うっかりは基本、渓流ミノーイングにおいては釣ったらすぐに逃がすキャッチ＆リリースということをしております。今までに釣った渓流魚を持ち帰って食べたことは数える程、ん～・・・、ほとんどないと言った方がよいか。食べたという記憶すらありません。とくにこだわりがあってというわけではありません。食べるということよりも、ルアーが意図したところに飛んでいき、思い通りのアクションを加え、岩陰に潜んでいる渓流魚が思わず出てきてルアーをぱっくりとくわえる瞬間が見てとれ、暴れる魚をいなしつつ、太い流れをかわしその途中の岩をかわしつつ川岸まで誘導しネットに納める。うっかりの渓流魚の釣りでの喜汁はここで吹き出します。そう、この時点で完結。そう、Concrutionなんです。ただそれだけなのです。
魚傷つけて食べないなんてかわいそうじゃないかっ！
と声が聞こえてきそうですね。たしかに傷つけているかもしれません。しかし、優しく寄せてソフトランディングしてあげれば逃がした後の生存率は格段に上がるとの記事をどこかしらで見たことがあります。そうなれば魚も食べられずに済むし人も楽しませてもらう。まさにウィンウィンの関係なんですね。あ、また妄想を交えつつ長々と語りそうになりましたのでここらでやめておきましょう。そうです今回はシングルフックに交換作業を行っておりました。トレブルですとフッキング率は上がりますがどうしても刺さってないほうのフックで魚を傷つけてしまいます。なのでシングルに換装です。そうは言ってもトレブル使ってる人を否定するつもりも非難するつもりもありません。その人その人の考え方というのがあるしそれを一番に尊重しなくてはいけないと思うようにしているので自分はこう思ってるからこうだということを言うつもりもありません。
シングルフックにはVANHOOKのPL-51BLの#7を使用しています。なぜこれかといいますと、太い、ワイドゲイプ、ショートシャンク、そして錆びないからです。やはり重量的に重いトレブルから軽いシングルに替えるのでどうしてもバランスが悪くなりバタつき、挙句の果てには水面割って出てしまうってことがあります。なのでなるべく重い（太い）ものが良いかと。で、ワイドですが、これはフッキング率を上げるためでしょうか。以前はナロータイプの使っててお魚さんが果敢に銜えようとしているのに全然掛からないってことがあり、これじゃ釣りにならんのじゃないか？といったこともありました。それからは再びトレブルを使いだしてしまったのでした。しかし、このワイドタイプではそんなこともなくなりトレブルと遜色ないフッキング率かと思います。そしてショートシャンクですがこれは鈎同士の絡み合い、ラインとの絡み合いを防ぐためですね。長いとどうしても絡んでしまい釣りのリズムを崩してしまいます。そこでこのショートシャンクなんですね。
で、早速換装作業を始めようとしたら・・・、おいおいMEGABASSさん！なぜに横アイ？こんなに長々と語ったのに縦アイのミノー用のフックだと付けたら横向いちゃうじゃんねぇ。仕方がないのでMEGABASSのFSにはコチラを付けるしかありません。
スプーン用のIVYLINEのマンティスフック#6になります。スプーン用で横アイなのでこれで真っ直ぐ向きますね。
7cmミノーにはスイミングフックを付けたんだけどこれが長すぎてフック同士、ラインにも絡みそうなので、故郷に住んでる本業なのか副業なのかわからないミノービルダーの友人が巻いた鈎を付けることに。さすが太軸ワイドショートシャンク。わかってるなー。
ふぅ～・・・。スタメンルアーすべて換装しましたが、もう裸眼では無理な作業となっておりました。なのでダイソー老眼鏡デス・・・。かなしーです。
そんな作業中、なぜかオイラのまわりをうろうろ邪魔ばっかりするギンが。なんでだろうと思ったらルアーケースに敷いてあるムートンに反応していたのでした。天然ものなのでやはり本物の動物の匂いがするんですね。こんなとこで野生呼び覚まさんといて欲しいですな。
あ、そういえばうっかりが替えフック買うのでカミサンもついて来たんだけどなぜかカゴに入ってました・・・。ダイワのDr.MINNOWⅡ50S 3.5g ライムグリーン。なぜこれかというとカミサンのフェイバリッドルアーであるSMITHのWavyがその店には売っておらず形と重さが似ているコレにしたと。しかもコレ、だいたいの渓流ミノーの価格の半分ほどで買えてしまいます。おそるべし！ダイワ！
レジでもらった2022シマノカタログ。新型ステラが出とる。まぁ買えないけど。
