うっかり

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SilverCreek GlassProgressive 46ULB-G

46は4'6"でULはウルトラライトでBはベイトでGはグラスということでしょうか。そうですか。SilverCreekと言えば大昔からDaiwaの伝統的トラウトブランドですよね。そんな伝統的ブランドに手を出してしまいました。

 

Daiwa SilverCreek GlassProgressive 46ULB-G

全長:1.37、継数:2、仕舞:71、自重:71、先径/元径:1.6/7.4、ルアー:1.5~7

ライン:2~6、PEライン:0.3~0.8、カーボン含有率:31%

上流域ロッドのメインロッドとして、3g以下をストレスなく投げることが出来て、そこそこアクション付けられて、掛けた魚をバラさず寄せる。それを見事に形にしてくれていると感じましたので数ある候補の中から珠玉の逸品としてうっかりの前に現れました。(←大げさな。)うっかり的な本気ロッドがようやく決まりましたね。ブランクはワインレッドの心。い~まぁいじょう~そ~れ~いじょうあいされるぅのにぃ。あ、すみません、ワインレッド色でございます。ワインレッドからのほんのりブラウンといったところでしょうか。

 

リールシートは天然木スペーサを奢られております。トリガーはうっかりの好きなショートトリガーとなっておりました。こういったところもコスト掛かってますねぇ。グリップはシングルで短め。いやぁそれにしても生まれたての肌のようなコルク、コレをイイ感じに経年劣化させて行きましょうかねぇ。

 

そして大口径チタンsicガイドをセッティング。チタンだなんてぜーたくですね。やはりこのあたりはグラスのダルさをチタンでカバーしてるんでしょうかねぇ。え?ガイドで竿の感じなんて変わるわけないじゃんとお思いでしょう。まぁ調子が変わるかというと変わらないかもしれませんが感覚からするとチタンの方がシャキっとするんですよね。やはり軽いからなんですかね。その昔ufmウエダの竿買いに行った時に同じロッドにステンガイド仕様とチタンガイド仕様というのがあって実際に振ってみると全く違う竿のようでした。チタンの方が硬く感じたんですよね。ガイドセッティングって奥深いですよね。あ、ufmウエダといえば西村氏がお亡くなりになりましたね。シーバス、トラウト界のレジェンドだっただけにとても残念なニュースが飛び込んできました。氏が作る竿にお世話になりっぱなしでしたね。シーバスではCPS、トラウト本流ではSSTSTS。氏のご冥福をお祈り申し上げます。

 

写真はSTSでしょうか。どれも曲げて獲るコンセプトのもとキャスト性能、感度、寄せ全てが完璧に作り込まれた竿でした。しかしまぁ不相応な竿使っておりましたね。腕が竿に負けてるというか・・・。

話をSilverCreekに戻しましょう、うっかりはチタンもいいんだけどこの大口径の方にも魅かれておりまして、キャストで干渉しづらく放出抵抗減らす方向のこのセッティングには大賛成でございます。解禁当初のガイド凍結も視野に入れているようですね。こまけーな。

 

ISUZU BC421SSS VINTAGEと合わせてみる。イイ感じじゃないですか。グラスロッドにISUZUとこのゆるい感じと見せかけて実は中身はカリカリってとこが良き。3gルアー括って投げてみましたが今までのより雲泥の差で溜が効いて投げやすいです。フリップも簡単に出来てしまいます。カミサンにも投げさせてみたのだけどあっさりフリップです。「私でも出来るねぇ」とのこと。

 

とはいえですよ、軽いルアーをちょんちょんしたいうっかりとしてはこの子たちが投げられれば合格なんです。バフェット2.4gとチップ1.7g。バフェットは余裕でした。チップも若干気を使いますが普通に投げられるレベル。トラディショナルリールで1.7gを普通に投げられるってある意味ISUZUタフライトスプール+ダブルベアリングアイドルギアの恩恵は大きいですねぇ。リップ折るのが怖いのでフルキャストは出来てないのでこれは実釣でお試しするしかないですね。合格じゃないでしょうか。というか不合格だったらどうすんだよってなもんですが。チップをホントに快適に投げるにはフィネスリールの出番でしょうか。

 

ABUのLTに替えてやってみましょう。これもスーパーなシャロースプールに替えてあります。というかコルクがすぎるっ!(笑)部屋の中でチップをフリップしてみるとスムーズに飛んで行く。この竿にはどちらかというとロープロの方がお似合いのような気がしますね。とはいえISUZUを使いたいのでISUZUで行こうと思っております。この写真撮ってて気がついたんですが、

 

よくタックルとお魚さんを一緒に写真撮ったりするじゃないですか、うっかりはリール水に濡らすのいやなのであまりやらないですが、なんとそんな撮影の為にロッド両面にSilverCreekの文字が書いてあってロッドをどっちに向けてても写るようになっているのですね・・・。こまけーな。ってもこんな遊び心を垣間見ると所有する喜び汁がたくさん出てきてしまいますね。

 

さてと、長々と能書き垂れてしまいましたが、やっぱりうっかりは釣り道具が大好きなんでしょうね。どうもすみません。ようやくメインロッドが決まりました。あとひと月ほどですが、もろもろ準備して行きましょう。