ウェーディングを再開するにあたりまして、やはり必要なモノも出てきました。やっぱり長くなりそうなので斜め読みにてお願い致しますです(!?)
まず浮くタイプのゲームベストですね。シーバスであれば当たり前の装備ですが、これがトラウトとなると浮かない普通のフィッシングベスト着て浸かっている方がほとんどのような気が致します。(でも今はどうなんでしょうかね?その辺りの事情はわかりませんが。)たとえば同じ米代川でもシーバス狙っている人は着ているけどトラウト狙っている人は着ていないんですよね。全く同じとこで釣ってるのに不思議ですね。これはメディアの影響とかもあるんでしょうか、それともメーカーがトラウト然としたフロートベストを作っていないからでしょうか。このあたりはよくわかりませんが、うっかりもかつてはそうでした。しかし、渡渉する際とかやむを得ず胸ギリギリまで浸かったりするとそれはそれは怖い思いをいたします。九頭竜ではどうしてもココを渡らないとってとこがあってちょびっとウェーダー内浸水ってこともありました。あの時は怖かった。新潟荒川では中州の向こう側がポイントとなるとこで中州に渡って釣りをしてて、釣り終わって帰る際に渡ってきたとこがダム放流にて増水しててその時は相方とスクラム組んで岸にたどり着いたのでした。なのでまぁフロートベスト着れば安全かと言われれば完全じゃないかと思います。浮いて流されて海だったら漂流、低体温症ってことも考えられるし。そうは言ってもまずは倒れて足が浮き溺れないためにもこれは必要かと思っております。あ、足が浮いてで思い出しましたが、秋田は八郎潟にてオカッパリしてたら、ウェーディングで橋脚まわりを釣りしてたバスマンが橋脚際のエグレに足をとられたかでひっくり返り、溺れかけている人が居て、なんとか足が届く位置まで泳ぎ切り事なきを得ましたがその人は青ざめてました。そんな経験上、
丸腰じゃぁ絶対浸からない。
と今は決めております。
Pazdesign PSL MULTI GAME VEST ガンメタブラック
ソルト用のってなんでか知りませんがメーカーロゴ全面押し出し系なデザインのものって多いですよね。そんな中、生地もガンメタで暗めでロゴもブラックで目立たないのにしました。これだとシンプルなのでシーバスでもトラウトでもいけそうですね。
5cm厚くらいの浮力体が背中とフロントに入っております。ちゃんと浮きそうなので安心ですね。まずはこれを着て無理をせず、体が浮くようなとこまで浸からないということにします。
股ベルトも装備されております。コレ、装着しない人を見かけたこともありますが、おそらく「しなくても脱げないヨ」と思われているかもしれません。うっかりもそういう時期もありました。だってカッコ悪いもんね。コマネチ!ってなっちゃうし。確かに生きている間は脇締めてるので脱げないかと思いますが、死んだらすっぽ抜ける気が致します。そう、これは死んでも脱げないように死体を浮かせておくものと考えます。なのでうっかりは死んでも浮いておきたいので必ず装着します。
メインには3010が2枚入る大きさですが、そんなにルアーは持ってかないので1枚で十分でしょう。左側にルアーボックス入れて、右側には防水袋に入れた財布とか車の鍵とかでしょうか。
プライヤーはこんな感じですぐ脇にあるD管にリーシュにて落下防止して、プライヤー専用のポケットに。プライヤーは主に魚から鈎を外すためのものなのでサクラマスで使うことあるのかな??シーバスだったら可能性あるけどぉ??しかしまぁこのリーシュも何年使ってるんでしょうねぇ、潮噛みしちゃって動かなくなったりしたんだけどメンテしつつ今でも現役です。ゴムも劣化しておらず、コレ、どこのだったんだろう?こういうのこそメーカーロゴ全面に入れておいて欲しいですね。
シーバスではこの位置にフィッシュグリップケースを装着してをぶら下げる感じでしょうか。今回はサクラマスなので使いません。
サクラマスでのランディングは大型のネットなので背中に背負います。しかし背中のD管デカ過ぎっ!こんなにデカくする必要あるのかな・・・。太すぎて接続金具が入らないのでベルト部の細い方に引っ掛けます。
パラストリングはフロント下のD管に接続といったところでしょうか。
干潟ナイトウェーディングシーバスではこのようにキャットアイを装着します。キャッツアイじゃなくてキャットアイのようです。どうでもいいですか。そうですか。これも巨大なD管のおかげで装着はベルト部の細い方に装着しました。ん~、このD管、なんの役にも立っとらんやんねー。広大な干潟で真っ暗闇ですからこれを点滅させて前にうっかりが居ますよー!といった目印になります。そうしないと後ろからキャストされちゃって頭にヒットしてフッキングとかされたらヤじゃないですか。あとはこれもまた死んで浮いたときの目印にもなる可能性もあるということでナイトでは必須なのかもしれませんね。なんかさっきから死んだ時のことばかり考えててどうもすみません。死にたくはないんですよ。
