うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

大潮新月一日目

本来は2月でシーバス釣行はおしまいとしておりましたが、竿買っちまったしなぁということで、キャスト練習という名目の釣りに行ってまいりました。ベイトの9ftロングロッドでのキャスティングは初めてのことなので、さて、どうなりますやら。

 

■2024年3月9日(土)20:30~1:30

大潮新月一日目、潮位80cmからのスタートです。いつものように橋脚2本杭から入水してNo.2沖へ向かって航路沿いをじりじりとワンキャストツーステップダウンです。

 

数少ない手持ちのシーバスルアーを順繰りに投げてロッドの感触を確かめます。ん~、意外と投げれそう。飛距離もスピニングとあまり変わらない感じなのでイイ感じ。釣れないおじさんの動画観てキャスティングの勉強したのが良かったのかも。

肩引き肘上げ45度っ!

一番軽い9.8gのビットストリームもそこそこ飛んでく感じです。58gのWCORKもよいしょっと背負い投げるとバカみたいに飛んで行きます。DCもイイ感じのブレーキ掛けてくれるのでこれでイケそうな感じです。

 

22:00鉄橋を渡る電車を眺めて何両編成かなぁとか思いながら数えてると、ビットストリームに明確なバイトが!やっぱり気を抜くと食いますね。しかしチョイ乗りでバレてしまいました。ワンテンポ遅れて水柱が立ちます。え~っとぉあのぉ~、なんでシーバスって既に鈎取れてるのに暴れるんすかね、

もう、鈎とれてますからぁ!

と、教えてあげました。しかしまぁ、ビットストリーム、釣れますなぁ。あ、釣れてはいないけどその後5バイツ。お魚さんを食わせる力たるや。恐るべしでございます。

バイトはあれど乗らないもどかしさ。実はうっかりはこの状態になると心が炎のように燃え盛ってしまうのです。いや、イラついてとかじゃなくてとても楽しい気持ちになってしまうのです。なんとか取ってやらねばってね。

そんなことを繰り返したばかりに、最干を過ぎ、2時間半・・・。ぐんぐんと上げ潮が効き始めました。ラストキャストねとか言いながら投げるとバイトがあるもんだからやめるにやめられなくなって、結局5時間も浸かってました。

バカなの?

結局ね、釣ることは出来ませんでしたが、おそらく全てがシーバスのバイトとかじゃなくて、どれかはベイトが当たってただけなのかもしれません。

いやぁ、心の底からベイトキャスティングシーバスを堪能いたしました。スピニングと違ってリトリーブ中もラインが踊らないので超絶集中出来ました。そりゃそうですよね、真っ直ぐ出て行って真っ直ぐ帰ってくるだけですからね。なのでとても静かなんですよね。漆黒の闇の中なんの音もしません。これでバイトなんてあろうものなら、

ビクぅっっっ!

っとなってしまいます。バックラッシュも油断すると発生してしまいましたがPE2号のおかげか致命的なトラブルにもならずなんとかなりました。いやぁ、これはキャストが楽しくなるロッドだなと。

あとは、鱗が付くだけと。

 

See you next tidal?