ここ一年間というのも自宅押入れスタジオに引きこもってギターばかり弾いておりまして、いい加減血流もドロドロとなっていることであろう。
ここらあたりでそろそろ体を動かさないといけないのではないかと思い立ち、うっかり山岳部の残党がまだ山に登ってるということで声をかけてみると
「うっかりさんは筑波山あたりから始めるべきですね」と。
私もできれば低い山あたりで体をほぐす程度と考えていたのでじゃぁ行きましょうということになりました。
梅雨の晴れ間の登山日和。うっかり山岳部残党の相棒に車で迎えに来て頂き、登山口のある筑波山神社に向かう。
筑波山神社の脇にある階段を登ってケーブルカー沿いの登山道を登る。これがまた非常にツライ。ツライのである。登り始めから1時間は頭に血が廻らなくなるくらいになり、
「こ、これは、無理なのでは?」
と思ってしまうくらいに体が動かない。
あ、ここでうっかり山岳部について簡単に触れておくことにしましょう。
職場仲間男2人女1人で構成
3年ほどの活動期間の間に高尾山から始まって燕岳まで登る。
そして東日本大震災を機に活動停止。事実上の解散。
あ、なんだかバンドの経歴みたいですね。
といったところでそれ以来、私はまったく山に登ることがなくなっており、といいますかほとんど体を動かすことがなくなっておりまして、この登り始めで自分の体ではないくらいの状態はおそらくですが、
運動会でお父さんが「俺は走れる!」と錯覚し、無理をし、転ぶ。
そんな状態に酷似しておりました。
相棒がその様子を写真におさめておりましたが、見苦しい姿をみなさまにお見せするのは心苦しいので割愛いたしますが、それはそれはひどい有様でございました。
私自身もここまで落ちぶれたかと思いましたが、おそらく相棒もここまでダメ人間になってしまったかと思ったことでしょう。それが自然と笑いに変わり、二人して大笑いしてしまう。
途中大木にパワーを頂くことに致しました。
そして、コースタイムを遥かに超え、ようやく男体山山頂へ到着しました。
この時点で体が慣れてきたからか頭に血が廻らない状態はなくなり、だいぶ楽になってきました。昼食をはさんで女体山山頂へ向かいます。
私はどちらかといいますと男体山からの眺めよりは女体山からの眺めの方が好きでしてしばし堪能します。高度感があっていいですね。ドローン飛ばして遊んでいる人も見かけました。
下り道は女体山からロープウェイをくぐる形で降り、弁慶岩経由で筑波山神社方面へ下るコースで下山です。
下山して思ったこと。
やっぱり登山は気持ちが良いということ。これは続けなくてはならないのではないでしょうか。
ということで、下山して決めました。うっかり山岳部2ndGeneration発動です。それに伴いまして当ブログも立ち上げ、これからはここで記録していこうかとさように思っているわけです。
これからうっかり山岳部2ndを宜しくお願い致します!