背中はバッグinバッグとなっており、脱がなくても取り出せるといった仕様になっていて便利だなとも思ったんだけど、そんな大量にサブルアー持って行くわけじゃないのでうっかり的には不要なのかなと。おにぎりでも入れておけばイイじゃんとお思いでしょう、うっかりもそう思いました。ってもココ場合によっちゃぁ濡れるんすよね。インナーは外してカッパとかでしょうか。せめてインナーバッグが防水袋だったらよかったのにね。
ドリンクホルダーも標準装備なので温かいの入れたボトルを差しておくのもイイかもですね。
これ、ウェーディングのみならず、バスのオカッパリでも重宝しそうな予感デス。
と、ココまでは浸かるんだったらご安全に!とか言いながら、うっかりのウェーダーってば、
ウエストハイじゃんねぇ・・・。
だめじゃん。すぐ浸水しちゃうじゃん。ってなりました。仕方ない。ウェーディング専用のチェストハイを買うしかありませんね。寒い時期しか浸からないので透湿とか度外視しましてお安いナイロンブーツフットフェルトものでと、ポチったのがこちら。
シマノ ハイパーウェーダー (チェストハイ・カットピンフェルトソール)
サイズM 靴25.0cm~25.5cm
ふぅ・・・っ、あやうく腰から浸水するとこでした。シマノかパズかで随分と迷いましたが、生地がスレに強いタスラン生地で軽い、内側ドライメッシュ、フェルトを接着だけでなく縫い付けてあるとこが気に入りました。ってもSHIMANOロゴが際立ってちょっとなとこです。黒だったらよかったのにね。着た感じは165cm65kg25cmの小男うっかりではMでちょうどイイ感じでしょうか。どちらかというとスリムな設計となっているようでタイトな感じなので水流があるとこでも逃がしてくれそうですね。生地がゴワゴワしてるのでどうなの?と思いましたが着てみると動きやすそうな感じです。なかなかよく出来てますねぇ。足も余裕あるので厚手の靴下でもいけそう。インナーはウニクロのヒートテックスウェットでしょうか。靴下はモンベル厚手のシャワークライム用のスプリットトゥでしょうか。このあたりは気温によって変えていきましょう。
フェルトは縫ってあるようです。ソールはCUTPIN仕様となっており、よく曲がりそうなので歩きやすそうですね。踵は二重フェルトとなっているのでまぁまぁ長持ちしそう。
そしてお次はグローブですね。これも厳冬期を見据えて暖かくて防水防風のものを選んでみました。
Pazdesign BS FREEZE GLOVE サイズM(本来だとLだけどキャスト重視のMにしてみた)
先日のハンドクラフトエキシビションでPazdesignのブースで段ボールに入れて売られていたBS FREEZE GLOVEですけど、最初ブースの人にこれってBREATHSHEDですよね?って聞いたんだけど違うって・・・。PAZではBSのグローブはありませんって・・・。なんだかよーわからん返答が。ま、とにかくBREATHSHEDで完全防水完全防風なので秋田の初春といえば雪代の季節。そんな寒風吹きすさぶ中の釣りではコレは必須でしょうか。
手のひら側にはニューパワーグリップと言われる素材を使用しており、濡れるほどにグリップが増すとのこと。アウターグローブとしても使用できるんだけどキャスト重視で小さめ選んだのでホントに寒ければインナーに薄手のメリノなんかも良さそうですね。これは最強じゃないでしょうかね。
で、スマホをどこに仕舞うか問題。おなかくらいまで浸かるとどうしてもポケットも浸水する可能性ありなので動画とかで見ていたらほとんどの人が肩近くにポーチ付けてそこにスマホを入れているようですね。タイミング良く半額とかだったのでポチっちまいました。
AbuGarciaユーティリティポーチ オリーブグリーン
5.8インチのスマホまで対応とのことです。なので最近のスマホは入らないのがほとんどじゃないですかね?実はうっかりしてましてこのサイズを見ずにポチっておりました・・・。うっかりのは5.5インチなので事なきを得ましたが、余裕のはずなんだけどごっついケースつけてるのでまぁまぁキツキツです。釣行の際にはこのケース外した方が使い勝手は良さそう。タッチスクリーンは反応しました。っても肩口に装着なので見れないんだけどね。
中はスマホとその他の二気室となっておりまして、ミニポケットも付いておりました。キーリングも付いてるのでここに車のキーでしょうかね。
スマホ側にはベルクロ付いててホールドする感じだけど、ここは過剰のような。逆に使い勝手悪くしてるような。うっかりは使わないかも。
ジッパーはオイラのキライな止水ジッパーなんだけど、このジッパーはそんなに開け閉めに力は要らないので使い勝手は良さそう。これである程度の雨であれば防げそうですね。
タテもの、ヨコものに装着出来て、カラビナついてるのでぶら下げることも出来そうです。
ゲームベストに装着してみました。この位置までは浸からないと思うので(笑)ここだと安心ですね。
普段渓流で使ってるバッグにも装着してみました。これも来季使ってみてでしょうか。
というわけで、つらつらと書いてまいりましたがコレでサクラマスの準備はある程度整いましたでしょうか。ホントはね、こんなに本格的にやるつもりはなかったんだけど、ナイトシーバスも再開しようかなとも思ってたのでこれを機に揃えてみました。
とはいえ、気負わずですね。