昨日ようやく手に入れたGH春蝉を引っ提げて行ってまいりました。あ、気が付けばもう7月なんすね。もう完全に「夏」なのでしょうか、家の近所でも蝉が鳴き始めましたね。で、梅雨明けですが先週くらいのネット情報だとこの土日で明けるなんて言っておりましたが、どうしてどうしてまだまだのようですね。そんなに簡単に明けてもらっても困っちまいますね。←はぁ?
さてさて、蝉パターンはどうだったんでしょうか。
■2023年7月9日(日)
1時起床の1時半出で夜明け時間4時半に到着。前回の支流に入渓します。当初は堰堤上からやるつもりだったんだけど前回のヤマメ様の数たるや・・・、なので前回と同じ支流最下流部から入渓です。
まずはCRAZEE STREAM MINNOWのKUROKINをビラビラさせながら遡って行きます。で2バラシ・・・、ん~、まだまだうっかりのフックには難アリなのか?前回と違って流れの中にはおらず岩陰もんどりパターンのようですね。こういうところが難しいところでもあり、面白いところでもありますね、通り一辺倒じゃないですからね。開けた浅いチャラ瀬が見えたのでココで春蝉投入です。流れのチョイ脇あたりを流してみますと、
ぬぁんと一発目からギラリと出てくれましたぁ!狙い通りの嬉しい一匹です。それにしてもキレイな魚体ですなぁ。ホレボレ。
ちと失敗だったのがこの子、流してるときはほとんど見えません。もっと派手な色にすればよかったかもですね。ってもビジブルリーダーが大体の位置を教えてくれますので助かりました。面白いのが、出来るだけナチュラルドリフトを心がけるのだけど、ドラグ掛かかると、この子、
クロールします。
これがメガバスがやりたかったことなんですね。
~MegabassHPより抜粋~
クロールじゃなくて「ハイピッチ波動」だそうです。しかしまぁ面白いルアー作りますなぁ。ってもしばらくやり続けましたが、先ほどのようなチャラ瀬が無かったので、民家のあるとこで一旦退渓して堰堤上に行ってみることにしました。
いやん。晴れてきちゃってますけどぉ・・・。
以前、堰堤上は里川ちっくだろうだなんて言ってましたが、しっかりと山岳渓流然としておりました・・・。地図読みもまだまだですね。まずはSA50RSを太い流れの中に投入すると、
ぬぁんとイワナ君でした。堰堤上はイワナ域なのでしょうか。岩陰からばびゅーん!って感じでした。やっぱり今日は流れの中に居ない感じですね。先ほどのヤマメ様はたまたまだったようです、その後は続きませんでしたからね。残念だけど今日これからは春蝉の出番はないでしょう。
しかしまぁこのSA50RSって・・・、釣れますなぁ、しみじみ。この子、リピ買いしたくてネット見てみると売ってはいるけど欲しいカラーが無いんですよね。もうチロル行くしかないかなぁ。たぶん近々に行くかもです。200km走ってルアー一個買いに行く・・・。←バカなの?
