うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

腐ってもSTELLA

いや~・・・、北の大地の旅を決めてからというもの頭の中は、広大な大地、フレッシュな空気、清らかな流れ、そんなのがクルクルと回り始めたかと思うと次第に加速していき、今はくぁーーーん!と甲高い高回転型ホンダエンジンサウンドが鳴り響いております。何を言っているのかさっぱりわかりませんね。

今回の旅テーマは「真っ直ぐな道をひたすら漕ぐ」でしたね。しかしながらそこは釣人、途中途中に見え隠れする渓流や湖を見過すわけにはまいりませんでテーマからは逸れてしまいますが釣りはしたいなぁーと。で、持って行く釣り道具の選定をしておかないとなーということで今回はリールです。まぁいつも使ってるツインパの2000Sはコンパクトでいいんだけど、巻いてるPEの長さを測ってみると30mしかなく、こりゃ湖じゃ無理があるかもということで、

 

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屈斜路湖の釣りエリアの等深線みてみると最深で40mほど。あきらかにキャパ不足。垂直落下でも届きませんやん。まぁ底ベタやるつもりはないので問題ないかと思いますが心もとないので釣り道具箱をゴソゴソと漁ってるとこの子が出てきました。

 

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01 STELLA AR2000

ん~・・・、実はこの子の存在を忘れてまして、そういえばあったなと。01かぁ・・・、もう20年前になるんですね。そんな20年選手を回してみますと若干のスリスリ感。オイルがカラカラですね。なので駆動部にグリス挿入し、ベアリングにはIOSを注入。しばらくクルクルとバカみたいに回してますと元来のシルキーな感触が戻ってきました。ん~・・・腐ってもSTELLAなんですね。調べてみたら01自体まだまだ根強い人気があるんですね。全く問題なく使用できそうなのでこの子を北の大地に連れていくことにしました。やっぱり異なる釣種を一台でやろうとするとこういったAR(オールラウンド)タイプが重宝するんですね。変にハイギアだと渓流だといいけど湖ではトルクが足んないし、シャロースプールだと糸巻量足んないし。ノーマルギアでノーマルスプール、やっぱりこれが自転車旅でのリールのありかただなとココで初めて思いました。

とりあえず手持ちの0.6PEを巻いてみましたが55mしかなくて微妙だなぁと思いつつ、ま、竿はポケビッツなのでそんなに飛ばんだろということで今回はこれで行くことにしましょう。