しぃぃらかばぁあおぉずぉら、みぃなぁみぃかあぁぜ~♪
コブシ咲く、あの丘北国ぃのあぁ北国ぃのぉ春ぅ~
まぁこんな書き出しの時は大抵釣れてない時の常套手段でございますね。そうです、
まるっぱげでした。
さてさて今日一日を振り返ってみましょうかね。
■2022年4月9日(土)
宿の朝ごはんは7時。なので5時半起床してゴソゴソと準備をします。
今回の相棒はトヨタレンタリース。即対応してくれるのは嬉しいですね。小回りの利くイイ子でございます。あ、一緒に写ってるの亀仙人じゃないっす。
朝一は本流。銀ぴか本流ヤマメ。あわよくばサクラマス。
ルアーはカツルアー。もうね、カツさん頼みでございます。あ、心なしかルアーが泣いてる気が・・・。
こんなとこをU字工事。刻んで行きます。まぁ朝飯前の朝一通りすがりのを拾う釣りなので30分くらいで上がります。
この辺りつがいでキセキレイが多く見られたのでその子らの足跡でしょうかね。
朝飯を食べ、7:30渓流へ向かいます。なんだか昨日の落ち込みはどこへやら。やる気満々のこぢらせ中年男がまず向かったのは鈴久名。ホントは釣り人の居ない昨日まわる予定だったとこですね。現着してやはり土曜日。ルアーメンがわんさか。GoogleMAPで駐車するとこ押さえてたとこは軒並み埋まっており、あぁ昨日だったらと肩を落とします。どうにかこうにか車停めて遡りますが川に対して釣り人比率多すぎなので仕方ないのだけど平気で頭取られてしまいます。もうこうなってくるとマナーもへったくれもないですね。カミサンと20年ほど前のGWに来た時にはこんなことは皆無でしたね。釣人すら居なくてのびのびのんびりと出来たんだけどね。20年も経つとミノーイングの世界も過密状態となっているようですね。なんだかギスギスした気分になってしまったので川替えです。鈴久名はイイ川なんですけどね。
鈴久名から山を越えて薬師川へ向かう予定でしたが・・・。あー・・・。今日は昼から車を引き取りに行かないといけないので昼までといった制限があるので川井から迂回して行くには時間が掛かり過ぎるということで薬師川を断念します。まぁ今回は予定通りいかないよねぇ。コレ見ても強行突破してる車が居そうですね。なんだかやりたい放題だな。釣り人が嫌われる意味が良くわかりますね。
小国川の支流へ向かう途中でハタ!と気が付きます。そうだ矢田川があるじゃないかっ!漁協の情報では2016年の東北初上陸台風10号の影響で埋まってしまったとのことでしたがどうしてもヒレピンシャンのイワナ君が湧き出るように釣れた記憶があるので寄ってみることにしました。この札も20年前に撮った覚えが。
川をみてみるとたしかに埋まっておりますね。しばらくやってみましたがさすがに隠れ場所がないので全く魚っ気なしです。前に入渓したと思われるとこまでのんびりと歩いてみますと、エサ釣り師がお二人おられました。状況と予定を聞いてみると埋まってしまったこの川でも釣れるのは釣れるとのこと。ここから堰堤まで登るとのことでココから釣り下っていいですかとお伺いするとどうぞどうぞとのことでしたので釣り下ることに。
釣り下るとすぐに堰堤があり、遠い記憶の中にこの堰堤があったなと。堰堤とはいいつつ砂防的なものではなく農業用水用でこじんまりとしたものですがなんかこの牧歌的な雰囲気がうっかりに合っているようですね。うっかりはこういった里川然としたとこのほうが好きなようですね。しばし一服。
置いてあるダルマシビックとおぼしき廃車は20年前にも置いてあった記憶が。なんだかノスタルジーな気分になってきましたね。さてと、ラストポイント行きますかね。
小国川支流に入りました。入渓点でバッティングして予定をお聞きすると釣り下って小国川合流点をやるとのことだったのでうっかりは予定通り釣り上がります。ところがここでも後から来た軽トラ野郎が頭を取りに来ました。オイラの入渓点からすぐのところに・・・。ありえん。かまわず釣り続けて一旦車道へ上がってみるとぬぁんと先ほどの軽トラが・・・。完全に故意的に頭取っとる・・・。開いた口がふさがらないとはこのことでしょうか。なのでこのまま釣り上がらずに車まで戻って頭取ることにしました。もうね気を使ってられませんね。
まぁ頭を取ったところで先行者は居たのでしょうね。丁寧に投げ、丁寧にトレースしてもこんなゴージャスなとこからチェイスすらありませんで。もう昼近くですからね。なんだかのっけから歯車が狂ってしまったのがズルズルと引きずられているようですね。渓流釣りに来て心がササクレだっても仕方ありませんね。
ま、長いことこんなことをやっているとこんな時もありますね。諦めましょう。崖を登って車道へでます。そんな崖の途中にあった苔むした木。ありがとうベイトタックル。
これはフクジュソウでしょうかね。黄色い可憐な花ですね。心が浄化されていきます。明日の釣りは朝飯前のサクラマスだけにしておこう。これ以上やっても結果は明白ですね。さ、お昼ご飯にしましょう。
宿近くにある十割そば屋さんにナニゲに寄ります。季節限定山菜天ぷらと南部そば大盛り。これが思いのほか旨くて、天ぷらの中には小さい川魚があってほろ苦い中に川魚独特の懐かしい香り。帰りのレジでお魚さんは何の魚ですかと尋ねたら小鮎とのこと。しかも自前で養殖してるとのこと!恐るべし!たらの芽はサクサクの中に茎部分はアスパラを髣髴させるポクポクした歯触り。そしてふきのとうは山菜然としたアクがほんのりと鼻腔をかすめます。旨い!そして蕎麦は十割とは思えないくらいしっかりとしており歯ごたえと蕎麦の香りがふんわりと。つゆと塩とワサビで頂きました。絶品でしたっ!
14時頃にタイヤ装着の連絡があり、引き取りに。DUNLOPのLE MANS Vというタイヤが付いてました。スポンジ入って静かなんだそうです。ありがとー店長!
ふぅ・・・。車が帰ってきてホッとしたのか今すぐにでも帰りたくなってしまいました。明日の予定は朝一サクラマス。食彩市場の海鮮モノ。三陸道。の三本です。
あすは釣れるとイイなぁ。←諦めの悪いヤツ。