先月の末くらいでしたかね、突然LINEが鳴り、見てみると甥っ子からで、
「釣り連れてけ」
と。何の釣りがしたいのかを問うとなんでもよいと。まぁうっかりが考えることが出来るのは渓流とバスとシーバスくらいでしょうかね。その中から渓流はどうよ?というと良いと。まぁ渓流と簡単に言うけどやれウェーダーどうすんだとかシューズどうすんだとかってなりますよね。必要なら買うよとのことだったんだけど、ちと待てよと。カミサンの使えるかもということで先週はフィッティングさせてみるとぬぁんとウェーダー、シューズともにピッタリというまさか。じゃぁなんも買わんと行けんじゃんってなりました。で、タックルですが、初心者といえばスピニングとなるとこだけど、スピニングも触ったこともないとか言い出すので(小さいころやってたろが!)じゃぁベイトでいいんじゃね?となりました。さて、どうなりますやら。あ、場所はうっかりが昔ホームとしていた川にしてみました。ココこの時期とても気持ちイイんすよねぇ。
■2024年7月7日(日)6:30~15:30
本来なら夜明け前に現着と言いたいところですがまぁイキナリそんなこと言われると引くだろうなということで6時頃現着ということで4時にうっかり家集合となりました。3:30に目覚ましが鳴り、ウトウトと二度寝しかかったところで「もうすぐ着く」とLINEが。なのでスクランブル発進です。
いやぁやっぱりこの川は良いっ!季節的にはココはいつも一か月くらい遅れてる感じでまだ緑もキレイ。まずはキャスティングの練習からです。バック、フォアとテイクバックからの竿を曲げてそれからは力を抜く。そんなことを教えて何度かやらせると大してトラブルもなくなんなくこなす。ん~、筋が良いというか、この子はなんでもそつなくこなす子なんでしょな。普通にルアーを飛ばせるようになってきたところで遡行開始です。
甥っ子を先行させてお魚が居そうなところを教えていきます。川の状況としてはあんまり良くない感じ。そう、雨不足の減水状態。普段は隠れている岩が剥き出しとか、ボサ下に水が無いとか・・・。厳しいか?
そんな折、ボサ際に投げてワンチェイスあったので、先行してる甥っ子を呼んで、チェイスあったからこれから投げるルアーを見ててねと伝え上流側から見ているように指示してルアーをキャストすると先ほどのお魚さんが再度猛烈チェイスです。これは食うなと思ったので手前付近でスローダウンでバグっ!と食って来ました。その様を見ていた甥っ子は普段はクールなんだけど「うぉぉぉおぉ!」と興奮状態。いいの見せれて良かった。
ルアーはRAPID。コレ、飯田さんじゃなくても動かせました。というかとてもイイ動き。減水状態ではなおさらRAPIDの独壇場と言っても過言じゃないくらいアジャストしたんじゃないでしょうかねぇ。トゥイッチはもちろんただ引きでもピロピロとよー動いてくれはります。
一軍ルアー確定。
というか、RAPID写ってないし・・・。どうもすみません。
一方の甥っ子もなんなくボサ際までルアーが届いているのでチェイスです。先ほどのと同じくらいのイワナ君でしたが惜しくも食いっぱぐれてしまいました。しかし本人も大興奮でございます。
本命ボサ際も終わり、コーヒータイムです。エスビットで沸かして挽きたてをじっくりと。
うぅまいっ!
陽が照ってからも同じようなとこをランガンといった感じで移動しながらまわり、お昼になりました。ここまでは甥っ子は2チェイス。なかなか食わせきれないのだけど、まぁ実際操るルアーにお魚さんが反応してるので間違ったことはしてないのかなと。お昼になり、昼飯食いに行くか?このまま移動して釣り続けるか?と問うと、
「釣りを続けたいっ!」
とのことなので昔良く通った支流に移動してみました。
ココは2015年の大水の際に甚大な被害が出たところで、渓相も大きく変わってしまいました。のっぺりとした流れになってしまっており、とても残念ですね。このことがきっかけで仕方なくホームリバーを替えたんでした。
流れてきたガードレールがまだ残っておりました。まだまだ爪痕が見てとれますね。
そんな中、チャラ瀬を泳いでいたんでしょう。こんなにも小さい子が。この沢には放流されていないのでこの子はココで生まれ育ったものなのでしょう。とても健気ですねぇ。LUNAサスペンドチューンに食らいついて来ました。最近のお気に入りでございます。
ポイントというポイントも見当たりません。なのでチャラ瀬にある小ぶりの岩影とか、流れてきた木の根っこの下とかを撃っていくしかありません。甥っ子にはそんなポイントを撃つように指示して先行させ、うっかりはとりこぼさないように小場所の小場所を撃つかダウンでアプローチを替えながら遡行して行きます。そんな折、ダウンのAR-Sに食らいついて来ました。何度も通しているんですけどねぇ。スピナーって強いねぇ。
この川の特徴としては、やはり広葉樹の川ということでしょうかねぇ。お魚さんの写真もグリーンが映り込んでとてもキレイ。この川にして良かったぁ。
甥っ子はお魚キャッチまでは至らないまでも、緑の中の爽やかな空気を思いっきり吸っていたし、チェイスもあり、満足した様子。また行きたくなったら言いな、と伝えました。おそらくまた行こうと言い出すでしょう。その時はうっかりのホームで小さいのに遊んでもらいましょう。そうしましょう。