まめに通うと言ったらまめに通います。有言実行です。頭に血が回らないような体ではどこにも登れません。なので普段の生活はそのままにある程度こうやってまめに登って体をキープしておかないとですね。
今回はティカム君登場。久しぶりですね。なんで今回ティカム君かといいますと、筑波山って基本、泥なんですよね。ヤルテクノ君は軽くていいんだけどソールがメガグリップの浅溝なもんだから滑るんすよねぇ。まぁこの子は岩場を得意としている靴だから当たり前なんだけど。なので今回ティカム君にお出で頂きました。そして今回靴紐の結び方をちょいと変えてお試し。下りで足が前にずれて指が「グー」になっちまうってんで山頂でしっかりと結んでみようかと。そしてインソールはとりあえず今回はノーマルで試してみようかと思っております。そう、一度にやっちゃうと結び方なのかインソールなのかがわからなくなっちまいますからね。
■2020年8月16日
筑波山に着くころに日が昇ってきました。このあたりから見る筑波山が毎回楽しみであります。
いつもの場所から登山開始。今回は前回より一時間早く出発です。なぜかって?今回は日曜日ですのでケーブルカーの始発前には山頂に着いておきたいからですね。出来るだけ人に会いたくないじゃないですか。コースも薬王院コースとどちらかというとマイナーコースを選択しております。
時折吹く風が涼しい。まだこの時間だからでしょうね。ゆっくりゆっくり登って行きます。
ゆっくり歩いてきたので30分過ぎてしまいましたが林道交差点に到着しました。なんだか前回より全然はぁはぁしてない。お!早速トレーニング効果っすか?いやいや意識してゆっくり歩いて来たからですね。カミサンに拵えてもらったレモン砂糖漬け。酸っぱいの助かりますねぇ。感謝です。
ココからは階段地獄なんですが、フォロワーさんに脇に並行して階段じゃない道がありますよと教えて頂いてて林道付近をうろうろして登山口を探したんだけど見つからず、じゃぁしょうがない今回も階段で行くかといつものコースを進み始めたら程なくして脇に繋がる道を発見!ということで階段地獄を回避できました。急ではあるんだけど自分の歩幅で歩けるから全然こっちが楽ぅに登れます。楽ぅとか言ってますが急なので楽ぅではないのですが。どっちやねん。
これはサルノコシカケというやつなのでは?筑波山では初めて見ましたねぇ。
630mの標識で階段地獄コースと合流。振り返って自分が歩いてきた道をみてみると、確かにこの道知ってるなぁと。以前、坊主山に繋がる道だと勘違いして入り込んだことが。その時はすぐに下って行ったんで違うなと引き返したんでした。
そんな坊主山にも行ってみましょうかねぇということで脇道を注視しながら進んで行くとありました。坊主山への道が。地図確認してこれは間違いないと進んで行くと坊主山の山頂・・・。三角点はあるもののまったくの眺望なし。この感じ今ままでもあったなぁと思いかえしてみたら大菩薩嶺でしょうか。あそこも日本百名山でありながらまったくの眺望なしでしたからね。でもまぁだからって伐採するのはもってのほかだと思うのでこれはこれでイイんじゃないでしょうかね。マイナーな山だとたまにありますよね伐採した山頂が。
いつもの分岐に到着。今回は男体山の山頂方面へ向かいます。
だいぶブナってまいりました。何度も言いますが、やっぱり広葉樹はイイですねぇ。こんな広葉樹の聖地、白神山地をいつか絶対歩きたいな。と思いますねぇ。
男体山山頂手前で展望のイイ岩場があるんだけど、夏場はやっぱり霞んだ感じですね。休憩しようかなーと思ったんだけど、風はないし陽は当たってるしで暑かったのでやめておきました。
10分くらいで男体山山頂に到着致しました。途中寄り道とかしてたんで間に合わないかなーと思ったんだけどなんとかケーブルカー始発前には到着出来ました。なので誰も居ない山頂。よかったよかった。
御幸ヶ原に着くころには始発に乗って来ただろうと思われる観光的登山者がちらほら。この時間だとたとえ日曜日といえどこんなもんなんでしょうか。ベンチは陽が照ってるし人もいるので、人気(ひとけ)のない店の脇の影で靴脱いで一休み。御幸ヶ原からは今回は加波山が見えておりました。あんな遠いとこからよく歩いて来たなーと去年の縦走に思いを馳せます。
さ、いつもの凍らせたゼリーをむさぼり食うとするかっ!これがまた旨くてねー。一気に火照った体をクールダウンってなもんです。
汗も引いてびしょ濡れのTシャツで冷えてきたのでそろそろ帰りましょう。さ、今回のテーマである靴紐の結び方ですが、別に特別な結び方をするわけではありません。今までうっかりは足を前にずらさないようにする為、足首あたりをぎゅーっと絞めていたんですがこれがどうやら間違いだったらしく、正解は足の指の付け根から足首にかけて(要は甲ね。)ぎゅーっと絞めるとイイらしい。もう何年も登山してるのにこんな基本的なことを全く無視しているうっかりをどうかお許し下さい。足首はそんなに絞める必要はないようなので軽めにしてイザ実証です。
さ、降りるぞ!
登山口付近は熱帯雨林なみの暑さとなっておりました・・・。このシダの類がそう思わせるのでしょうか、いやいや実際サウナのような暑さ。しるだくデス・・・。
登山口に無事に到着。
さてさて、果たして足は前にずれたのかずれなかったのか?いやぁ・・・結構な距離持ちこたえましたが最後ずれました。だいぶ効果はあったようですね。しかし軽身でこれですからテント泊装備だとすぐにずれそう。まだまだ絞めが甘かったのか。次回はもう少しこれでもかというくらい絞めてみましょう。まだ余白ありましたからね。それでもダメであればインソールを厚めのSuperfeetに入れ替えてやってみることにしましょう。
そして、体の方はどうだったかというと頭に血が回らない現象は一度も起こらず。これだけでもひじょーに嬉しいことですね。あーなると足が動かなくなってましたからね。これでだいぶ戻ってきたのかなといった印象。これは続けないといけませんね。今年できれば人気のないとこで一回くらいはテント泊したいですしね。