うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

妄想サイクリング&登山(乗鞍)

うっかりは毎年8月の第一週に夏休みを取ることにしています。なぜかといいますとね、梅雨明け一週間は大体晴れが続くからなんですね。

去年の夏休みの様子はコチラ。

いやはや、ご覧頂けたでしょうか怒涛の登山三昧でしたねぇ。夏九州のギンギンギラギラ太陽の中、連日わっしわっしと登っておりました。それぞれ見どころも豊富にあってホント楽しい山旅でございましたですねぇ。(遠い目)

と、ところがですよ、奥さん!今年は・・・、

 

梅雨が明けとらんではないかっ!

 

がっくりですね。8月に入って梅雨が明けていないのは観測史上数えるくらいしかないらしいですね。こうやって考えてみますとね、今年2020年はホントろくなことないですね。コロナだし、医療機関大変なことになっちゃうし、オリンピック無いし、経済低迷するし、線状降水帯によって故郷は洪水になるし、そして、夏休みになってもこの梅雨が明けないし・・・。こんなことが続くとですね、なんだかズーン・・・と沈んでってしまいそうですが、そんなイヤなことというのは続くわけではありません。おそらくあともう少しで梅雨は明けます。今も晴れてきました。閉じ籠りっきりで鬱憤が溜まっているとはいえ今のところ生活に困っているわけではありません。仕事も出来てますしメシも食えてますしね。ましてや雨が降ってるから遊べないって、

 

子供じゃあるまいし

 

雨なら雨でそこは、

 

妄想があるじゃないかっ!

 

ということで、一旦下げておいてグイっと上げたところで今回は妄想サイクリング&登山と行ってみましょうかねー。そうですね、ダウンヒルからのアップヒル。上げて行きましょう!

 

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今回は乗鞍でございます。そうです、あの乗鞍エコーラインを漕ぎます。乗鞍ヒルクライムが行われる場所ですね。坂バカどもが集い悶絶した表情でひたすら坂を上るレース。過酷です。参考までにリザルトタイムを見てみましたが、唖然としてしまいました。上位の方だと一時間切ってるし・・・。強靭な足の持ち主ですね。スゴイです。そして、そんなうっかりはココを

 

下ります・・・。

 

なにが乗鞍エコーラインを漕ぐだぁ?漕がなくていいじゃん。

いやぁ、漕ぎますよぉ。聞いて下さいよ。せっかくのメジャーポイントを悶絶して登って景色台無しにするよりは裏っかわから登って、畳平からはヒィーハーっ!とか言いながら乗鞍エコーラインを駆け下って終わりたいなと単純に思いました。ただそれだけの理由で松本から中の湯経由で平湯キャンプ場にて一泊し、翌日畳平へ上り、畳平からは剣ヶ峰まで登山。そして今回のメインイベント、乗鞍ヒルクライムコースを下って松本へもどるといったコースにしてみました。んー・・・線引いただけでよだれが出てしまいました。だらしないですね。

 

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あずさ号に乗って松本駅に降り立ちます。皇帝陛下を組み立ててさぁ、これから激坂を下るぞーと意気込みます(?!)。そうです今回の目的は最後に待っている豪快なダウンヒル。そんな激坂を下る前にはやっておかなくてはならないことがあります。下るには上らなくてはなりません。当たり前です。

 

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まずは、中の湯から安房峠を越えなくてはいけません。九十九折の道をえっちらおっちらと漕いで行きます。

 

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ひゃーっ!とダウンヒル下った先にあるのが平湯温泉。その脇にある平湯キャンプ場にて今回はテント泊です。ささっとテント張って「はぁ、安房峠越えは思いのほか大変だったのぉ」だのと言いながらのほほんと温泉にでも浸かりましょうかね。

 

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夜が明けて来ました。軽く朝食&コーヒーで一息ついたらテント撤収して今回最大の難関である乗鞍スカイラインの上りです。そうです、天国の前に地獄です。まずは地獄を味わってからの天国。これが天国が天国たるに相応しい喜び汁大放出状態となるには必要なことだと思います。す、すみません、オイラは何を言っているのでしょうか。そんな地獄は距離にして20km、標高差にて1,500mほどでしょうか・・・。上れるのか?

 

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なんとか畳平に到着。今回の行程の地獄の一丁目が終わりました。自転車での最高地点でしょうか。

 

 

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ココからは剣ヶ峰までは登山となります。(これ書きながら思いましたがホントにコレ実現できるのかぁ?)標高差にして300m程でしょうか。このサイクリング&登山での登山はこれくらが丁度いいのではないでしょうかねぇ。ここから1,000m登りますとかだと絶対に無理な様に思います。

 

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コースはこんな感じでしょうか。行って帰ってのピストンにて3時間ほどの行程。恵比寿岳をバックに亀ノ池の眺望を堪能し、不消ヶ池の雪渓からの寒いくらいの空気を吸いながら肩の小屋を経由して乗鞍岳山頂に到着です。3,000mを越えているので松本市の標高600mからだから2,400mほど自力で登ってきたことになりますね。感慨に浸りながら山頂からの眺めを堪能します。山頂からは転がるように降りてきて1時間ほどで畳平へ戻ります。

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さ、いよいよですね。ココからは天国なんでしょか。溜めに溜めて大放出の瞬間がやってまりました。

 

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ココから松本まではずーっと下りだと思ってていいんですね?乗鞍ヒルクライムコースを逆に進んでしまううっかり流コースは天国間違いなしでいいんですね?

 

ヒィーーーーハーーっ!

 

と60kmほどのダウンヒルにて喜び汁大放出

 

松本駅に到着ししずしずと皇帝陛下を極薄輪行袋にしまい込み、特急に乗って帰ります。

 

ふぅ・・・。なんてすばらしい旅なんでしょうか。ちょっとこれ書いてて疲労感を覚えました。まだ暖かいうちに実現できるといいですね。っても今年は無理かなー。

 

おしまい。