のミノーにはないシャッド的な動きでレンジ入って行きます。
Kミノーもワイルド系イワナ君を連れて来てくれました。やっぱり増水笹濁りの状況ではいつもの支流とは思えないくらい状況が変わっております。釣れる数は少なくなりますが釣れるサイズが全く変わっておりますね。
リリースドーガ撮ってみますが、もたもたしてたら勝手にリリースされました・・・。(笑)
そしてお次はチップミノー。スカジットMinakawaの逸品でございますね。今季コレで釣ってない気がしたので持ってきておりました。というか今回持ってきたほとんどが今季釣ってないシリーズ(?!)でして、たまにはお魚さんぢるを吸わせてあげないとなと思いました。はぁ?
コチラもワイルドイワナさまを連れて来てくれました。
何を撮りたかったのかわからないのだけどドーガ撮れてたので載せておきましょう。
イイ感じに釣れているのでこのまま行けるかと思いましたが、うっかりの10m上で入渓してきたおじさん・・・。ちょ、ちょっと待てよと思いましたがおじさんとしてもうっかりの車からこれくらい離せば大丈夫だろうと思って入って来たのでしょう。ってもルアーメンなので遡るの早いんすよねぇ。で、釣況を聞いてきたのでぽつりぽつりだけどイイ感じなの釣れてますよと伝えます。やっぱりバツが悪かったのでしょう、「お先にどうぞ」とおっしゃる。まぁ普通はそうですよね。ってもココは関東圏。こんなことは日常ちゃめしごとなんですよね。せっかく急な崖を降りて来てうっかりが居たもんだからさぞガッカリされたことでしょう。なので当初舐めるように源頭目指すつもりでしたがこの区間はこのおじさんに譲ってうっかりは普段退渓してるところからさらに上流を釣ることにしました。なんかどんどん追いやられてる感はありますが、これが全ての釣り人が幸せになる方法なんでしょうかねぇ。
上流部の普段退渓してるとこから入渓してみると水はクリアです。そう、下にある堰堤からこの地点までにある支流沢は普段から少し濁ってましておそらくこの雨で相当なニゴニゴを放出してると思われます。なのでその沢より上流はクリアなのでしょう。入ってすぐに小さいヤマメさんが釣れて、ココから上には人が居ないことがわかりました。これで心置きなく釣りが出来ますね。ふぅ・・・。
小さい堰堤が現れました。そう、ココから先はうっかりにとって未知な場所になります。今季最後にやることなのかとは思いましたがココからは気持ちを切り替えまして来季に繫がる釣りをしましょう。そうしましょう。
堰堤ではHUMP HANG 55S FATを沈み岩を意識して引いてみます。コレ軽いんでレンジ入んないかと思いますがこういう場所って食い気のあるやつは食い上げてきますよね。奇才山本千秋氏が手掛けたこのルアー、作ってるのかよーわからん状態となっておりますがHUMPのルアーってほんとなんかしらんけどよー釣れますよね。
なんとか岩陰に居るのを引っ張ってこれたようですね。
この色をルアーのカラー名のように表現するならばグリーンバックサバオレンジベリーといったところでしょうか。虫食いが過ぎるって。とてもキレイです。ウットリ。
たまに感じるのがこの川でこういう色の釣った瞬間ってブルックか?と思うくらい色彩が似てるんですよね。ヒレも茶色いし。以前この川でエサ釣り師のビクの中身見せてもらったことがありましたがその時にも一瞬ブルックか?と思いました。ひょっとしたらこのあたりにも明治の時代に入れられたのかなぁと妄想してみます。そのDNAを脈々と受け継いでいたとしたら。ん~、場所が場所だけにありえなくもない。
堰堤を越えるとなだらかな流れが待っておりましたが、これもココだけで、ココからは大岩ゴロゴロの山岳渓流域へと入って行きます。
もうこのあたりになると「熊」の生息域となるので笛を吹きつつ遡って行きます。
桃色ルナのシンキングです。この子もお初ですね。
そして現れたのがなんとヤマメ。今回初でしょうか。いやぁ完全にイワナ圏と思っておりましたので驚きました。にしてもキレイねぇ・・・。ウットリ。
ちょっとこのあたりで小休止。今回はメロンパンにしてみました。口の中のすべての水分を吸収します。飲み込むのに苦労しました。
お次はバフェットジョインテッド。これもね、タダ巻きしてれば釣れるといったモノなんですが、このオートマティックな感じがどうもうっかりには合っていないのかもしれません。ここぞというところでクイックに操作して食わすといったことが出来なくもないのでしょうがもったりとしてるというかなんというか。というか釣れてるのに文句ばっかり垂れてんじゃねってね。どうもすみません。
ワゴンセールで買っておいたシルバークリークの黒いルアー。にしても釣れてくるのはヤマメでしかも小さい個体ばかり。ん~、これ以上やっていぢめるのは可愛そうだなと思い始めました。
堰堤二つくらい越えてだいぶ遡って来ましたが一向にイワナ君のお姿が見えません。
疲れもあってかだいぶ惰性で動くようなってしまいした。もののふ、EDEN、流翠と解禁前に買いそろえてたモノシリーズを矢継ぎ早に投入してお魚ぢるを吸わせます。あぁだいぶ疲れて来たようですね。どうもすみません。
3つ目の堰堤が見えてきたのでもうそろそろ退渓しようかなと堰堤手前の流れにルアーを投入して食って来ました。あり得ないくらい重い。やべ!油断したかもと追うように高速巻きで#2まで曲げます。
はいドーンっ!いや、あのヤマメ君たちは前座だったんですね・・・。突然のイワナ君の登場でその重さのギャップたるや。憎い演出だこと。
オオトリを務めたのはkatuルアーでした。この子も久しぶりでしたね。なんなんでしょうね、ここぞという時にしっかりとイイお魚さんを連れて来てくれますねぇ。
この川の今季のラスボスはココにしましょう。退渓です。車まではぴぃぴぃと笛吹きながら帰りました。
曼殊沙華彼岸花でお別れです。
See you next season!
あぁ。さみし。
おまけ。
本日のバラシ11連発を載せておきましょう。