ここで再びCRAZEE STREAM MINNOWのKUROKINをビラビラさせます。やっぱりここでうっかりの鈎をいろいろ試しておかないとね。次へ繋げるためにも。CRAZEEは5gなのでキャストとブレーキに気を使います。急に重くなりますからね。イワナ域ということでRIKI OIKAWAのイワナメソッドを試すと、
出ました。さすがCRAZEE!さすがRIKI!まずはどっちから褒めてあげようかなー、あ、まずはイワナ君を愛でてあげましょう。
しっかりと淡い朱点と白い爪。ニッコウイワナのそれですね。キレイです。
そしてCRAZEE。5gのキャスタビリティ、レンジキープ、ギラり方も申し分なしでございます。そしてRIKI、「イワナのチェイスが確認出来たらフワっフワっとロッドを上に上げる感じでやってあげるとね、釣れます。」をやってみたら釣れました。これ使えるかも。備忘録的に書いておくと、ヤマメ様の場合はロッドの入力を失くして徐々にリトリーブを遅くするとのことでした。これも試したいところですがもうイワナ域に入ってしまってるようなので今日は無理かも。ってもなぁ、ヤマメ様のチェイスは早いからなぁ、そんな余裕あるかな。
それからは怒涛の釣れっぷり。立て続けに5匹・・・。1ポイントごとに1匹といった感じ。全てイワナ君ですが、全てCRAZEE&RIKIっていうね。これはドはまりパターンというやつなのでしょうか。うっかり鈎もしっかりと上顎に掛っててちょっと強引なやり取り、そうですね、太い流れに入られて下流側から引き上げるとかしてもバレませんでした。フッキング、バレもだいぶ改善されたといってもいいのかな。
ポイント的には流れの中に居ないのでこういった反転流ですね。、あ、ちょっと遠いのでズーム!
こんなとこに入れてあげて黒い影が見えたらフワっフワっとさせるとバク!っす。
居そうな流れがアチラコチラに・・・。そのアチラコチラから出てくれるといった釣り。こんなことは滅多にないでしょう。たまにはこういうこともないとね。喜汁がドバドバ出てしまいました。この川は雨が降ってもそんなに急増水とかってのはなさそうですね。コケがそれを物語っておりますね。
黒い体に細かい白斑点。キレイですねぇ・・・。うっとり。
GoogleMAP航空写真で確認してた堰堤が現れました。これも低い堰堤かと想定しておりましたが、ものごっつ高いし・・・。しかも堰堤滝つぼも無いし・・・。これも読みが甘かったですね。今回はココまでとしました。
ヒル警報発令でございます。退渓して5、6匹ものヒルがオイラの靴とウェーダーに・・・。この川では絶対にウェットスタイルでは出来ませんね。
ハッカスプレーぷしゅっ!とすればちぢこまるのでポロっととれます。
で、ネックゲーター外してみると血だらけ・・・。これ多分首筋で血ぃ吸うとったな・・・。吸った本人不在・・・。無意識に引き剝がしてたのかな。なんか違和感はあったんすよね。ったく油断も隙もあったもんじゃありませんね。とはいいつつこの状態に慣れつつあるのもどうかと。つーかもう慣れました。
今回は前回とは違ってアグレッシブな感じではなくていわゆる「普通」な状態ではありましたが、岩陰からは瞬間的にスイッチを入れることは出来ました。そして蜘蛛の巣地獄を2回連続でやったことで見えたことがあったのでここに書いておきましょう。
コレね。蜘蛛の巣見えますかね?絶好のポイントの前に立派なの張ってありますね。まずは蜘蛛さんには申し訳ないのだけど、かまわず打ち抜きます。でもラインに絡んで「ダマ」になっていきますよね。そしてそれ以降のキャストでそのダマがガイドに干渉して失速もしくはバックラッシュとなってしまいます。この失速やバックラッシュをなるべく抑えるために5g以上を使用してトルクのあるキャストをすることでだいぶ釣りになることがわかりました。軽いと下手すると失速どころが急停止してしまいます。今回重いCRAZEEを多用したのはそこでした。ホントはSA50RSも使っていきたかったんですよね。
で、ダマになったのをどう処理するかですが、ラインクリッパーでカットしてしまうってのも一つの手ではあるんだけど、暗がりしかも老眼の身ではラインを切ってしまいそうです。
なのでメインラインのダマはリーダーとの結束位置までツツツとずらします。
一方のリーダーのダマはスナップ位置までずらして無きものとしてしまう。これをやるだけでだいぶ釣りになることがわかりました。釣行時間が長くなりダマが大ダマになったら、リーダー、スナップともに切って組みなおしでしょうかね。
まだまだ色々試行錯誤でございます。これが楽しくて仕方ないのであります。