うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

メトロに乗ってバス釣りに

ん~、なんだか浅田次郎みたいなタイトルになっちまいましたが、まぁその通りなのでこのまま行ってみましょう。そうなんです、ようやく実現です。地下鉄乗ってぷらっと弁慶堀へ行ってまいりました。いやぁ、なんだか不思議な感覚でございました。釣り終わってボート屋さんに「あがりまーす」と挨拶して橋渡って階段降りたらもう、そこは、地下鉄の駅。ん~、なんか楽しい。このお手軽感。さ、釣りの方はどうだったんでしょうか。

 

■2024年6月9日(日)7:00~12:00

5:44発の電車に乗って、到着予定時間は6:40くらいでしょうか。1時間掛からないくらいですかね。

 

うっかりの路線から国会議事堂前までは直通で、ここで丸の内線に乗り換えます。

 

乗り換えたら一駅で赤坂見附駅に到着です。時間通りですね。日本の交通機関の素晴らしきこと。

 

弁慶堀へはD出口。エスカレーターがあり、それに乗って地上へ出ると、

 

今回の弁慶堀が目の前に。弁慶橋を渡ると、ボート屋さんがあります。

 

日本一の大都会のさらにそのど真ん中にバス釣り出来るところがあることに感謝です。そうですね、感謝しかないですね。

 

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受付を済ませ、まずはスクーパーフロッグをちょんちょんと。しかし残念ながら出ませんで、お次は、

 

カトテです。マス針で変に脇刺しとかせんで、ド定番SUGOIフックの1/0。真っ直ぐをキープしながらフォールで食わすイメージです。そう、昔ながらのノーシンカーでやってみます。カラーは020番ソリッドブラックでぼや~んではなくバリっと目立たせるようにしてみます。

 

岸際でギラっ!とした瞬間にラインに当たりが出たのでにゅいん!とフッキングでございます。無事にネットイン!弁慶堀ボートにはランディングネットまでも標準装備でございます。素晴らしいっ!

 

弁慶堀第一号!小さいけどそれはそれ。一発目は嬉しいもんですな。東京生まれのブラックバス。そう、ラージマウスバスとかじゃなくてブラックバスなんです。特定外来生物に指定した現都知事のお膝元で逞しく生きる大都会のブラックバスのお姿にしばし感動です。残念ながら大都会のほうにピントが合ってしまいましたが、それはそれ。

 

そして、ベイトタックルに持ち替えて、ウィード撃ちといえばコレでしょ!ってことで懐かしのカリフォルニアパドルのテキサスリグを括ります。シンカーはとりあえずの7gから開始です。

 

三宅坂ジャンクション(いやぁ都会だなぁ)に移動してウィードの穴撃ちを。しかし、バイトがありません。状況としてはアフター、もしくはアフターから回復傾向という感じではあるんだろうけど、曇天だからなのかも。そもそもそんな時期じゃないのかな。ということでオープンなとこでカトテノーシンカーに戻しましょう。

先ほどの真っ黒カトテを投げましたが、ギルバイトのみなんだけど、その久しぶりのギルバイトも小気味良いんでございます。なので、

 

3.5inにサイズダウンし、鈎はデコイのSSの3番までサイズダウンです。本気でギルを釣ってしまおうと試みます。ここはアオヒゲさんなのかアカヒゲさんなのか(はぁ?)カラーは341番ダークブラウンブルーギルです。ココのブラックバスはギルを捕食していると思われ、他の釣り人はブルフラットを投げている方多数でした。うっかりも念のため持って来てはいたんだけどココは敢えて昔ながらのルアーに固執してみます。

で、重た~い吸い込みバイトです。なんだかギルじゃなさそう。思いっきり合わせてドラグが静かに鳴ります。昔のシマノリールはドラグ音が小さいですよね。今回スピニングロッドはエムアイレトゥイッチンをカミサンから借りて来ておりまして(またかよっ!)、リールともに渓流タックルですので思いっきり曲がっておりますが、そこはエムアイレのトゥルーチャボロンですのでリフト力はありますねぇ。太い流れから本流ヤマメを引っ張り上げなくてはなりませんからこのあたりはバスロッドに負けず劣らずでしょうか。

 

サイズアップの35cmジャスト。ギル狙いでブラックバスでございます!よくあることでございます!弁慶堀ボートにはぬぁんとメジャーも標準装備されております。おそるべし!ほんとありがたいですね。

 

いいの釣れたしちと早いけど昼メシにしよう。都会の喧騒の中で食べるお弁当はコレはコレでアリかもと思いました。普段人っ子一人居ないとこで釣りしてますからね。

 

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さきほどのと同じくらいのブラックバスが沖をウロウロしてて必ずボートに近づいてくるのでハテ?と思っていたら、コレ、おそらくバスの稚魚ですね。子守中ということはまだスポーニング真っ只中ということなんですねぇ。この小さいお堀の中で脈々と受け継がれている命を目の当たりにしますとね、もう都知事は・・・あ、バス釣りに関係ないことを思ってしまいました。どうもすみません。子守中のバスは口を使わないと言われますが威嚇で口を使う場合もあるので、スポーニング絡み釣っちゃうのヤダなということで、ココはそっとしておきましょう。再びウィード穴撃ちに切り替えましょう。

 

シンカーを重くしてリアクション的に食わせるイメージです。鼻先にドスンと落ちたらパドルがブルン!で、咥える。そんな感じ。

 

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先ほどのスポーニング絡みは石垣付近でしたので移動してウィードの穴撃ちです。しかし、どうやらこれじゃなさそう。もう少し夏ぅな季節になったらやりに来ましょう。

ということで今回は12時で納竿です。東京のど真ん中でのブラックバス釣り。しかもブラックバス釣り自体が久しぶりでした。バス釣りはいろんな釣り方があってやってて楽しいですね。いやはや、堪能いたしました。

ありがとうございましたっ!