しかしまぁ色々とやることがありますなぁ。そりゃそうですよね、溜まってましたからね。今回はダブルレッグスタンドを取り付けてみましたよ。
コレですね。ESGEのダブルレッグです。今はググれば取り付け方とか、やんなきゃイケナイこととかが丸わかりなのでこういったスイス製品で大した取説がなくても分かってしまいますね。便利な世の中ですね。金具がFDワイヤーに干渉してしまうとか、脚を切り過ぎないようにしないとイケナイとかとか。なので取り付ける前に工具などを揃えておくことが出来ました。
まずは金具はこのタイプを使用することにしました。実際に取り付ける場所に置いてみますと確かにFDワイヤーに干渉してしまいます。ワイヤーの位置に印をつけてひたすら金工ヤスリで削ります。オイラが使用したのは半円型のヤスリでしたがなかなか削りやすかったです。
こんな感じでごそっと削ります。アルミ素材だからなのかまぁまぁ簡単に削ることが出来ました。
ワイヤーとのクリアランス的にはこんな感じ。これくらいあれば大丈夫でしょうね。さ、仮組みしてみましょう。
今回はこのようなゴム板を挟んで取り付ける予定でしたが、締めていくとなんだかブチっといきそうでこりゃあんまり耐久性ないだろうなぁということで、
革ワッシャー用に買ってあった革にして組んでみました。
しかし、ゴムと違って締めて行く間に滑ってずれてしまいます。ん~・・・。こういった情報ってのは目にしなかったのでズレるのを気にしない人はそのままだしなぁとかってネットの情報では分からない部分も出てきますよねぇ。そりゃそうですよね。実際にやってみないと分からないこともありますね。取り付けボルトも付属のだと鉄っぽいし70mmもあるので長すぎます。なのでステンのM10の50mmを用意しておりました。んで、革板はズレたままも嫌だし、だらしない感じのサイズ感だったので、ならばと、
両面で貼りました。そしてキレイに金具に合わせて切りそろえました。スッキリです。特に耐久性などは求めないので締める間だけ耐えてくれればいいということと、高さも出したくないので薄めの両面にしてみました。本体側はこの革に加えて回転させたくないのでゴム板を追加して貼りました。
さ、仮組みです。え?まだ仮組みなの?とお思いでしょう。そうなんです、この状態から実際スタンドを立ててみて後輪がどれくらい持ち上がるかを見て足を切って調整する必要があります。切るには本体をまた外さなくてはいけません。めんどいですがこれは仕方ないですね。
実際、こんな感じの高さでした。キレイな風景とのショットで自転車の立ち姿がお尻上がりだとちょっと違和感あるので、ここは適度な高さがあって、風景の中でも普通に自転車が立っている風な状態といったところを狙ってみます。
スタンドを立てた状態のスタンド部分の高さと、後輪を上げたい高さに持ってった時のスタンド部分の高さを測ってその差分を切るといった方法でやってみました。
ESGEにはメモリが振ってあるので解りやすいですね。
260と書いてある部分を金切り鋸で切りました。
切断面はバリバリなのでそんなバリバリは金工ヤスリでならしてサンドペーパーで滑らかにしておきます。そうしないとゴムキャップ痛めちゃいそうですからね。
そして、このくらいの高さになりました。脚が短くなった分、開脚幅が狭くなるので不安定にはなるのですが、まぁ普段使いには問題ないレベルかと。でも場合によっちゃぁ後輪が着地してしまいスタンドが宙ぶらりんも考えられますがそん時はそん時だなと思うようにしました。とにかく自然に立ってる風を目指しているのでここら辺で折り合いを付けました。
これで、完成。やっぱり加工がそれぞれに必要なのでめんどいですがやった感はありますな。とても不器用でめんどくさがりのうっかりにしてはよくやったと自分で自分を褒めて今はそれをつまみに酒飲んでおります。
たまにはこういうのもイイですね。