うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

ホームリバー

今回もホームの川です。あまりの渓相の良さにまた来ちゃいました。今回はちょんちょんロッドということで前回よりも上流域をメインに撃っていきます。前回下見しておいた車止めスペースへ直行です。

 

■2022年6月19日(日)

来週火曜日は夏至ということでね、日の出も早いので釣り人にとっては早起きがツライ時期でもありますね。今回は1時起床で1時半出発で4時前に到着です。明るくなって入渓します。

 

上流域で狭い川かと思いきや思いのほか川幅が広かったのでココはちょんちょんロッドじゃない感じだけど、まぁ今回は初卸ということでかまわず釣り上がって行きます。

やっぱりアップで追っかけてってのは無さそうなので小場所中心に。ガン流れの小さな反転流や岩陰などなど。そんな岩陰からイワナ君がガツーン!と。

 

youtu.be

いやぁ、お久しぶりのイワナ君ですね。ドーガ見ると二投目ですね、本当は一投目から入れたかったとこですね。たまたまピンに入ったから釣れたけどバックハンドキャストはまだまだ練習しないとイケナイですね、こういう場所も一投目で決められるようになりたいですね。

 

で、岩陰からもんどりうって出てきたイワナ君。ありがとぅ!

 

陽がさして来ましたね。今日は暑くなるとのことですが、渓は肌寒いくらいです。

 

大堰堤までの間にチェイス多数で2バラシ。今回のちょんちょんロッドはちょい硬めだからかな?いえいえフッキンングがなってないからでしょ。すぐタックルのせいにするのはうっかりの悪い癖。

 

大堰堤にはエサ師がいらっしゃったので空くまでトンボ撮ったり一服したりして待ってたのだけど一匹釣れてさらに粘りそうだったのでココで一旦退渓することにしました。いやぁ、それにしても渓はデトックス効果があるんでしょうかねぇ、徐々に雑多なあれやこれやが抜けて行くのがわかります。

一旦車まで戻ろうと思ったのだけど、車を置いたあたりはイワナ天国という情報を入れてたので車を通り過ぎてそのまま下って再入渓することにしました。この判断がこんなことになるとは・・・。川沿いの林道を下って川へ降りれる場所を見つけたので降りようとしたら、

 

落ちました・・・。

 

三点支持で降りて最後の岩に足が届いたんだけど、その届いた足を少し後ろにずらそうとしたら、

 

岩がナッシングぅ・・・。

 

そのまま落下して足から落ちてそのまま背中からざぶーんっ!やっちまった・・・。偏光サングラスが吹っ飛び行方不明になり、胸に装着してたカメラも入水・・・。がびー~ん。肘を強打してチョイ腫れたくらいで体はなんともなさそう。まぁたいしたケガがなくて良かった。いやはや油断してしまいましたね。ふぅ・・・、失ったモノは大きいですが気をとりなおして行きましょう。やっちまったものは仕方ない。

さすがにココは聞いてた情報どおりで、岩陰からイワナ君がもんどりうって出て来てくれます。これだからイワナ君好きなんですよね。おおらかといいますか。チェイス多発の中一匹掛かってくれたんだけど岩に引っかかってバラシ・・・。まぁ姿を見せてくれるだけでも嬉しいですね。

 

車まで遡って、車に乗って上流域に到着しました。この辺りはもう民家もありません。ひっそりとしております。なんとなくぞわっとするのでホイッスル一発吹き鳴らします。この山の裏っかわは熊の巣窟です。気を付けるに越したことはありませんね。川幅もご覧の通りでうっかり好みの沢でございます。ココこそがちょんちょんロッドの出番ですね。

 

入渓して一発目に小さなパーマークくっきりの美しい子が。やっぱり渓流の宝石と言われることはありますね。ほんとキレイです。山の中でおっさん一人がうっとりしている様はあまり人には見られたくないですね。まぁ誰も居ませんが。網目から抜けちゃうくらい小さいんだけどまぁ渓流魚は大きさじゃないですよね。

まぁあまり深追いせずにほどほどにしておこう、この時間は次回に繋げることを意識してそろそろ退渓しようと思った矢先に遠目の岩陰からぴゅーっとロケットが飛んできました。

 

youtu.be

先ほどより倍くらいの。でもパーマークもクッキリとしており、再びおっさん一人山の中でうっとりとしてしまいます。ドーガ見て思いましたがやっぱりアップの早巻きとか必要ないですね。しかも遠目の岩陰なので人の気配が感じられないとこから出て来てるんですよね。やっぱり二段上、岩化け、木化けって渓流ミノーイングの基本なんでしょうか。アップに狙う際にももう少し気を配れば出てくれるかもしれませんね。

 

キレイですねぇ・・・。うっとり。先ほどのもこの子もおそらくこの川で生まれ育ったものかと思います。

 

で、退渓です。退渓もよじ登らなくて楽に林道に出ることができました。ココ、楽かも。次回はここからさらに上流へ登ってみましょうかね。

 

いやぁ、痛い失態で帰ってカミサンにこっぴどく叱られましたがもうクヨクヨするのはよそう。もうカメラは持って行くのはやめよう。リスクでか過ぎ。なんだか今回はいい釣りが出来た分、代償がデカかった。そんな一日でございました。

 

来月もまた行こうっ←懲りてない。