うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

スコーピオンDCのメンテナンス

メンテナンスネタが続いてしまって大変申し訳ありません。ABUの次はシマノっすか。

さ、釣り行こ!ってなってリール取り出したらなんだか変っ!ってなりました。巻いてみると、

重っ!

こりゃ前回の釣行で潮噛みやらかしちゃったのかも。ちゃんと洗ったんですけどねぇ。可動部外っかわだけ念入りに洗ってもダメなんすかね?っても潮来の王様が言うようにタライに水はってざぶーん!もメーカーダメダメ言ってるし。どうすりゃいいんでしょうね。で、開けてみました。

 

消去法で行くことにしました。あんまりディープに分解しちゃうとシマノって繊細らしいのでうっかりの技術力では無理ってなもんです。そう、無理しちゃイカンです。最初はワンウェイ付近を洗浄して組み上げます。ダメですね。どうやらドラグ締めると重くなるようです。ということはピニオンに伝達してからなのでピニオン付近をチェックしてみます。

 

この子本体と受けるとこを清掃です。ベアリングがシオシオだったのでおそらくココだ!と、喜び勇んで清掃後組んでみましたが状態は変わらず・・・。ん~、シャフト系のメインギア&ドラグ周りはちゃんと回ってるので、他に原因が見当たらない感じになっちまいました。こりゃ何かしらのパーツ欠損してしもたか?となり分解図を目を皿にしてみてみましたが、ちゃんと揃っており、ん~、ということは組み上げ作業自体がさつなオイラではシマノの繊細さって無理なんでしょかっ?ってなってしまいました。ふぅ~、気を落ち着けて考えてみてあとやっていないのは、

 

ココですね。ピニオン受けの反対側の分解。ここも清掃したんですよ。ん?ちと待てよ?目を凝らしてみてみると、

 

ズーム!こ、ココってひょっとしてベアリングっすか?とネジ外してみるとベアリングが現れました・・・。そりゃそうだよね両軸ベアリング支持っすよね普通。シオシオで固着してたので軽くハンマリングプリングオフします。(はぁ?)

 

出てきたベアリングはザリザリでして、見えますかね?シオシオがたくさん出てきました。パーツクリーナーのお風呂に浸かってもらい、それだけだと取りきれないので、90℃近いお湯に浸かってもらって溶解させます。びやーーん!と回るようになりました。これでおそらく大丈夫でしょうということで組んでドラグ締めてハンドル回すと、

大成功!

でございました。ふぅ・・・。いやぁ、たった一回の釣行でこうなっちまうの?正直毎回やるのはちとメンドイっすねぇ。釣行後にはさらに念入り水洗いせなならんですね。とはいえ、ザリザリポイントはわかったので次回からは落ち着いて作業が出来そうです。勉強になりました。

さ、直ったので早速釣り行ってみよー!