うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

高嶺に登ってきました~Day1前編

いよいよ、うっかり山岳部~2ndもアルプスと呼ばれる山に登ることになりました。私が登山を再開してから1年とちょっと。テント泊を始めて半年くらいでしょうか。

今回は広河原から白鳳峠を経て鳳凰三山を縦走して夜叉神登山口へ降りるルートを計画しておりました。

 

・・・。

 

コースタイムの1.3倍をもってしても私の足では到達することが出来ず、鳳凰小屋で一泊後、青木鉱泉へ降りました。なので本タイトルは「鳳凰三山縦走」から「高嶺に登ってきました」となってしまいました。

さ、どこでへばってどこで断念したかを振り返ってみるとしましょう。

 

8月5日 Day1前編

 

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夜叉神登山口の駐車場に到着し前泊。この駐車場にはキレイなトイレもあり、なぜかBay-FMも入りました。土曜深夜のBay-FMと言えばMasa伊藤ですね。そんなことはどうでもいいですね。

 

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5:32の広河原行きのバスに乗ります。乗れるかなと心配でしたがなんとか乗ることが出来ました。

 

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バスには車掌さんがいて間ノ岳北岳が見えますよぉと教えてくれておりました。

 

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50分ほどで広河原へ到着。まわりには登山客だらけ。当たり前ですが。始発で来たのにこんなに人がいるということはココに泊まってる人がいるということでしょうか??

 

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早速白鳳峠への登山口へ向かいます。登山客のほぼ全てが吊り橋を渡って北岳へ向かっておりました。白鳳峠へ向かう人はうっかり山岳部ともう一人の登山者だけでしたのでこれは静かに登れそうですね。左を見上げると憧れの北岳様がチラリズム。大樺沢には雪渓も見えます。頂上付近にはうっすらと笠雲も見えますね。なんだか神々しいです。

 

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さて、広河原インフォメーションセンターから15分ほどで登山口に到着しましたがなんとひっそりとした登山口でしょうか!落石防止ネットをくり抜いた入口。ほんのりと設置されている階段。この地味さがなんともイイ感じです。ココから登る人の少なさを感じますね。

 

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いやはやのっけからの急登で眩暈がします。目の周りにはお星さまが飛び交います。

 

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カニコウモリが生い茂る急登をじっくりと登ると・・・

 

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出ました!ハシゴ&クサリ場

 

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岩が傾斜しているのでザック接触にて弾かれないように慎重に慎重に。

 

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いろんなお花を愛でながらジワジワと息切れしないように急登を登り続けます。

 

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出ました!鉄製ハシゴ。16㎏ほどの重ザックが堪えます・・・。

 

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岩を抱きかかえるように伸びた根っこ。生き残るための「しつこさ」を感じます。その姿勢にただただ畏敬の念を感じずにはいられません。

 

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シラビソ林を抜けると開けて来て、

 

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ゴーロ帯が現れました。そして振り返ると・・・。

 

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ハイ、どーーん!

北岳様が目の前に!登山ルートが一望ですね。

 

急登の先には絶景が待っておりました。うっかり山岳部~2nd始まって以来最高級の眺望ではないでしょうか!

 

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タイミングよく飛行機が通過。引いて広角にてスーパービュー!

 

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そして寄ってズーム。草すべりやら八本歯のコルやらが見えます。カッコいいですねぇ。

 

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しばし北岳様を堪能したら白鳳峠へ向けてゴーロ帯を歩いて行きます。傾斜は最初に比べれば緩やかにはなりましたがそこは慣れないゴーロ帯、慎重に歩いて行きます。

 

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こんな感じの岩。カラコロと乾いた小気味よい音がします。

 

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相棒には悪いんだけど私の後ろには常に北岳様が。どうもすみませ~ん。

 

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だいぶ登りつめるとほぼ直登状態に・・・つらい時間となってしまいました。太陽熱が岩に反射して暑いんですが時折の冷たい微風にて帳消しといった状況。

 

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まわりを見回すと荒涼とした景色が広がっております。ん~・・・なかなか見ない風景です。ちょっと惑星感出てきました。

 

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そしてプラン通りのCT1.3倍にて白鳳峠に到着しました。おそらく地蔵ヶ岳からの登山客でしょうか、沢山の方が休憩されておりました。相棒が先に到着したときに「え?そこから登ってきたの?」と不思議がられておりました。ん~・・・そんなに白鳳峠登山口からの登りはマイナーなんでしょうか??ここで30分ほど昼食休憩を入れ12時に高嶺へ向けて出発しました。

 

さてさてここまではプラン通りに白鳳峠に到着したうっかり山岳部ですが、ここから高嶺への登りにて地獄をみることになります。to be continue・・・

 

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