うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

石尾根縦走~Day3

石尾根縦走と題しておりますが、2日目の雲取山からは石尾根じゃなくなっておりますね。まぁ本来は奥秩父縦走だったわけですから仕方ないですね。さ、そんな石尾根縦走も最終日となりました3日目は後山林道を下るだけですのでコースタイムでは2:40の行程となっております。

 

一日目二日目はこちらをご覧ください。


4月30日 Day3

 

朝4時半に目が覚めました。途中さすがに沢の音で2回ほど起きましたが睡眠は十分とれたのではないでしょうか。体調的にもこれから奥秩父縦走を続行することも可能なように思えましたが予備日を設定していない為、食糧が一泊分足りないのと、標高も高くなっていき行程が厳しくなって途中で降りたとしても交通機関がありません。なのでここは無理をせずココで降りることに決めました。

ココ三条小屋はテント場からトイレまでは坂を上がって行かなければなりません。水場は沢沿いにあるんですけどね。そんなトイレに行くために小屋へ向かう途中、バッタリとAさんとすれ違いましてお互い「あ”~っ!」と言ってなぜか握手を交わしておりました。なんだかお互い嬉しかったんでしょうねぇ。

Aさんは七ツ石小屋を出た後、北天のタルまで行ったらしいのですが、思いのほか時間が掛かってしまったのと、北天のタルで「←三条の」の標識に負けてしまったとのこと。そりゃそうですよねぇ。お風呂に入りたいですよね。

 

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5時半ころにテント撤収を開始して30分ほどで終えて6:00に後山林道を下り始めます。

 

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道中、常に見える美しい渓相はトラウティストとしてはウズウズしてしまいますね。

 

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こんな妄想ばかりして歩いておりました。本格的な夏になる前に一度来てみようかなぁと思います。

 

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朝の新緑の山もキレイです。今回の山旅からはPLフィルターを導入しましたのでまぁまぁ色が出ているのではないでしょうかねぇ。新緑に立体感が出たように思います。

 

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単に林道下るだけと思っておりましたが、思いのほか目を楽しませてくれました。藤の花も近寄ってみるとイイ香りがするんですねぇ。

 

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セルフで自撮りしてみましたが、カミサン曰く崖を覗き込んでる自殺志願者のようだねとのこと。実際は上を向いており新緑を眺めている風を演出してみたんだけどねぇ・・・。

 

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車止めの門に到着しました。実は私はこの行程でもうっかりしておりまして、1:30で着くものとこの時点では思っており、なかなか着かないなぁと思っておりました。

 

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いよいよ下界が見えてまいりました。

 

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今旅のゴール!8:40登山口に到着いたしました。あれれぴったりコースタイム通りって・・・。

 

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お祭のバス停にてバス待ちです。

早めに出た為、バスの時間まで一時間もあり、暇だなぁと思っていたのですが、まず一人の登山者が降りてきました。よかった自撮り見られなくて。

「七ツ石にいらっしゃいましたよね?」

と尋ねられたので最初は七ツ石山と勘違いして

「は?そうでしたっけ?」とトンチンカンな回答してしまいました。失礼致しました。同じ七ツ石小屋でテント泊されてた方でした。とても健脚なお方でしてテント泊なのにローカットのシューズでした。(ま、ちと辛かったと仰っておられましたが。)しかも私とスタートが同じなのに三条小屋には12時位に着いたとのことでほとんどコースタイム通りではないでしょうか。やっぱりそれぐらいになんないといけないなぁと思いました。そして・・・。

 

Aさん登場。

 

今回Aさんとは奥多摩駅から同じだったということもあり、この時点ではもう同志となっておりました。三人で今まで登った山のこと、今回の行程のことなどで話が盛り上がり、バス到着までの一時間があっという間でした。本当両氏には感謝です。

私はこれまで一人で旅をするという経験が全くといっていいほど無くて、旅をすればいろんな人と出会えるとは知りながら実際にこうやってやってみると本当なんだなぁと実感致しました。これはJK風に言うと「ヤバい」です。そうですね、この歳にしてまた楽しいことを見つけてしまった感、満載です。

 

End