釣りというものはそのお魚さんに会えれば完結ですが、そこまでの行程だけではなくてですね、その前の準備から釣りは始まっております。とりあえず釣りというものを始めてから50年近く経っているわけですが、ここ最近は実際の釣行よりもこの準備が楽しくなっちまっているのも事実。そう、こう準備したから結果はどうよ?ってな感じで試行錯誤の連続で答えをお魚さんに聞きに行く。そんな感じの釣りになっておりますね。まぁそれはそれでよいのですが、そんなこんなを繰り返しておりますとね、ふとこんなことを思ってしまうのも事実。
いつ本気出すねん。
と。
あ、いや、普段の釣りで本気出してないわけではないのだけど、釣りの最中もね、タックルがどうの、ルアーがどうの、ラインがどうの、フックがどうの、と頭を駆け巡っておりまして、今年も中盤も過ぎようとしておりますので、そろそろこの試行錯誤的釣行もいい加減にしてですね、キャストもおおかた決まり、タックルも決まり、ルアーもほぼ決まり、ラインシステムやらスナップやらフックの諸々も決まって来ているので一旦は「釣り」そのものに注視していこうかなどとこう思うわけであります。そう、真っ直ぐお魚さんだけに向き合うといいましょうか。
もう、能書きはエエって。
ね。
ということで、何をとち狂ったか外してしまっていた、マグネットを元に戻しました。
メガネも前回の釣行時に「中」が全く見えなかったので「遠」をゆるくして焦点を調整し、竿先がクリアに見えるようにました。
フックの巻きも一年前に比べればだいぶ洗練されてきました。
ということで、早速ですが明日の準備に入りましょう。状況的には関東も梅雨入りしました。前日は土砂降りの雨だったので増水していることが想像できます。本日は晴れ、当日は雨。降り始める時間にもよるかと思いますが一旦は引き気味となっている感じでしょうかね。あんまりいい傾向じゃないかも。
ここのところの暑さから瀬に定位してるのも居ることでしょうということで、今回は3g台以下しか持って行きません。手持ちのからピックアップしたものにフックを換装していきます。
そして、コチラ。蝉はまだ鳴いてはおりませんが、そろそろこの「虫」が効き出すころなのではないでしょか。コチラのダブルフックもなまくらになってたので細軸のトレブルに替えましょう。
ラインナップはこんな感じでしょうかねぇ。蝉浮かすのにリーダーは3.3lbsのモノフィラナイロンにしてみました。というかリーダーというよりティペットですね。
で、タックルはabuのスピニングタックルだけで行きましょう。えぇぇ!散々っぱらベイトいぢっておきながら・・・。いえいえ、先ほどから申しておりますが、お魚さんに向き合うんですってば。たしかにベイトに拘りはありますが、それは適材適所といいましょうか、3g台以下の世界で拘ってもねぇ・・・。ココは素直にスピニングです。蝉を遠くに飛ばしたいんデス!
緑色のタックルにはジップの迷彩柄でしょうか。お似合いですね。まずはこれから投げてみましょ。
さ、明日は蝉に食らいついてくれるのか?そんなこんなをアクションカムで撮れるのか?
楽しみですね。